「私が言った通りにしましたか?」 とノボルは伏せ目がちにアンジェラを伺った。
アンジェラは頬を染めて頷いた。「ごめんなさい、トイレに行った時、少し出てしまったと思うけど…」
「気にしないで。補給するから」 とノボルはアンジェラに指を挿しこみながら言った。そして、「あなたはいつも私のために濡れている」と嬉しそうに囁いた。
アンジェラはノボルの髪を指で掻きながら、彼の手のひらの上、腰をくねらせた。するとノボルはにやりと笑い、手を引っ込めた。
「ど、どうしてやめるの?」 あそこの中が急に空っぽになった感じがして、苦しいくらい辛い。
「何か欲しいモノがあるの?」 とノボルは何も知らないような顔で訊いた。
「ノボル、これって面白がることじゃないわ!」 と焦らされたアンジェラは泣きそうな声を上げた。
「何が欲しいのか、言ってごらん」 とノボルはアンジェラのシャツの中に手を入れ、キュッと乳首をつねった。
「ああんッ!」
アンジェラは背中を逸らせ、手を脚の間に持っていこうとした。だが、ノボルはその手を押さえた。
「…あなたが欲しいの」
「私の何が?」
アンジェラは、ノボルの分身がローブにテントを張ってるのが見えた。
彼に手を掴まれつつ、アンジェラは喘ぎ、訴えた。
「お願いよ! してほしいの。今すぐ! あなたの素敵で固いアレを私のあそこに入れてほしいの! ノボル、お願い! 激しくしてほしいの!」
ノボルは勝利の唸り声を上げ、アンジェラのスカートを真ん中から引き裂いた。そしてローブを脱ぎ去り、分身を彼女の濡れ切った部分に押し込んだ。
アンジェラのその部分はすでに驚くほど濡れていた。そのため、ノボルの下腹部が彼女の下腹部とぶつかり合うたびに、ふたりのつながった部分から体液が弾け飛び、シーツを濡らした。
「あなたは、さっきは私のズボンを汚したのに、今度は私のベッドもこんなにびちゃびちゃにしてしまってる」
ノボルは、激しく突きを送りながら、かすれ声で言った。アンジェラは喜びの悲鳴を上げていた。
ひとしきり激しく動いた後、ノボルは突然、アンジェラから引き抜き、分身をしごき始めた。その直後、半分ほど服を着たままのアンジェラの身体と顔に、次から次へと白く濃いロープが飛んだ。
やがて射精が終わり、ノボルは呼吸を整えながら、アンジェラの白濁にまみれた顔と身体を満足げに見下ろした。
アンジェラも満足の笑みを浮かべ、目をつぶったまま仰向けになり、呟いた。
「新しいスカートを買ってよね」
ノボルは、何か飲み物を得ようと、階段を降りた。その時、彼の携帯電話がなった。東京からだった。
「ナンダ[Nanda]?」
階上で水が流れる音がする。アンジェラがシャワールームに入ったのだろう。
「彼のシカゴとのネットワークの一部を辿ることができました」 電話をしてきたのはダイスケだった。「彼がシカゴで何をしているかは分かりません。ですが、彼だけではないのは事実です。何人か仲間を連れてきています」
「街にもっと人員を配置するようにしてくれ。あいつがどこにいるか、何をしているのか知りたい。できるだけ頻繁に連絡するよう」
「はっ[Huh]!」
ノボルはもはや喉の渇きが消えていた。楽しい気分が、サブローとその手下たちがシカゴを徘徊してるとの知らせで、台無しになっていた。心を浸食してくる不安を掻き消そうと、ノボルは再びアンジェラのところへ行こうと階段を登った。
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