「暗示の力」 by Nikki J. http://www.imagefap.com/pictures/3874358/Forced-Feminization-Story-The-Power-of-Suggestion
していることは悪いことだと知っていた。していた時すら、分かってた。大変なことをした時、無知だったからと主張できる人がいる。でも私は違う。私はずっと自覚していた。それが私を悩ませている。今でも。
もちろん、子供の時に父が読んで聞かせてくれたおとぎ話のように、社会は邪悪な人を懲らしめる、などということは実際にはない。私もそんな邪悪なのに懲らしめられていない人と言える。お金、権力、尊敬。私にはそのすべてがある。誰も、私の傲慢さや倫理観の欠如について言いたてたりしない。私は投獄されてもいない。一人の男性の人生を奪ったのに。彼の本来のアイデンティティを奪ったのに。厳密に言って私は法にすら背いていない。私の弁護士はそう言っている。
何よりも、私は誰かにもうやめなさいと言ってくれたら良かったのにと思ってる。自分の行為について警察に報告できるかもしれないという希望はとうの昔にあきらめていた。少なくとも私の生涯をかけた仕事を思うとそれはできない。手に入れられるかもしれないことを思い、自分が失ったものを見失ってしまう。それは実にたやすいことなのだ。
でも、それは今となっては、どうでもよくなっている。彼は去ってしまった。比ゆ的にも文字通りの意味でも。そしてそれはすべて私のせいなのだ。私の夫、私の最愛の人。彼が去ってしまった。単に、私が止めることができなかったせいで。
どうしても誰かに話さなければいられない気持ちになった。私の話しを誰かに伝え、判断してもらいたい気持ちになった。そして、これがその試みです。もう、遅すぎるかもしれないけど。自分がとった行動をはっきり示し、皆さんに判断してもらう。このような形で私は責任を取りたいのです。