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陽の光がシャーリーンの目をチラチラ照らし、彼女は目覚め、ベッドの中、背伸びをした。これまでの人生でこんなに気持ちよくぐっすり眠ったことは初めてだった。
だが、目を開ける前から、シャーリーンは何か以前とはまったく違った感じを味わっていた。両腕が軽くなったように感じる。動かしても、脂肪の塊が動く感じがしない。それにベッドの凹み具合。以前だと、この凹みに身体がしっかり嵌まっていたのだが、今はものすごく大きく感じる。
目を開けてシャーリーンが最初に気づいたことは、木製の天井板のふし穴や木目がはっきり見えることだった。メガネがいらなくなったのである! それとともに、彼女はあれが夢ではなかったことに気づいた。あの怪物もその後の自分の変化も、現実だったのだ、と!
シャーリーンはシーツを腰まで捲って、初めて自分の新しい身体を見た。張りがある大きな乳房。つるつるの染みひとつない白い肌。平らなお腹、細い腕。
シャーリーンはシーツの残りを投げるようにして捲り取った。そして自分の脚の間にあるものを見て、思わず悲鳴を上げそうになった。ペニスがついているのである。大きく、太い肉棒がだらりと太ももに横たわっている。バギナがあるところのちょっと上のところから生えていた。
ちょっと待って! 私のアレは? ああ、良かった。まだある。それにペニスの根元のところには小さなクリトリスも残っていた。
クリトリスに触れた刺激で、彼女の新しいペニスはむくむくと起き上がり始めた。シャーリーンは試しにそれを握り、上下に擦ってみた。気持ちいい…。
引き続き擦り続けていると、みるみるそれは大きくなり、最後には30センチもの怪物になった。あまりに太くて指で握りきることができない。固くなった肉の円柱を覆っている柔らかい皮膚を動かすと、不思議な快感を感じた。先走りで濡れている大きな紫色の頭部を指先でなぞっても、包皮を剥いたり戻したりしても、同じように不思議な快感が湧いてくる。
シャーリーンは片手でペニスをしごきながら、もう片手で最初に乳房を、次に乳首をいじった。乳房は信じられないほど柔らかく、しかも張りがあったし、乳首も以前よりずっと敏感になっていた。
シャーリーンは、乳首をつまみ、引っぱった。それから頭を下に傾け、つまんだ乳首を口に含み、ちゅうちゅう吸ったり、甘噛みした。ああ、びんびん感じる…。
ペニスをゆっくり擦りながら、もう一方の手を乳房からお腹へと這わせた。滑らかな肌をさわさわ触り、やがて、濡れた割れ目へと手を伸ばした。そこは、あの触手のせいで、ちょっと緩くなっていて、ヒリヒリした感じも残っていたけれど、驚くほど濡れていて、指は簡単に中へ入っていった。
シャーリーンはペニスをしごくペースを速めた。それにあわせて、みるみる絶頂に近づいていった。一方の手でペニスを握りながら、もう一方の手の指を2本、バギナに入れてGスポットを擦り、手のひらでクリトリスも撫でる。
それだけで、彼女をエクスタシーの彼方へと送り込むのに充分だった。シャーリーンは強烈にオーガズムに達した。巨大なペニスが次から次へとジェット噴出を繰り返し、彼女のお腹、乳房、さらには顔や髪の毛にまで白濁を振りかけた。
これまで味わったことがある絶頂感とは違った感じだった。ずっと気持ちいい。まるで、一度にふたつのオーガズムを同時に味わったような感じだった。ひとつは普通の女性のオーガズムで、もうひとつは、ペニスと下腹部のどこかを中心にしたオーガズムだった。本当にスゴイ!