2ntブログ



暗示の力 (20-21) 

20
アナルに挿した時のすごい快感。本当に理性が吹っ飛ぶ快感だ。今はマルチプル・オーガズムを感じられるようになっているばかりか、たとえオーガズムに達っさなくても、この行為自体がずっと気持ちいい。例えば、今日はお尻にディルドを挿すことにしようといったふうに、毎日決めてやってるというわけじゃない。計画してするってことじゃないんだ。でも、結局、やってしまってる。毎日、毎日。時には日に2回も。

ジェニーは帰宅するときに、僕がこれをしてるのを見るのが好き。僕の中に、意地悪になって、ひとりでいる時にしたいと思ってる部分がある。こういうのを求める姿を見られるのって恥ずかしいから。でも、なぜか、僕は望むこと、本当に心から望むことをしてしまう。それは何かというと、ジェニーを喜ばせること。どうしても意地悪になれない。でも、何のため? 僕はまだ自分の状況を変えることができないでいるし、ジェニーが僕が知ってることを知ってるかどうかも分からない。だから、今はジェニーにあわせて演じてる。こういうふうに条件付けされてる状態を放置してる。その条件付けって何のことか僕は知ってる。僕の行動を指図してるということだ。それこそジェニーが求めてること。彼女が期待していること。そして、結局は、その通りになってしまうこと。

だから僕はジェニーが帰宅してくる頃を狙って、リビングルームにいて準備を整え、プラグをお尻に入れたり出したりを始めるんだ。ジェニーはストラップオンで僕を犯したいと思うだろうから、そのための準備を整えておかなくちゃいけない。

グレーブ博士にコンタクトを取ろうかと思っている。彼なら助けてくれるかもしれない。少なくとも僕の身に何が起きてるか教えてくれるかもしれない。


pos20-blog.jpg


21
生れて初めてのブラのことについて日記に書くことになるなんて思ってもいなかった。ブラをつける必要があるの? いいや、必要ない。僕の胸は押さえが必要なほど大きくはないから。でも、つけたいと思った。すごく女性的な、女の子っぽい気持ちになれそうだから。つけるといつも意識する。そして今の僕がどんな存在かいつも意識することになる。そして、そのことでいっそう悩ましいほどの快感を感じるようになるんだ。

本当に女の子っぽくなりたい。でも、そうなりたくないという気持ちも同じくらい強くある。時々、人格が分裂しているような気持ちになる。

ジェニーは最近、ますますイライラしている。多分、僕が抵抗を示してるからだと思う。僕が抵抗する理由を彼女は知らない。それが彼女をイライラさせてるんだろう。僕の中の一部は…とても大きくて影響力の強い部分だけど…僕に何が起きてるかジェニーに教えたいと思ってる。でも、僕は教えない。いつの日か自由を勝ち取りたいと思ってるから。再び男に戻ることができるとは思っていないけど、少なくとも、自分自身の行動は自分で決められるようになりたい。自分でどうするか選択したいんだ。

最近、男性のことが気になってきている。しかも、かなり深刻に。例えば、あの男。家の前の通りの先に住んでる人で、毎朝、僕の家の前をジョギングする。彼はシャツを着ない。そもそもシャツを持っていないんじゃないかとさえ思う。上半身裸で走ってるのに、僕は彼を毎日、見てしまうんだ。しかも口に涎れ溜めながら。

昨日の夜、彼の夢を見た。僕は窓ごしに彼の姿を見てる。そして彼も僕に気づく。そして彼は家に上がってきて、乱暴に僕のいる部屋に入ってくる……

彼は僕を抱きかかえ、僕は両脚で彼の胴体を包む。僕はキスをして彼の汗を味わって、それから、大きくて固くなっているペニスに手を伸ばす……

彼は僕をカウチに放り投げ、僕の履いてるパンティを破る。僕は座ったまま、脚を大きく広げ、彼を迎える姿勢を取る。彼は僕のふにゃふにゃのペニスなんか気にしない。欲しいのは僕のアヌスだけ。

そして、その時、ちょうど彼が僕に入ろうとするとき、まさに僕が欲しいすべてが叶うその瞬間に、僕は目覚めてしまう。

この夢、何を意味してるんだろう。僕には分からない……

pos21-blog.jpg


[2013/12/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する