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淫乱ママ 第9章 (10) 

「ケイト! 早く来いよ!」

嫌悪してる人の声がして、一気に嫌な現実に戻された。フランクはあたしの手を引っぱって、メインステージの真ん前のテーブルへと連れて行った。

何だか、クラブにいる全員があたしのことを見ていた。テーブルに近づき椅子に座ったけど、ステージ上のストリッパーまでもあたしを見てる。あたしはすぐに脚を閉じた。みんなの飢えるような眼でパンティの奥を見てるような気がしたから。

クラブの中を見回すと、全体がひとつの大きな部屋になってて、そこにテーブルやら椅子やらがちりばめられている感じだった。カウンターバーは奥の壁際にあって、ほとんど裸同然の女の人たちが、お金を払うお客さんに飲み物を注いだり、出したりしていた。ウェイトレスはどの人も、小さなパンティと露出気味のブラジャーの姿。中にはセクシーなシースルーのランジェリ姿の人もいた。飲み物を運び歩くときに、お客さんたちにじっとり身体を見られるようになっている。

そのウェイトレスのひとりがあたしたちのところに来た。変態どもひとりひとりに注文を聞いている。若くて、ショートにした黒髪が可愛く、身体も素敵なプロポーションをしている娘さん。

この子、あたしに注文を聞く時、あたしの顔を見るより前に、あたしの胸に目を向けて、舌舐めずりをした。ほんの一瞬のことだったけど、その時の彼女の表情を見て、ちょっとドキッとしてしまった。注文を言うと、彼女はにっこり笑って、またあたしの身体に視線を向け、それからウインクをしてカウンターへと戻って行った。

フランクの方をチラリと見たら、この人、今の出来事をずっと見ていたみたい。ああ、もう! この変態男はそんなところ見てる必要ないのに! でももう遅い。

歩いていくあの子をちょっと盗み見したら、お尻が丸出しになっている。素敵な丸いお尻。それをみんなに見えるようにしていた。分かってる、分かってるわよ。あたしはそんなことしなくてもいいのは分かってるの。ちゃんと自分を抑えて、あの若い娘のお尻を眺めちゃいけないの。

「おお! 次はレイブンだぞ。もっと近くから見ようぜ!」 とフランクがあたしに手を差し出した。

いやいやながら彼の手を取って、一緒にステージに近寄った。フランクはステージの真ん前の椅子に座り、ここに座れよと言わんばかりの顔で隣の椅子を見た。ちゃんと椅子を引いて招くことすらしない。

仕方なく自分で椅子を引いて座った。その間、フランクはポケットから1ドル札の束を出していた。すぐにあたしたちの横に、他の変態仲間も集まってきて、レイブンという女性が出てくるのを待ち遠しそうにし始めた。

音楽がセクシーな電子音楽にかわり、ステージの後ろのカーテンが左右に開き始めた。

ひとりの女性が前に進んできた。そしてみんなの目がいっせいにステージに向けられた。あたしもそのひとり。彼女の美しさから目を逸らしたいとどんなに思っても、どうしても見ないわけにいかなかった。信じられないほど魅力的な身体をしてて、じっと見つめてしまっていた。

黒っぽい長い髪。それが肩から背中にかけて流れるように伸びている。セクシーなウェーブがかかっていて、ちょっとエキゾチックな印象を与えてる。と同時に、その身体。まるで磁石のようにみんなの視線を惹きつけていた。胸はすごく大きくて、すでに固くなってる乳首が薄地のレース・ブラを通して突き出てるのが見える。小さなパンティはバギナのところだけを覆っているようなもの。どこにも陰毛が見えないから、あそこはつるつるに剃ってるのは明らか。


[2013/12/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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