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淫乱ママ 第9章 (11) 

レイブンは、音楽のビートにあわせてステージ中央のポールを掴んでくるりと回り、動物的な目つきで観客を見まわした。自信も、どうすればみんなの心を掴めるかの知識も美しい顔に書いてある。その彼女と目があった瞬間、ドキッとして身体を強張らせてしまった。彼女はビートに合わせてセクシーな身体を動かしながらじわじわとあたしたちのところに近寄ってくる。あたしは羨ましいと思いながら、その姿を見続けた。彼女はあたしににっこりと微笑み、それからフランクの方へ身体を傾け、ほとんど露出した胸でフランクを焦らした。

「フランク? あなたのお友達、誰?」

どうして、みんながあたしのことをフランクの連れだと思ってるのか、分からない。

「ケイトだ。ケイト、レイブンだ」 とフランクは簡単に紹介をした。

レイブンはあたしに近寄ってきて、手を差し出した。彼女と握手したけど、この人に近寄られただけでパンティがすごく濡れてきてるのに気がついた。しっかりと彼女の瞳を見続けようとした。だけど、ダメ。目があたしを裏切って、視線を彼女の胸とか引き締まったお腹の方に向けてしまう。

「ハイ、ケイトです」 と視線を顔に戻しながら小さな声で言った。

「私はレイブン」 と彼女はあたしがどこを見てたか知ってるようで、あたしの顔を見て微笑んだ。

まるで、裸の男性を生れて初めて見て、見てるところを見つけられた小さな女の子みたいな気持になった。恥ずかしさで、顔に火がついたみたい。なんて言ってよいか分からず、ただ固唾を飲むことしかできない。

「私に1ドル、くれる?」 とレイブンが訊いた。誰かがあたしの手に1ドル札を握らせた。

レイブンはにっこり笑って、身体を起こした。それからビートに合わせてセクシーに腰を振り、指をあたしに向けた。立ちあがるように指で指示している。

何が始まるの? 何をすればいいの? 全然分からなかったけど、身体の方が勝手に動いて、すっくと立ちあがっていた。両脚が強張ってる感じ。立ちあがる時、膝の後ろのところで椅子を後ろに動かしていた。

なんか脚がぎこちない感じでバランスを失いそうだったので、少し脚を開いて安定感をちょっとだけ得て、同時に両手をステージの柔らかいパッドで覆われた縁について身体を支えた。

はたから見たらステージにかじりついてる感じに見えるかも。あたしの目の前で彼女が踊ってる。その姿に完全に魅了されていた。

レイブンはくるりと回ってあたしにお尻を向けた。ゴージャスなお尻。それが目の前で踊ってる。急に喉がカラカラになるのを感じた。

あの瞬間、音楽が聞こえなかった。何もかも急にスローモーションになって、見えるものと言えば、ステージ上の彼女の身体だけ。それもすごく近くにいる。

レイブンは脚を広げて、微笑みながらあたしを振り返った。でも、あたしは頬笑みを返すことすらできない。ただ、あの誘うようなお尻しか見てなかった。そしてあたしの視線は徐々にお尻から彼女の脚の間へと移り始めた。

突然、レイブンは脚をまっすぐ伸ばしたまま、上半身を前に倒した。そして脚の間から両手を出し、あたしの手へと延ばした。あたしも1ドル札を握ったまま、両手を突き出した。手が震えてた。するとレイブンはあたしの両手を握り、ぎゅっと引っぱった。それにつられてあたしも彼女に近づいた。彼女はあたしの手をお腹に当てて、そこを擦ってる。あたしはと言うと、両目を大きく開いて、彼女のお尻の頬の間を見つめていた。

彼女のあそこが見えた。細い紐パンティだからほとんど何も隠してないも同然だけど、その細い布地の下からかすかに濡れたところが見えた。

そんなあたしに構わず、レイブンはさらにあたしの手を引っぱった。顔が彼女のお尻にますます近づく。あたしはパニックになった。男たちがいっぱいのストリップ・クラブで、とても綺麗な女の人のお尻に顔を近づけてる。何センチも離れていない!

さらに手を引っぱられた。身体を曲げなくちゃついていけない。ふと、この姿勢のせいで、スカートがめくれ上がってるのをかすかに感じた。多分、あたしのお尻も後ろにいる人全員に露出しまってるかも。

こんなのやめたい。すぐに後ろを向いて、お尻を見られないようにスカートを元に戻したい。でも、できない。


[2014/01/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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