それからしばらく黙って横になったまま日光浴をした。熱い日光に照らされ汗をかき始めていたので、ときどき吹くそよ風が気持ちいい。俺は、トリスタの母親が本当にどんな人なのか考え続けていた。加えて、横にいるバルのことも考えていた。バルがソング・ビキニで歩く姿も見てみたいなと。
そこであるアイデアを思いついて、ショートパンツに手を伸ばし、ポケットから2ドル出した。そしてバルの方に目をやり、彼女が俺の方を振り向くまで彼女の姿を眺めた。
「何?」
「あそこの自販機からソーダを2本買ってきてくれる?」 と2ドル差し出した。
「はい、ご主人様」 とバルは跳ねるようにして立ちあがり、お金を取った。「喉がからからで死にそうだったの。」 とバルは裸足で砂浜を歩いて行った。
歩き去るバルの後姿を見つめた。やっぱり彼女の尻は最高で、目が離せない。バルは俺の視線に気づいたのか、肩越しに振り向いて俺を見た。俺が尻を盗み見してたのに気づいたのか、笑っていた。俺は、彼女が板張りの通路にある自動販売機に行くところまで、ずっとバルの姿を見続けた。
そして、俺は仰向けになった。バルのせいで、とてつもなくエッチな気分になっている。それに、彼女がさっき俺のことを「ご主人様」と言ったことが引っかかっていた。バルは、単に冗談で言ったのか、それとも彼女の俺に対する気持ちの表れで言ったのか、分からない。水着の中、分身が勃起して盛り上がっていたが、さらに先走りを出して濡れている。バルの股間を見たが、彼女も同じくらい興奮しているのは確かだ。
バルの方に目をやると、自販機の前、身体を傾け、ボトルを2本取り出してるところだった。取り出した後、こっちに歩いてくる。それにしても「ご主人様」と言うのを聞いた時、背筋をビリビリと電流が走った気がした。どうにかして、バルも俺の性奴隷のひとりにできないかと、考え始めていた。その妄想に没頭し始めた時、バルが戻ってきた。
「はい、どうぞ」 とバルは胡坐(
参考)をかいて座った。
俺も起き上がって同じく胡坐をかいた。このスタイルで座ると、股間に余裕ができて、水着の前にテントができることがなくなるのに気づいた。バルとふたりでソーダを飲んだが、その間も、俺は時々、彼女の乳首や濡れた股間をチラチラ見ていた。
「帰る前に、海に入って、汗を流そうか」 と俺は立ちあがった。
手を出すと、バルは柔らかい手を俺の手の中に滑り込ませた。その手を握って彼女を立たせた。海へと歩きながらも、ふたりとも手を握ったままだ。優しく互いの手を握り合いながら、水際へと進む。俺は心臓がドキドキするのを感じた。
水際に着き、互いに手を解き、相手に水を掛けあい始めた。あっという間にふたりともびしょ濡れになった。バルが俺の背中に飛び乗り、腰に両脚を巻きつけた。バルをおんぶする形だ。彼女の両足のかかとが俺の勃起に押しつけられている。背中には乳房がぎゅっと当たってるのを感じる。俺の首に両腕を絡め、抱きついている。
俺はわざと後ろに倒れた。ふたりとも水の中にどぼんと入った。そして互いに水しぶきをかけあいながら、ヒステリックに笑った。そして、さんざん水を掛け合った後、ようやく水から立ちあがり、元のブランケットがあるところへと戻ることにした。