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生まれ変わり:シャーリーンの話し (7:終) 


以前のシャーリーンなら、こんなに積極的なことをしようとすら思わなかっただろう。だが今の彼女は違う。

彼女は、狭苦しいトイレにスティーブを連れ込むなり、ドアにカギを締め、激しくねっとりしたキスをした。そして、彼の足元にひざまずき、あっと言う間に彼のズボンとトランクスを足首まで下げ、15センチのペニスのキノコ状の頭部を舐めはじめた。

スティーブは突っ立ったまま、うっとりとした声を上げた。「ああ、すごいよ! 前の君はこれをしてくれなかったのに。ああ、僕のを根元まで咥えこむなんて!」

シャーリーンはあの触手生物から多くのことを学びとっていたのである。だから、この中サイズのペニスを咥え、気持ちよくさせることなど、簡単なことだった。

ディープスロートしては、亀頭だけを口に含み、舌で敏感な部分をチロチロもてあそぶ。それを交互に繰り返しつつ、片手を彼の太腿について身体を支え、もう片手で睾丸を愛撫する。

程なくしてスティーブが身体を強張らせ、射精寸前になってるのを感じた。シャーリーンはいったんペニスを口から出し、身体を後ろに反らせて、彼を見上げた。スティーブは唸りながら言った。

「こんなフェラ、生れて初めてだよ。最高だ! でも、どうしてやめたの?」

「もっとあなたを気持ちよくさせることをしてあげたいから。してほしい?」

「ああ! 何でも!」 とスティーブはニヤリと笑った。

「じゃあ、後ろを向いて、身体を倒して。あなたの世界を揺さぶってあげる」

スティーブはちょっと不安だったが、言われた通りにし、トイレに覆いかぶさる格好になった。シャーリーンは後ろから彼のペニスを握り、ゆっくりしごきながら、彼の尻頬にチュッ、チュッとキスをした。

シャーリーンはちょっとクンクン匂いを嗅いで、彼がシャワーを浴びたばかりなのを確認した後、その尻の割れ目に顔を埋めた。舌先が彼の星印の穴を見つけ、そこをなぞり始める。「うーん……」と彼が声を上げるのが聞こえ、次に、大きな叫び声を上げるのが聞こえた。

「ああ、すごい! すごくイヤラシイ感じだ。だけど、ああぁぁ、すごい! 舌を僕の中に入れてるんだね!」

シャーリーンはただの下準備のつもりだったが、している間に興奮してきて、舌を出し入れすることにハマってきていた。舌を長く伸ばして、割れ目に沿ってゆっくりと舐め上げた後、舌を尖らせ、緩み始めているアヌスにねじ込む。

やがて充分、ほぐれてきたし、彼女自身も満足すると、シャーリーンは立ちあがった。スカートをめくり上げ、ノーパンの股間をさらけ出し、濡れた女陰から巨大なペニスを引き抜いた。そして自分で数回しごき、完全勃起の状態にした後、言った。

「スティーブ、ビッグ・サプライズをあげるわ。準備はいい? 行くわよ!」

その言葉とともに、シャーリーンはスティーブのキツイ肉輪に大きな亀頭を押し込み、その処女地の肉穴にぐいぐいと長いチューブを押し込み始めた。

「うあああぁぁぁぁぁ!」

スティーブは大きな叫び声をあげた。多分、レストラン中に聞こえ、客たちは静まり返っていたことだろう。だが、シャーリーンは気にしなかった。復讐をしているところなのだし、新しく得たペニスで行う初めてのセックスなのだから。

突然、挿入された驚きもあるし、しかもトイレという狭い空間であったので、スティーブにはとても逃れようがなかった。シャーリーンはお構いなしにずんずんと抜き差しを繰り返し、スティーブを捉えて離そうとしなかった。

狭いアヌスにペニスを締めつけられる快感。引き締まった尻頬と自分の下腹部がぶつかり合う音。そして男を征服してるという大きなパワー感。自分に自信がみなぎってくると同時に大きな快感も寄せてくる。荒波のように興奮が湧きあがってくる。

力まかせに、ぐいぐい出し入れを続けていると、やがて、スティーブの声が変わってきているのに気がついた。うめき声が。苦痛に満ちたものから、快楽に苦しめられているようなものに変わってきている。それに、突き入れるたびに、向こうからも腰を突き返してくる。

「スティーブ? あんた、エッチなのね。コレやられて、気持ちよくなってるんでしょ?」

「ああ、そんなはずじゃないんだが。でも気持ちいいんだ。うううーん、お願い、お願いよ、もっと強くやって!」

スティーブがこれを気に入ってると知ってシャーリーンは嬉しかった。実際、彼女はスティーブを傷つける気はなかったのだ。少なくとも、大きな傷を残すようなことは望んでいなかった。ただ、ちょっと偉そうな鼻をへし折って、屈辱感を味わわせたいだけだったのだから。

シャーリーンはスティーブの腰をがっちりと押さえ、本格的に抜き差しを始めた。長く太い肉棒を奥深く、強く押し込み、そして引き抜く。力強い抜き差しだ。それを受けてスティーブは身体の奥底からの深いうめき声やよがり声をあげ始めた。両手でトイレの奥の壁を突き、身体を支え、突きを受けとめる。

だがシャーリーンはそろそろ限界に近づいてる感じがしていた。できれば、スティーブにも一緒にイッて欲しいのだけど、この態勢では彼はペニスをしごけない。

その時、シャーリーンは、男でも前立腺を刺激することでオーガズムに達せるといった話しを思い出した。ひょっとしてと思い、彼女は突き入れの角度を変え、もっと下方を突くようにしてみた。

その効果はすぐに出た。スティーブのあえぎ声ががらりと変わったのだった。より高音に、ほとんど女のような声を出し始めた。身体をぷるぷる震わせている。

スティーブは、まるで歌を歌うような声になっていた。「ああ、やって、やって、やって、やって、やっ、やっ、やっやっやっやっややややや……!」

彼女もどんどん限界に近づいていた。腰が小刻みに動き続ける。スティーブの尻頬がキューっとすぼまり、彼女のペニスを締めつけた。それを受けて、シャーリーンは思い切り深く突っ込み、そしてふたり同時に叫び声を上げた。

「いっくうぅぅぅぅぅぅぅッ!」

シャーリーンの女汁が何発も何発もスティーブの直腸の奥深くに注ぎ込まれ、スティーブの男汁がトイレのふたにビュッビュッと跳ねた。身体がぷるぷると震え続ける。

しばらく時が過ぎ、やがて、シャーリーンは呼吸を取り戻した。さっと頭を振って顔にかかった髪を払い、そして腰を引いた。湿った音とともに彼女のペニスが弾け出る。

「これで犯されるというのがどういことか分かったでしょ、スティーブ」

ドレスを元に戻しながらシャーリーンは言った。

「あなたにはもう用はないわ。エージェントとしてもそれ以外でもね。あなたを犯すの楽しかったわ。誰か、私が本当にしたいなあと思える人を見つけて、またやってみるつもり。あなたも、あなたにしてくれる人を探した方がいいわね。セックスの時、男がさっきみたいな声を上げるの初めて聞いたわ。じゃあね!」

彼女がドアを開け出て行く間、スティーブは何も言えずにいた。ただ、茫然とした顔で肩越しに振り向いて出て行く彼女を見ていただけ。アヌスはいまだぱっくり口を開け、ズボンを足首に降ろしたままの格好だった。

シャーリーンは顔を上げ、堂々とレストランの中を進み、外に出た。そして、新しい人生へむけて車を走らせた。

おわり



[2014/01/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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