冷たい水を浴びたからか、薄い布地の中、乳首が立って、中から押し上げてるのが見える。信じられないほどの大きさだ。
その後、俺たちはブランケットのところに戻り、荷物をまとめた。タオルで身体を拭い、バンへと歩き戻る。俺はものすごく興奮していて、すぐに、その場でバルを犯したかった。だが、何かが俺を押しとどめた。それが何かは分からない。
車の後ろのトランクに荷物を放り投げ、バルは後ろから入って、車のロックを外した。俺は運転席に飛び乗り、エンジンをかけた。
「今日は連れて来てくれてありがとう」 とバルが俺を見ながら言った。
俺もちらちらバルの方に目をやったが、彼女の顔を見るのは時々だけで、むしろ視線はあの大きな勃起した乳首に向けていた。ともあれ、車を動かし始める。
「楽しかったよ」
「私も」 とバルはダッシュボードに裸足の足を乗せた。
バルは後ろの席に手を伸ばし、服を取った。ピンク色のショートパンツを足先に通し、長く細い脚へと引っぱり上げ、それから腰を浮かせ、パンツを通し、ボタンを締めた。次にタンクトップを取り、頭からかぶった。あっという間に着替えを終えていた。
次の通りを曲がり、進むと教会が見えてきた。トリスタの家とまったく同型の家の前に車を寄せる。家のスタイルは同じだが、トリスタの家とは教会を挟んで反対側にある。
「忘れないでね。深夜12時よ。私、待ってるわね」 とバルは車から飛び降り、ドアをバタンと閉めた。
窓から覗きこむバルに、俺は頷いて見せた。彼女はにっこり笑い、窓から手を伸ばしてきた。床に靴を忘れたので俺に取ってほしいとのことだ。俺は靴を取り、彼女に渡した。
「素敵な日をありがとう」
「こちらこそ」 と俺は他の車が来てないか注意しながら返事し、「じゃ、夜にまた」 と車を走らせた。
家へと車を走らせた。時計を見て、時間に遅れそうになってるのに気づいた。家に戻ってシャワーを浴び、それからブラッドの家に行かなければならない。家へと車を走らせながら、今度はステファニのことに意識を集中させることにした。
家の前に車を止め、トランクを開け、ブランケットとオイルを出し、ガレージへ行った。親の車はなく、まだ帰っていないようだ。家に入りタオル類を洗濯物入れに投げ込み、オイルを元に戻して、今度は二階に上がった。シャワーを浴びるためだ。
水着を脱ぎ、シャワーの温度を調整し、早速、浴びた。そう言えば、まだブラッドの母親の写真を印刷していなかったのを思い出した。ステファニが愛人のペニスをしゃぶっているところの写真だ。できるだけ早くシャワーを浴び、身体を拭き、髪を乾かし、歯を磨いた。そして、まだ親が帰ってないのを確かめたうえで、裸のまま自分の部屋に急いだ。
早速パソコンを立ち上げ、ステファニの写真を調べ始めた。ステファニが四つん這いになって、フェラをしてる写真を見つけ出す。それを全画面に表示し、印刷を始めた。
プリンタで印刷する間に着替えをした。ステファニ関係のものを入れてあるところから例のリモコン・バイブを取り出し、バッテリがちゃんとあるのを確かめた。着替えを終え、パソコンの前に座る。
プリンタは印刷を終えていた。その写真を取り、まじまじと見る。ステファニの女陰を見つめてるうちにペニスがひくひく言いだした。脚を広げ、こっちに尻を向けている。まさにこっちに誘いかけているような女陰だ。相手の男のペニスは半分ほど彼女の口の中に隠れてる。男は目を閉じていた。
俺は写真を畳み、簡単に取り出せるようシャツのポケットに入れた。それからクラブ・カフスからもらった封筒を取りだし、中からゲスト用のパスを一枚出し、畳んだ写真の間に挟んだ。ようやくひと仕事を終え、俺はしばしにんまりとして休んだ。そして、俺のやりたいことを考えた。