レオは踊った。しばらく前から女の子のような動き方をしていたのは知っていたが、女の子のように踊れるとは知らなかった。男たちは彼と踊り、彼は男たちの股間にお尻を擦りつけ、彼らのペニスが固くなるのを感じた。男たちは彼の体を触りまくった。上から下まで触りまくり、彼のお尻を掴み、乳首をいじりまくった。
男たちはレオにまともな乳房がないことなど、全然、気にしてないように思えた。
しばらく経ち、レオはある男を見つけた。運の良い男と言える、レオは彼の耳に囁きかけた。
「私と一緒に家に来ない?」
彼は体の大きく逞しい黒人だった。彼は説得など必要としなかった。レオはその男を簡単に家に連れ込むことができた。
*
男の名前はビンセントという。レオが家に着くまで得た情報はそれだけだった。レオはフェラをするのに忙しかったから。
男が車を止め、家に入ろうとした時、レオが止めた。
「ダメ、ここでやって!」
そう言ってパンティを脱ぎ、ビンセントの上にまたがった。手を後ろにもっていき、ビンセントのペニスをアヌスに導き入れ、早速、動き始めた。
思い切り喘ぎ、よがり声を上げながら、レオはビンセントがイクまで激しく動き続けた。レオはアヌスから精液が滴り落ちるのを感じながら、車から出て玄関へと歩き、そしてビンセントは走り去った。
*
次の月曜日。デスクに座り、タイプをしていた時、レオはフィリップス氏にオフィスに呼び出された。
ドアを閉めると、フィリップス氏が言った。
「そろそろ、お前のきつくて可愛い尻にヤッテやろうかと思うんだが、どうだ? パンティを脱いで、このデスクに覆いかぶされ」
レオは、またスパンキングされるのは嫌だったので、何も言わなかった。命令に従って、デスクに覆いかぶさり、自分でスカートを捲り上げ、ツルツルの丸いお尻を露出した。
フィリップス氏はレオのお尻を愛しそうに撫でまわし、その後、遊び半分でピシャリと叩いた。レオはお尻の肉がぷるぷると震えるのを感じた。さらに、背後でフィリップス氏がチャックを降ろす音を聞き、アヌスが濡れてくるのを感じた。
フィリップス氏はかなり激しくレオを犯した。まるで杭打ち機のように、激しく出し入れを繰り返した。レオの髪の毛を鷲づかみし、ぐいぐい引っ張りながら犯した。レオは痛みに小さく悲鳴を上げたが、すぐに苦痛の声はひっこめた。代わりに、どうしても別の声が出てしまう。淫らなよがり声だった。しかもちょっと声が大きかったかもしれない。後から思うと、彼の声は、オフィスにいた人の大半に聞こえていたと思う。
その行為はすぐに終わった。レオは、アヌスからスペルマを垂れ流しながら、デスクに覆いかぶさったままでいた。背後で、フィリップス氏はチャックを上げ、彼に言った。
「もう、行ってよい」
レオはフィリップス氏のデスクからティッシュを取って、お尻からの流れをできるだけ止め、それからパンティを引き上げて、スカートを直した。そして、「ありがとうございました」 と言い、部屋を出た。
*
続く2週間も、同じようなパターンで進んだ。フィリップス氏はほとんど毎日レオを犯した。レオは、フィリップス氏がレオに小さなペニスがついてることを知ってるのかどうか、よく分からなかった。知ってるに違いないとは思ったが、それについて一言も触れないので、よく分からなかったのだった。
クラブの仕事の方も順調だった。レオはかなりチップをもらえるようになっていたし、男たちにちやほやされることが楽しくなっていた。週末は、少なくとも2週に一回は、ダンスクラブに行って、知らない男を引っかけてくるようになっていた。大きなペニスも、小さなペニスも、白人のペニスも、黒人のペニスも、全部、体験したし、どれも楽しんだ。だが、やはり、大きな黒ペニスが一番好きだった。男たちの中にはレオの小さなペニスに気づいた者たちがいたが、誰も、気にしていないようで、皆、お構いなしにレオに打ち込みを続けた。
ある金曜日の夜、レオは、ダンスフロアでお尻を振って踊っていた時、見覚えのある顔に気づいた。バイト先のクラブでストリッパーをしているキャンディだった。曲が終わった後、レオはキャンディのところに歩み寄った。クラブの男たちの少なくとも半分は、レオがどこに行くのかと目で追った。もちろんレオはそれに気づいている。
「ねえ、あなた」 とレオはキャンディに声をかけ、ハグをした。ふたりは他愛ないおしゃべりを始めた。
するとあるところで、キャンディが言った。
「ねえ、あなたって、とてもいい動きをしてるわよ。クラブでダンスをするのを考えてるの? だとしたら、あなた、人気が出ると思うわ」
レオは顔を赤らめた。「それをするには、大事なものがないから」 と自分の胸を指差した。
「そんなの私も同じだったわ。最初に来た時は。でも、これのお金、クラブが出してくれるのよ」 とキャンディは自分の乳房を両手で押さえて見せた。
もうしばらく会話した後、キャンディは、明日の朝、早いのと言って、レオと別れた。レオはダンスフロアに戻って、また踊り始めた。
その日の夜、レオは生れて初めて3Pを経験した。大学生風の(ちょっとバカっぽいが、ものすごくイケメンの)若者ふたりを引っかけ、家に連れ込んだ。アヌスに1本突っ込まれながら、もう1本をおしゃぶりして、レオは天国にいる気分だった。複数の仕事をしなければいけないので大変だったが、喜んで成し遂げた。
一番良かった点は、男がふたりだと、スタミナも2倍になるということ。レオは、ほぼ3時間、ぶっ続けで犯された。ふたりが帰った時には、アヌスから白濁が流れていたばかりでなく、胸にも、顔にも、さらには彼の小さなペニスにもドロドロをかけられていた(あのふたりは、レオに小さなペニスがあることなど気にしてなかったようだ)。
疲れきって横たわりながら、レオはキャンディが言ったことが頭から離れないと感じていた。大きなおっぱいが大好きな男は多い。次のステップが何になるかは論理的に自明だった。
*
豊胸手術をしたいという申し出は、クラブの支配人から熱烈な支持を得、直ちに承認された(もちろん、素早くフェラをした後ではあったが)。というわけで、2週間後、レオはBカップの乳房を誇らしげに見せていた。
胸の重さにはちょっと慣れが必要だったが、すでにレオは女性のような挙動は会得していたので、問題なかった。職場で、仕事関係の電話を終えるとすぐに、フィリップス氏にオフィスに来るよう呼び出された。どんな用件か、レオには分かっていた。
レオがオフィスに行くと、フィリップス氏は、「ドアを閉めて、ブラインドを降ろせ」 と命じた。レオは、いつも通りに命令に従った。
「服を脱げ。お前の新しいおっぱいを見たいからな」
レオはブラウスのボタンを外し始めた。ゆっくりと焦らすように外していき、脱ぎ去った。今日のブラは黒のレースブラ。次にスカートのチャックを降ろし、床に落ちるがままにした。落ちたスカートから、歩み出て、フィリップス氏に、お揃いのガーターとソング・パンティとストッキングを見せた。
続いて、ブラジャーのホックをはずし、ストラップから腕を抜いた。腕を抜く時、腕をちょっと前に突き出さなければならなかった。それから、恥ずかしそうに前を隠しながらパンティを脱いだ。
フィリップス氏は、レオの小さなペニスを見て、少しくすくす笑った。
「おや、可愛いのをつけてるな。どうりでお前はなよなよしてるわけだ」
レオは、ガーターとストッキングだけの姿でフィリップス氏の前に立った。またスパンキングされるのだけは御免だったから。
フィリップス氏はズボンのチャックを降ろし、ズボンと下着を脱ぎ、ペニスを露わにした。そして、椅子にのけぞるようにして座り、「乗っかれ」と言った。
レオはできるだけセクシーにゆったりとした足取りでフィリップス氏に近づき、彼の下腹部にまたがった。後ろに手を伸ばし、フィリップス氏の大きなペニスを握り、自分のアヌスに導き入れた。簡単に入った。そして早速、カウガールのように乗馬を始めた。その動きにあわせて、彼の新しい乳房が激しく上下に揺れた。いつも通りに、フィリップス氏はレオに中出しした。
*
レアが、ダンサーとしてデビューする日が来た。不安でドキドキしていた。服は可愛い女子高生風の服にした。ひざ丈のストッキングを履き、髪はピッグ・テール(
参考)で決めた。スカートはとても短く、お尻の頬すら隠せていない。シャツは白で、裾を胸のちょうど下のところで結んだ。
「さあ、新しい娘が登場! みんなで歓迎しよう、チェリーだ!」 DJがアナウンスした。これを合図にステージに上がる。彼の舞台名はチェリーだ。
リアはカーテンをくぐってステージに歩み出た。ビートに合わせて歩を進め、ハイヒールでリズムを刻む。客席を見たら、お客がかなりいるのに気づいた。
リアはルーティン通りのダンスを行った。誘惑するようなダンスをしながら、徐々に服を脱いでいく。プッシュアップ・ブラから乳房を出すと、観客は喝采を上げ、1ドル札をステージに投げ込んだ。さらに、男たちが騒ぐ中、Gストリング・パンティだけの格好で踊り、ポールにつかまり、くるくる回った。リアはお尻や乳房を男たちの顔面に押し付けることもやった。これをすると5ドル札が飛んでくる。
全体的に、よいショーだったと言え、リアは、飲み物の給仕でなら1週間の労働を要するお金を上回るお金を儲けた。曲が終わると、投げ込まれたお金や脱ぎ散らかした衣類を拾い集め、舞台裏に戻った。
楽屋で、ブラをつける時、何人かのストリッパーたちが彼に祝福の言葉を与えた。
*
その数日後、レオは会社を辞めた。ストリップの方がはるかに儲けがあったから。フィリップス氏のおちんちんには後ろ髪を引かれる感じだったが、仕事自体には未練はなかった。
何週間か経ち、レオの生活は一定の型に落ち着いていた。セックスを誘われることもあり、たいていその申し出を受け入れた(かなりのお金をオファーされるのである)。そして多くの場合、彼は最後にはシャンパン・ルーム(
参考)で不特定多数の男たちにフェラをすることになるのである。
ある夜、リアが(エッチな婦人警察官の役で)ダンスを終えた後、バーテンのダンがロッカー・ルームに来て、言った。
「リア、お前に個人ダンスをしてほしいと言ってる男が外にいるんだが」
「いいわよ」 とリアはダンの後について、クラブへと出た。
ダンは、痩せた背の高い男にリアを引き連れた。漠然とどこかで見覚えのある男だった。多分、常連客ね、とリアは思った。
「お客さん、中に行きましょ」 とリアは男の手を引いて、奥の部屋へと向かった。
リアは男を椅子に座らせ、ダンスを始めた。ブラジャーを脱ぐまでたいした時間もかけず、早速、乳房を男の顔に擦り、お尻を勃起したペニスに擦りつけていた。それを数分続けると、リアも行為に嵌まってきて、ズボンの上から男の股間を擦り始めた。最後には、床にひざまずき、男のズボンのチャックを降ろし、ペニスを引っぱりだした。上目遣いに、客の目を見ながら、そのペニスを口に入れ、吸い始めた。
それから、今度はパイずりを始めた。リアは乳房ができたことで、これが一番好きだった。やっているととてもイヤラシイ女になった気がするから。男はリアの乳房に射精した。
しばらく休んだ後、男はリアに顔を近づけ、こう言った。
「僕のことを覚えていないんだね?」
リアはよく分からず、「常連さん?」
男は頭を横に振った。「違う」
「じゃあ、どうして、あたしにあなたのこと分かるのかしら?」 とリアは笑顔で訊いた。
「僕の名前はジョージ。ジョージ・ロビンソン。高校時代にお互い知ってたはずだが。今はチンポ舐めのおかまになってるのは誰かな?」
「誰って…」
「いろいろ夢を描いたが、こんなにうまくいくとは思っていなかったよ。ちょっとは抵抗するんじゃないかと思ったんだが。だが、違った。君は変化を喜んで受け入れて、無意識的に周りの女性たちの真似までし始めた…」
リアが混乱した顔をしてるのを見て、ジョージは続けた。「君にこれをしたのは僕なんだよ。僕は君をチンポ狂いの可愛い淫乱に変えた」
そう言って、ジョージは立ち上がり、100ドル札をリアに投げ、ドアの向こうに姿を消した。
*
ジョージは想像できないほど嬉しかった。とうとう復讐を成し遂げた。予想はしていなかったが、あの変化、男たちに惹かれるようになる変化がレオの意識下に働きかけ、さらなる変化に拍車をかけたのだ。レオは意識下では、自分が求めていることが分かっていたのだろう。本人が気づいていなかっただけ。その意識下のレオが、レオに求めるものを手に入れる道を進ませた。
最初は、単に、女性の歩き方や、立ち方、姿勢や振舞い真似することから始まった。次に服装だ。意識の上では、女性的な服装を否定してるものの、無意識的にそういう服装をするように変わった。最後に、意識下の実態に意識可能な心が追いつく頃になると、もうすでに後戻りするにははるかに手遅れになっていた。その頃にはレオはすっかりハマっていて、ジョージが思い描いたよりはるかに先に進むようになったのだった。
ジョージは、単に、レオをちょっとだけ女性的にして、ゲイっぽくすることだけを望んでいた。だが彼は、結果的に、レオをちんぽに飢えた淫乱ストリッパーへと変えたのである。
ジョージの電話が鳴った。
「もしもし?」
「もしもし、ジョージかな。君が私を覚えているか分からないが、私の名はオマール・ベルだ」
「あ、はい! ベル博士。ご機嫌いかがですか?」
表面的な挨拶をやりとりした後、ベル博士は電話をかけた本題に入った。
「君が、遺伝子工学の分野で驚嘆すべきことをしていると聞いている。そこでだが、私のあるちょっとしたプロジェクトに関して、君と一緒に研究できないかと思ってね」
「ああ、いや、アレについては今は終了しようと思ってるんです。ですが、僕の研究結果を買い取りたいとおっしゃるなら、もちろんお売りできますよ」
「カネなら問題はない。言い値で買おう」 とベル博士は言った。
おわり