だが、男は急にエレンの胸から口を離した。エレンは、しっかり押さえていた両手から男の頭が持ち上がるのを感じ、目を開けた。そして男が彼女の広げた脚の間に位置取っているのを見た。
筋肉質の大きな黒い身体。黒い顔はイヤらしい笑みを浮かべ、白い歯が異様に目立つ。薄ぼんやりとその姿を見ていると、突然、男が太い肉棒で彼女の濡れた割れ目を上下に擦り始めるのを感じ、エレンはぶるっと身を震わせた。丸々と太った亀頭が無遠慮に、あそこの部分を擦る。
それを受けてエレンの膣肉が反射的にキューっと収縮し、そしてまた緩んだ。まるで生き物のように勝手に収縮と弛緩を繰り返す。カラダが、ずっと求めていた黒棒に貫かれるのを期待して、勝手に動き始めているのである。
この悪魔のような男は私の忌まわしい秘密を知っている。だがエレンは歯を食いしばって堪え、自分に言い聞かせた。私は決してこの男を求めているわけじゃないの! この男は強引に私を奪おうとしているのだから、私は罪悪感を感じるべきじゃないのよ! 私の罪じゃないの ……… この男が ……… この男が無理やりしようとしているの!
とは言いつつも、身体は貫かれる期待にぶるぶると震えていた。それに、男の亀頭はただ濡れた割れ目を擦り焦らしているだけで、一向に挿入してこようとしなかった。
「むうううん …………… んんんんん ……………… んんんんんんッ!」
エレンは切なそうな悶え声をあげた。その声で間接的に切望のシグナルを男に送っている。さらには自分から腰を押し上げ、自ら男の一物で貫こうとさえし始めた。
「んんッ、んんっ…………… むんんんんッ!!」
必死になったエレンは、自分からふたりの身体が交わる部分に両手をもっていき、男の太い肉棒を掴んだ。彼女の細い指では、その逞しい肉茎を握りきることはできないが、それでも両手で握り、しっかりと押さえつけ、それから腰を突き上げた。
「あっ! ああぁっ ……………… はあぁぁぁぁぁッ!」
腰を突きだし、太い先端部に陰唇が左右に広げられるのを感じ、エレンははっきりとソレと分かる声をあげた。
「ああぁぁぁ ………………ハアぁぁぁぁぁぁッ …………………す、すごい …………い、いいぃぃぃぃッ!」
快楽をもたらす肉棒に、自分から進んで串刺しにされ、エレンは喜びの声をあげた。そしてエレン自ら腰を振りたて、出し入れを始めた。
「ハア、ううんッ ………あ、ハア、ううんッ ………ハアッ ………ハアッ ………ああぁぁッ!」
求め続けた黒ペニスをより深く、自分の淫らな陰部に咥えこもうと、ハアハア息を出しながら腰を前後に振り始める。
「イヤッ……お、お願い ……………お願いよ ………やって ……… 動いてください ……… ぐいぐい突っ込んでほしいの、お願いっ!」
自分だけが動いてることに切なくなり、エレンは必死に懇願した。
「ああ …………お願いです …………こんなのイヤッ………やってほしいの ………私をやって! ……欲しいのよ ……………… お願い …………私を好きに犯して ………私が欲しいことを知ってるくせに!」
オーティスは、さんざん焦らしたあげく、ようやく大きな手でエレンの腰を掴み、極太の黒ペニスをぐいっと奥に突き刺した。この一突きで、長大な一物の10センチ近くが一気に中に侵入した。
「ああッ! ………………ああ、いいぃぃぃ ………… いいの、いいの、感じるの!……ああ、もっと …………もっと深く、えぐって! アッ、すごい……………感じるぅぅぅッ ……………すごく、感じるぅぅぅぅっ!」
待ち望んだ快感にエレンは全身を震わせ、わなないた。
オーティスは思わずうなり声をあげた。この美しい若妻の女陰は、濡れているのにしっかりと自分のペニスを締めつけ、包み込んでくる。彼にとっては、まさに長年の夢が叶った瞬間だった。
ひとしきり、その名器に包まれる感覚を堪能した後、オーティスはゆっくりと動き始めた。狂ったようにのたうち回る美しい白肌の美女に対して、その逞しい肉体を前後に動かし始めた。嬉しいことに、こっちの出し入れの動きに合わせて、ミセス・ウィリアムズの方もふんふんと鼻を鳴らしながら、腰を上下に突き上げてくるではないか。しかも、膣の筋肉がキュッ、キュッとリズミカルに締めつけ、ミルク絞りの動きまでしてくる。
さらにオーティスを喜ばせたのは、エレンが両腕を彼の肩に回し、愛しそうに抱き寄せてきたことだった。マニキュアを塗った指が背中の腰のあたりを優しく引っ掻き、もっと深く入れてとせがんでいる。さらにはセクシーな長脚が持ちあがってきて、背中で交差し、腰を捉えて離さない。もっともっと取り込もうと、背中を反らし、乳房から腹、そして股間に至るまですべてを自分に差し出す格好になっている。
そんなエレンの反応に喜び、彼女がすでに自制心の垣根を超え、自分のモノになっているのを知り、オーティスはさらに彼女を煽ることにした。
「ウィリアムズの奥さん、あんた、黒チンポのためなら何でもする、ただの淫乱女だったんだな? え、違うか? 最初は、黒んぼのガキのちんぽを楽しんで、今度は、俺のちんぽを本気汁でどろどろにしてる。その黒んぼのガキは、奥さんのまんこに中出ししたのか? え、奥さん? あんた、そいつに中出しさせたんだろ? エロ奥さんだな。コンドームもさせなかったんだろ?」
返事がないのを受け、オーティスはぐいっと力強く突っ込み、強い調子で言った。
「言うんだよ! さもないと、ちんぽを抜いちまうぞ! いらねえんだろうからな!」
「イヤッ、イヤッ ………ダメ ………やめないで、お願い!」
エレンは両腕、両脚できくつオーティスにしがみつき、懇願した。
「その人は………… その人は私を ……………コンドームなしで犯したわ! だから …………後で …………洗浄しなきゃいけなかったわ!……お願い ………お願いだから、抜かないで! ……………お、お願い ………ヤッテ! アッ、いいッ …………そう ………… 突いて、もっと ……………もっと突いてぇぇぇッ!」
「俺の黒ちんぽ、抜いて欲しくないんだな? ウィリアムズの奥さん? コンドームもつけてほしくないんだよな? 生でやってほしいと。えぇ、奥さん? 中出ししてほしいんだろ? 俺の子供が欲しいのか? 欲しいなら欲しいって、ちゃんと言えよ!」
オーティスはそう言いながら、長いペニスをゆっくりと奥まで滑り込ませ、それから、また、ゆっくりと引き抜いた。亀頭部分だけが陰唇に包まれる状態にまで引き抜く。
美しい若妻が、その透き通った白肌の細い両腕とセクシーな両脚で、真っ黒な逞しい肉体を離すまいとしがみついている光景。しかも、その両脚は、男の背中でしっかりと交差し、腰が極太の黒棒をもっと取り込もうと必死に上下している光景。これは目を見張る光景だった。
「ああ、いいの、いいの、感じるの! やって …………犯して! いや、いや、いやん! ……………抜かないで! 出して …………出していいの、中に ………………子種をちょうだい ………………黒いあかちゃんをちょうだい! いいッ、いいッ、いいッ ……………いいッ ……………もっと …………もっと深くぅぅぅっ! 奥まで突いて! 中に出してぇぇぇぇッ! …………お、お願いッ!」
「おおっ…………うーん……すげえ、きついな、奥さん! なんて締まりだよ、奥さん! こんなに締まりが良くて ……………しかも柔らかくて、綺麗なのにな! なのに、奥さんは、黒チンポが欲しくてたまらねえ、淫乱エロ女だとはな、ええ? お前を俺専用のエロ女にしてやるぜ! こんなにヨガリ狂って、俺に嵌められて嬉しいんだろ、ええっ、奥さん? おおっ ………たまんねえぜ ……………うっ、また、締めつけやがった ………びちゃびちゃだぜ!」
「ああぁぁぁぁぁ ……………もっとヤッテ ………………やって、やって、やってぇ! 好きにやっていいの、あなたの女だから! だから、もっと…………アッ、アッ、アッ、アッ! いいぃぃぃぃぃッ! ………………あなたの黒い大きなおちんちん、最高だわ! ううぅッ、うう ……………いいぃぃぃぃぃ ……………いッ、いッ、いッ、いッ! …………………あっ ………あっ、い、いくぅぅぅぅぅぅぅぅッ! …………あぁぁぁ!」
エレンは黒い身体にしがみつき、叫び声をあげた。これほどないほどに股間を突き上げ、自ら長大なペニスを体内に取り込み、子宮の入り口に押しつけた。何もかも忘れるほどの強烈なオーガズムに両眼を白目にし、全身を震わせた。
オーティスも同じくうなり声をあげていた。
「おおおっ! ………………いくぞ、いくぞ、いくぞ! ……………熱いのをたっぷり出すぞ! たんまり出してやる、ミセス・ウィリアムズ! 俺の仕込んだ子種で、奥さんのお腹を膨らませてやるからな! 俺の子供が欲しいんだよな、ええっ、エロ奥さん! 俺の熱い精液を腹の中に欲しいんだろ、奥さん? 黒いあかちゃんを産んだら、旦那は何て言うかな?」
「いいぃぃぃ ………あっ、あっ、あっ、いいぃぃぃぃっ …………出して …………出して …………中に出してぇぇぇ! 感じたいの ……………出されるとこ、感じたいの ……………私の中に! ああっ ……………妊娠させて ……………あなたの黒い子種、ください! 主人が何て言おうと気にしない ……………どうでもいいの ……………あなたのところに行って、一緒に住むわ …………毎日、犯してもらいたいから!」
オーティスは、その逞しい身体でエレンの小さな身体を押しつぶさんばかりに、強烈な突きを送り、肉茎を根元まで押し込んだ。同時に、エレンの白い細腰を両手で押さえ、ぐいっと自分に引きつけた。
「おおぉ、おおぉ……ほら出すぞ、ほら出すぞ。奥さん、いいオンナだ。すごく綺麗だぞ。しかもすごくエロいときてる………旦那と寝るベッドで、こうやって黒ちんぽを嵌められてヨガリ狂ってるんだからな……くっ、くぅぅぅぅぅッ!」
オーティスは息を止めた。熱い白濁をエレンの子宮に撃ち出した瞬間だった。エレンの細脚がさらに彼の腰を締めつけ、彼から精液を一滴残らず絞り取ろうとするのを感じ、オーティスはうめき声をあげた。