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オマール・ベルの世界(キャプション) (2) 

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グレート・チェンジ以降、春休みはケビンにとってちょっと違うことになっていた。ビキニは身体を露出する感じで変だったが、元彼女がそれを着たら男たちの目を引きつけるわよと言ったのである。彼はビーチの向こうを歩いている逞しい黒人男を見ながら、思った。思い切って、期待してみようかと。

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ハリーはネイトの大きな黒ペニスを吸いながら、彼の目を見つめた。とうとう、やったのだ。その夜、ハリーは生れて初めて男を引っかけようと積極的に動いた。いちばん淫乱っぽい装いでクラブに出かけ、大きく強そうな男を引っかけたのである。

こうなるまでは長かった。たいていのboiは、何カ月も前に自然の衝動に負けてしまっていたが、ハリーはしぶとかった。身体の衝動に抵抗しようと頑張ったのだ。だが、やはり当然の衝動は否定できなかったのである。それは物事の秩序というものだ。ネイトが巨大な一物をハリーのアヌスに挿入した瞬間、ハリーはようやく理解することになるだろう。彼のようなboiがネイトのような男たちのモノになる理由を。

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コルビーはできるだけ強くディルドにお尻を突き出し、そしてゆっくりと引いた。彼のガールフレンドのアンナも同じことをした。ふたりにとって、グレート・チェンジの後、ふたりのセックスにコルビーのペニスがまったく関係しなくなったことは、考えてみれば不思議なことだった(そもそも、彼のペニスを使うこと自体、難しいことではあるが)。ふたりが愛しあう時は、アンナがストラップオンを装着してか、ふたりが反対向きになって双頭ディルドで遊ぶかのどちらかになっていた。

コルビーは認めたくないのだが、最近、彼は、本物のペニスはどんな感じなんだろうと思うことが多くなっている。

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ベティは、夫のロンが彼女のスリッパを履いてるのを見て、溜息をついた。いま彼は、たいてい彼女の衣類を着ている。元の彼の衣類ではサイズが合わないのだ。

ロンは前は大変なマッチョ男だった。とてもセクシーで、とても逞しかった。

だが、それはグレート・チェンジの前のこと。今も彼はセクシーだが、男性的な点でのセクシーさではないのは確か。

そして最悪なことはというと? 今は彼のお尻の方が彼女のお尻よりもずっといい形をしているということ。

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ジャネットはアンディがベビーオイルのボトルを舐めるのを見て、大笑いした。セクシーに見えるようにとしているらしい。ふたりは、アンディがずいぶん変わったことを冗談のネタにしてきていて、アンディはどうやったら男たちに色気を振りまけるか知りたいと言っていた。と言うわけで、彼はアパートの中を探し回り、ペニスに何となく似たものを舐めたり、吸ったりするフリをしたのである。これにはふたりとも大笑いした。

だが、ジャネットは彼に本当のことを言う勇気がなかった。つまり、彼がしていることは実際にはそんな笑いのネタではないということである。もっと言えば、かなりセクシーなことなのだ。それほどアンディの性的魅力は大きい。だから、単にふざけてしてることでも、ジャネットはどうしても彼が大きな黒いペニスを唇で包んでいる光景を想像してしまうのである。

だが、ジャネットは笑っていた。アンディのジョークに笑っていたのではない。ジャネットはアンディのパンティの中の小さな勃起を見ていて、とてもキュートなので笑いを止めることができなかったのだ。

いずれにせよ、この可愛いboiは、決まり切っているけれど、みっちり、しっかりしたセックスをされたいと切望することになるだろう。


[2014/06/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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