「アっ、アアっ………ああ、すごい………んッ……うぅぅぅぅぅ!」
メリッサの声の調子が明らかに変わっていた。侵入を繰り返す黒棒に、激しく腰を突き上げながら、ヨガリ始めている。
さらに何分かがすぎ、突然、メリッサは全身を痙攣させ、腰を激しく突き上げ、そして叫んだ。
「あっ、ダメッ …………………いっ、イクうぅぅぅぅぅッ!」
アーチーはメリッサの尻頬を両手で抱え、力強く自分に引きつけ、彼女の子宮奥深くにペニスを挿しこんだ。そのままじっと動かずにいる。彼が動かなくても、若い女体が生涯忘れることがないであろうオーガズムに、勝手にガクガクと震え、発作を繰り返すので刺激が途絶えることがないからだ。
それから3分ほど、アーチーはメリッサの身体を抱いたままじっとしていた。ようやく彼女の身体から緊張が抜け始め、力が抜けたように腰が再びベッドへと降りた。
アーチーは、ペニスを、亀頭だけが濡れた肉筒に包まれる状態へと引き抜いた。そしてメリッサのセクシーな両足を掴み、その柔らかな足裏に顔を埋め、足裏を舐めたり、小さな足指をしゃぶった。そして、ひとしきり足裏を堪能した後、細い白脚をベッドへと降ろした。自分の身体の両脇に。
メリッサは、激しい絶頂による疲労と余韻に、しばらくの間、意識が朦朧としていたが、その後、あの、長い肉棒がゆっくりと膣内から抜けては入ってくる刺激を感じながら、混濁した意識から元に戻る。そして、自分の身に何が起きたかを急に悟るのだった。
……ああ、私、何てことをしたの? 黒人にレイプされてしまった! しかも、その男の手にかかり、絶頂に達してしまった! 私がレイプされたなんて、警察にも夫にも、言えっこないわ……
そして今も、再び身体が反応し始めている。心では、無反応に横たわって、これが終わるのをじっと待つのよと言っているのに、身体が勝手に反応してしまっている。
長くゆったりとしたストロークでの出し入れが、やがて、次第にスピードを得てきた。メリッサは、この男がその薄汚い体液を自分の子宮の奥へ撒き散らすつもりであることを悟った。
……ああ、この男は、私の結婚記念日に私を妊娠させるつもりでいる! 今夜はビルが赤ちゃんを作ろうと私と愛し合いたがっていたのに!……
「お願い、ああ、お願いです…………………どうか、慈悲の気持ちを持って! お願い…………お願いだから、中に出さないで! 私 …………妊娠してしまうから、お願い! 夫の子が欲しいのよ!」
メリッサは必死に懇願した。だが、それはかえってアーチーの淫らな欲望に油を注ぐことにしかならなかった。ますますストロークが早くなっていく。
「奥さん、いいぜ、ほんとにいいカラダをしてるぜ。色っぽいし、キュッと締めつけもいい! 俺の黒ん坊の子種をいっぱい入れてやろうな! 黒い赤ちゃんを授けてやろうな! うおっ……くっ!……ほ、ほら、結婚記念日のプレゼントをやるぞ ………………うぐっ! うぐぐぅぅぅぅぅぅっ!」
アーチーは唸り声をあげた。黒肌の全身がきゅーっと緊張し、ぶるぶる震えた。メリッサの細い蜂腰を強く抱き寄せ、30センチを最奥に埋め込み、そして熱い精液を噴射した。
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ ……………………….!」
ペニスが体内で痙攣を始め、奥底で爆発的に噴射を始めたのを感じ、メリッサは悲痛なうめき声をあげた。強烈な射精で、それを受けて、メリッサは、またも望まぬオーガズムの高みへと舞い上げられる。
これほど奥で、これほど強烈に噴射するペニスは、彼女には初めての経験だった。あまりに熱く、その灼熱に中が溶かされていく。それに、これほど多量の精液を子宮に放出された経験も初めてだった。意識とは裏腹にメリッサの小さな身体は勝手に反応を始めた。ペニス全体を体内に取り込もうと、勝手に腰が突き上がり、細い白脚は、ギュッ、ギュッと収縮を繰り返す黒い尻の後ろで交差し、あたかももっと絞りだそうと尻の収縮に合わせて、リズミカルに締めつけた。
15分後。アーチーの巨体は今だに美しい人妻の上に覆いかぶさったままだった。彼のペニスはゆっくりと固さを失っていたが、今だにヒクヒクと痙攣を続けている。
「結婚記念日、おめでとう! ミセス・ウェーバー!」
その煽りの言葉に、メリッサは再び涙が目に溢れてくるのだった。
「おっと、時計を見た方がいいぜ、奥さん! 旦那が6時に帰ってくるんだよな? もう5時15分だ。旦那が愛しい奥さんに会いにくるまで45分しかねえぜ!…俺は、そんなに意地悪な男じゃねえからな。奥さんに、記念日のディナーに行く着替えをする時間くらいはやるよ!」
ニヤニヤ笑いながら、そう言って、アーチーは柔らかくなりつつあるペニスを一気に引き抜いた。抜ける時、スポンと音が鳴り、メリッサは恥辱に、ああっと声をあげた。
メリッサは時計を見た。もう5時半になっている。あと30分で夫が帰宅する。乱れ、汚れたベッドを見た。だが、それより悪いのは、自分の汚された身体だった。股間に手をやり、ベトベトになっている陰唇に触れる。指にドロドロの白濁がねっとりと絡みついてくる。あの強姦者の精子を子宮の隅々にまで注ぎ込まれ、中がそれで充満しているのは明らかだった。またも涙が溢れてくる。太ももの内側も擦れて痛かった。だけど、何とか力を振り絞って、起き上がった。レイプされた証拠を隠したかったから。夫は私のことを愛してくれている。そんな夫に妻が黒人に犯されたなんて…、黒人の子を身ごもったかもしれないなんて、言えっこない。