昼過ぎ、ビルは地元に戻り、車を走らせた。車を自宅から2ブロックほど離れたところに駐車し、家に戻り、待った。ビデオカメラに新しいテープを入れ、娘たちが部屋に置いてる2つの動物のぬいぐるみの間に隠した。
それからウォークイン・クローゼットに入り、衣類を整理した。ベッドは見えるが、安全に身を隠せる場所を確保する。
そうこうしている内に、ガレージのドアが開く音が聞こえた。ビルは早速ビデオの録画スイッチを押し、クローゼットの中に隠れた。
その数分後。ビルの愛する妻はアル・ランゲンドンと寝室に入っていた。ふたり抱き合って、熱のこもったキスをしている。その様子をビルはクローゼットの中から見ている。期待に心臓が高鳴っていた。
長々としたキスがようやく終わった。メリッサはベッドの方を向き、ベッドカバーとシーツを開いた。それが終わると、アルの方を向き直り、彼の前、ベッドに腰を下ろした。
片脚を持ち上げ、青いヒールを脱ぎ、床に落とす。それからストッキングを履いたままの足裏を愛人の膨らんだ股間にあて、もう片方の脚についても、持ち上げ、同じことをした。
メリッサが両足の足裏でアルの股間を擦る間に、アルはベルトのバックルを外し、チャックを降ろした。そしてズボンと下着を一緒に引き降ろした。さらに上着、シャツと脱ぎ去り、裸になる。
その間、メリッサは仰向けに倒れ、両脚を曲げて胸に抱える格好になった。アル・ランゲンドンが彼女の制服のスカートの中に手を差し入れ、パンストのトップを掴めるようにするためだ。
ビルの見ている位置から、妻のパンストがゆっくりと丸められつつ脱がされ、彼女のセクシーな白脚が露わにされていくのがよく見えた。
その1分後、メリッサの美しい素足がアルの黒いペニスを包んでいた。その極太の黒棒は、彼女の柔らかな白い足裏に挟まれ、今は前後に動き始めている。
メリッサは両ひじでベッドを突く姿勢で身体を支えながら、両足を器用に動かし続けた。脈動する黒ペニスを挟みつつ、徐々に速く動きだす。
あのモーテルで「本物の男」に全身に精液を掛けられた出来事。実は、あの出来事以来、メリッサはスペルマで身体を汚されることに喜びを感じるようになっていたのだった。
ビルは、その後に続いた倒錯した光景が信じられなかった。
「出して!…………ぶっかけて!…………身体じゅうに振りかけてほしいの…………私を汚して!……………口の中にも ………娼婦のように扱って!」
メリッサは足で黒ペニスを擦りながら、口を大きく開け、舌を伸ばしたりひっこめたりを繰り返した。まるで、ここが標的よとアルに伝えてるようだった。
アルは唸り、ハアハアと息を荒くした。目の前の美しい標的めがけて発射すると決意したのか、大きな両手でメリッサの両足を掴み、ますます速くペニスを前後させ始める。
「ほんとにエロい奥さんだ……………………くっ! …………出すぞ! …………ほら、イクぞ!……………………うぉおおぉぉぉぉっ!」
アル・ラングドンは大声で唸り、身体を震わせた。そのペニスはさらに大きく膨らみ、その後、一気に火を噴いた。
巨大な白いロープが宙高く飛んだ。そしてメリッサの額の真中に着地する。着地した白濁は、幾筋もの紐となって彼女の美しい顔を伝って流れた。
次にビルはメリッサが少しあごを突き出し顔を傾けるのを見た。そこに2発目の噴射が飛んだ。その噴射は直接、大きく開けた彼女の口に入った。
その後も、量は減少しつつも、何発も噴射が飛んだ。ねっとりした白濁がメリッサの制服の前面を濡らしていく。
ようやく射精が終わると、メリッサは足裏で今だ涎れを流すアルの亀頭を撫でた。
「ううぅぅぅ…………………いいぞ、感じる……………………おお、すごい!」
その後2時間、ビルはクローゼットの中で、自分と妻だけの場所であるはずの夫婦のベッドで繰り広げられるメリッサと逞しい黒人の上司との性行為を見続けた。
ビルは、改めて、このアル・ランゲンドンという男のスタミナに驚愕した。いったいどれだけ精液を分泌できるのだ、この男は! 昨夜から数え切れぬほど、妻の子宮や口に精液を放ったはずだが、それでもまだ蓄えを持っているようだ。確実にメリッサを妊娠させたと分かるまで、注ぎ込み続けるつもりなのか。
アルはメリッサとの会話では避妊の話しなど、一切、していない。もっと言えば、メリッサは繰り返し、子供を孕ませてとねだっているのだ。
ようやく、ふたりは行為を終え、服を着た。寝室に入った時と同じように、ふたり抱き合って、熱のこもったキスをするのをビルは見た。
ビルは実際に行為を繰り返すふたりを見て、メリッサが、単にビルを昇進させるのを確実にするためといったレベルをはるかに超えた行為をしたことをしっかりと悟った。いま見たことから察するに、メリッサは今後、自分の小さなペニスでは決して満足することはないだろう。メリッサは、もはや黒肉なしでは生きていけない女になったのだ。その結論をさらに裏付ける言葉も聞いた。長々とキスをした後、メリッサが言ったのである。
「ビルは日曜日にゴルフにでかけるの! 週末、子供たちは祖父母のところに預けることができるわ! だから……!」
その週の週末の土曜日、子供たちを祖父母の元に預けた後、ビルとメリッサは、ビルの昇進を祝って、豪華なレストランに行った。帰宅した時には、ふたりともちょっと酔っていた。ふたり一緒に寝室に入りながら、ビルは長年の夢が今夜、実現できるかもしれないと思った。寝室に入るとすぐ、彼はメリッサの腕を掴んで、彼女が結婚した「男」を見せようとしたのである。さんざん目撃したことを自分でも彼女にさせようということだ。ビルはベッドに座り、メリッサを自分の前、床にひざまずくように押し、こう言ったのだった。
「じゃあ、一発、フェラをやってもらおうか!」
ビルは唖然とした。いきなり顔を強く平手打ちされたからだった。妻の顔を覗くと、怒りに満ちた顔をしていた。
「いったい、どうやってそんな言い方できるわけ?! そんな汚らわしいことを私がするなんて、どうして思えるのよ! まるで私を街の娼婦みたいに!」
さらに、驚いたことに、メリッサはぐいぐいビルの身体を押して、廊下に追い出し、思いっきり強くドアを閉めたのだった。ビルは茫然と寝室のドアを見つめる他なかった。その少し後、寝室のドアが再び開いた。だが、彼の枕と毛布を放り出されただけ。
「今夜はソファで寝たら? 私は、そんな下品なことをして自分を貶めるような淫乱女なんかじゃありませんから!」
ソファに横になり、寝心地の良い姿勢になろうと苦労しながら、ビルは勃起を擦りながら目を閉じた。頭に数日前のメリッサの姿が浮かんでいた。まさにあの寝室で彼の上司をもてなしていた時の彼女の姿である。
「しゃぶれ!」とアルに命ぜられると、嬉しそうにいそいそとベッドから這い出て、床にひざまずき、ピンク色の唇で黒いペニスを咥えていた。ふたりが出しあった体液で濡れたままの黒ペニスであるが、実に美味しそうに舐めしゃぶり、咥えた後は頭を振って奉仕していた。むしろ奉仕と言うより、そうすることで自分の性的興奮を高めているようだった。粘液を放出するぞと言われても、決して顔を離そうとせず、出されたものをすべて飲み下していた。
「まったく、女ってやつは! 一生、僕には理解できないだろうな!」
ビルはそう呟き、寝返りを打った。少しは眠っておかなければ。明日の日曜にはゴルフに行くことになっているのだから、と。
何日かが経った。無事、昇進し、給与も大きく増加した。ビルは家の庭仕事の雑務はやめたいと思っていた。そう思ったのは、ある朝、オフィスからビルの外を見おろし、ビルの外の花壇を手入れするメンテナンス関係の男たちを見た時だった。家の庭仕事をする適切な庭師を見つけようと思ったのである。
「うーむ……いい庭師が見つかれば、庭仕事もせずに済むし、ちょっとすたお楽しみも見られるかもしれない」
彼はそう思った。
この地域には山ほど庭の手入れをする会社はあった。近所でも作業をしている男たちをよく見かける。だが問題は、ビルが決めたすべての条件を満たす適切な人を探すことだった。
1週間ほど、あちこち探し回った後、ビルは家の近所に挿しかかった時、ようやく有望と思えそうな男を見つけた。横に会社名を掲げたピックアップ・トラックが停まっていて、男が道具類をトラックに積む作業をしていた。ビルは角に車を止め、その男に話しかけた。
その男は「ジャックの庭サービス」という会社の庭師であると知った。会社と言っても、このジャック・ホートンという男がひとりでやっている個人経営の会社だ。 ビルは、ジャックと握手しながら、この男こそ完璧な候補者だと思った。60代半ばの、ややガサツな男。大きな身体だし、筋肉質で逞しそうだ。そして最も重要なことに、漆黒の肌の黒人! この男の粗暴そうで下品な様子を見ながら、ビルはメリッサがこの男に抱かれるのを想像し、ペニスがヒクヒク言いだすのを感じた。
ビルはジャック・ホートンに庭を一度見てほしいと言い、日時を決めた。その日時は、メリッサも家にいる時間でもある。