「美肉スチュワーデスへの飢え」 Hungry for Tender Stew Meat by Black Demon
http://www.blackdemonstories.com/hungryfortenderstewmeatx.html
ケリー・メイヤーは仲間の客室乗務員ふたりと共に12番ゲートへ向かっていた。彼女は、さっきまでいたコーヒーショックで、邪悪なセックス・マニアと背中合わせに座っていたことに気づいていなかった。ほんの30センチほど離れたところで、悪魔のような男は、ケリーのテーブルで交わされていた会話を熱心に聞いていたのである。
ケリーはフライト・アテンダントの仕事に誇りを持っており、フライトの乗務員として勤務につくときは、最高の見栄えになるよういつも気を使っていた。だが、まさに彼女の目を見張るような美しさのせいで、彼女はこの男の注意を惹きつけていまい、空港内で尾行されていたのである。
今のケリーにとって、人生は完璧すぎるほど完璧に思えた。これから往復の2便、勤務をした後、ポートランド郊外にある彼女の実家に戻ることになっている。ケリーの母は、来週に控えたケリーの結婚式を想い出に残る素晴らしい式にしようと、準備の仕事をすべて引き受け、ケリーを助けていた。ケリーは少女の頃から、ずっとスチュワーデスになるのを夢に見てきていて、この仕事は夢の仕事であったし、本当に国中を旅行するのが好きなのである。そして来週、彼女は、やはり夢に想っていた男性と結婚する。ケリーは自分は世界一幸せな女のように思えてならなかった。
しかしケリーは知らなかったのである。コーヒーショップで彼女の後ろに座っていたあの男が、彼女の完璧な世界を破壊する計画を持っていたことを。彼女の身体を使って欲望を晴らすことしか考えていない淫欲にまみれたアーチーという男である。アーチーは、まるでゲームをするような感覚で標的とした女をストーキングする。単に自分の邪悪な淫欲を満足させるためだけに、そうするのである。この男の飢えを知らない淫欲は、若く美しいスチュワーデスを犯すことによってしか満たすことができない。飢えを満たすためのゲーム。この飢えのことを、アーチーは、「美肉スチュワーデスへの飢え」と名付けて、ひとりご満悦していた。そして、今、若く純粋無垢なケリー・メイヤーが、アーチーのメインディッシュのメニューに載せられてしまったというわけだ。
普通、アーチーは到着便のスチュワーデスにしか注意を向けない。到着便のスチュワーデスなら、空港を出るところを尾行し、どこに駐車してあるどの車に乗るかをチェックできるからだ。さらに車を尾行し、住んでいるところもつきとめるのが理想だ。いったんそこまで達成できたら、尾行した美女について、詳細なメモをつける。女の容姿、車、住居、勤めている航空会社、その他の情報についてメモをつけるのである。
ケリーについては、その純粋無垢な表情に加えて、目を奪われるような美貌、そして輝く婚約指輪を見ただけで、アーチーは、注意を惹きつけられ、同時に勃起もしたのだった。もし可能だったら、今すぐ襲って、犯してえ! ケリーを見た途端、アーチーは思った。彼の思考は、脚の間にある亀の形をした頭で行われるのである。
……ちきしょう! …………… 今この場で、あの女の狭そうな割れ目にちんぽを突っ込んで、ヒーヒーわめかせてえぜ!
だが、この薄青色の制服を着たブロンド美女もその連れのスチュワーデスたちも出発便の入り口に向かっている。どうやら、諦めなければならないのか。あの女は俺の手をすり抜けた幸運なスチュワーデスたちのひとりになってしまいそうだとアーチーは思った。
アーチーが彼女のフライト番号と目的地をチェックし、別の獲物を漁ろうかと立ち去ろうとした時だった。彼女の親友と思われる別のスチュワーデスが彼女を呼びとめ、みんなでお茶でも飲もうとコーヒーショップに入ったのだった。
その呼びとめた親友らしきスチュワーデスは別の航空会社の制服を着ていたが、これも一級品の美女だった。到着便で降りてきたところのようだった。この瞬間から、事態がアーチーにとって好転し始めた。
その女も指に婚約指輪をはめているのを見て、アーチーは関心をこの赤い制服を着たブロンド髪のスチュワーデスに向けた。4人のスチュワーデスの隣のテーブルを確保し、最初に狙いをつけたスチュワーデスの真後ろの席につき、情報を求めて聞き耳を立てたのだった。
モカ・コーヒーを啜りながら、アーチーはにんまりした。青い制服の最初の標的の名前はケリー、赤い制服を着た親友の女はロリイであることを知った。ふたりは親友であり、ケリーは今度のフライトを終えた後、故郷に戻り、そこで結婚式を挙げるらしい。ロリイは結婚式で花嫁の付き添い役をやることになっている。さらに、このロリイも何ヶ月か後に結婚をすることになってることも知った。
ケリーの仲間たちは、ケリーがどこに新婚旅行に行くかを知りたがったが、悪さをされるかもしれないとケリーは秘密にしていた。ロリイは知っているらしいが、絶対に秘密を守ると誓っていた。
くっそぉ! ………… 新婚旅行かあ ………………… うーむ! できたら最高だろうな! ………………… この美しい花嫁を、まさにハネムーン先で串刺しにしまくったら! ああ、絶対だ! ……………… まさに新婚旅行の時に、俺の汁気たっぷりの黒肉をごちそうし、満腹にしてやる! さぞかし腹が膨れるだろうぜ! くくくっ!
ケリーの予定を聞いた後は、この日はもはや彼女を尾行する必要がなくなった。アーチーは、今度は、この到着便で帰ってきて、おそらく家に向かうであろうブロンド美女に集中することにした。じきに、また別の獲物をむさぼり喰らうことができそうだと、アーチーのペニスは早くもヒクつきだしていた。早速、安全な距離を置いて、尾行を始める。
コーヒーショップでロリイと別れた1時間後、ケリーはフライト機の中、乗務員席に座っていた。心は結婚式がある次の週のことでいっぱいだった。ターミナルでロリイと偶然会ったことも、彼女に式のことを伝えることができたことも本当に嬉しかった。
……ハネムーンのことロリイに口止めすることができて、本当によかったわ。うふふ…… ロリイなら、絶対に信頼できるもの……。
ケリーのハネムーン先をロリイは知っている。その情報を得たアーチーは陰湿な計画を練り上げた。ロリイがその秘密を吐かずにはいられなくさせる計画である。ああ、レイプするのは当たり前だが、ゴムをつけてやるか、つけないでやるかを選択肢に出してみようか。加えて、父親が心臓発作を起こし、ストレスが禁じられているというのも材料に使えるぞ。このふたつの材料で料理すれば、あの女に秘密を吐かせることができそうだ。