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淫乱ママ 第10章 (1) 

「淫乱ママ」 第10章 Slut Mommie Ch. 10 by fantasy69


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これまでのあらすじ

息子と娘の二児の母ケイト。写真好きの息子トミーにモデルを頼まれ、撮影されているうちに興奮し、息子と肉体関係を結んでしまう。バーや公園でも息子と性行為をし、靴屋では若い女店員とレズ行為も。アナルセックスでも燃えてしまう。淫乱になるのが好きなM属性のある熟女なのである。ある日、息子のカメラ仲間の撮影会に参加し、フランクという強引な若者に脅迫され犯され、後悔する。さらに息子たちのパーティでも若い娘たちと淫らな行為に耽る。その翌日は我が娘クリスティと夫に別々にスパンキングされ性的興奮を覚えるが、フランクから脅迫の電話を受け、動揺する。当日、フランクらに連れ回され、安バーでレイブンというストリッパーとプレーを強要されつつも興奮するケイト。だがあわや、輪姦されてしまうかというところで、アダムという用心棒に救われる。

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その夜、アダムはあたしたちを家に送ってくれた。車の中、後部座席であたしとリズは抱き合いながら小さな声で、この夜の出来事を話していた。

どういうわけか分からなかったけど、リズとあたしは、ふたりとも輪姦されてしまいそうになったという経験のために、ずっと親密になっていたみたい。もちろん、リズがあたしにしてくれた行為のせいもあったかもしれないけど。

でも、あたしたちの会話では、その夜に起きた性的な行為自体は話題にしなかった。リズはあたしに申し訳ないことをしたと感じているみたいで、しきりと謝っていた。確かに、リズはフランクと友だちになろうとしていたのは事実だけど。リズは、まだ大学生で、ずいぶん長い間、デートをしてなかったみたいで、そんなところにフランクが現れ、彼とつるんで遊んでみるのもいいかもと思ったみたい。リズはそう言っていた。

車がリズの家に着いた時、彼女と連絡を取り合って、彼女が大丈夫か確かめ続けるのが大事だと思った。だって、彼女くらいの年代の女の子にとっては扱いきれないようなトラウマ経験をしたんですもの。だから、互いに電話番号を教え合った。

リズが降りた後は、あたしは前の座席に移って、あたしの車が置いてあるバス停のところまで送ってもらうことにした。

アダムは車の中ずっと無口で、あたしも今夜の出来事について考え込んでいて、ほとんど会話をしなかった。

特にレイブンのことを考えていた。彼女のコトを考えると、すぐにからだが緊張した。彼女があたしの中から引き出したいろんな感情はとても強力だった。特に、あたしを従属的に扱うところ。あのことを思い出すたび、心臓がドキドキしてしまう。

正直言って、自分でも、そこの部分がちょっと怖かった。どうして彼女に従属的になった時、あんなに興奮したのか、自分でも分からないし、そんな自分の隠れていた部分が恐ろしい。あんな下品なことまでしてしまった自分。彼女のお尻の穴にお口をぴったりくっつけて、舌で穴をほじっていたあたし。あたしは眼を閉じ、頭を振って、あの時のことを頭から払いのけようとした。あんなことをしたなんて、本当に信じられない!

バス停の駐車場にはほとんど人がいなかった。アダムはあたしの車の横に車をつけ、エンジンを切った。あたしは彼の顔を見た。その瞳を見ると、あの深い青色の瞳であたしのことを見ているのに気づいた。その瞳には、どこにも「頭がおかしい」様子はなかった。あるのは静かで落ち着いた知性だけだった。

「アダム? ほんと、どう感謝していいか分からないわ。本当にありがとう。あの時あなたが現れなかったら、何が起きていたか分からない。あなたは……あなたはあたしたちを救ってくれた。あなたのためにあたしにできることがあったら、何でもいいから、教えて?」

あたしは自分が言った言葉を考えた。それに、今みたいにほとんど裸同然の格好でいることや、男性とふたりっきりで車の中にいるということも考えた。普通だったら、どんな男の人でも、たぶん、何かイヤラシイことを求めるし、その求めに応じてもいいわよと誘っている言葉になっていたのは知っていた。でも、なぜか、このアダムという人はそういうことを考えない人だと、あたしには思えた。そして実際、あたしの思っている通りだった。

「ケイト、僕は、どんな男でもするようなことをしただけだよ。あなたをあんな目に合わせてしまったことをすまなく思っているんだよ」

その後もあたしたちは車にただ座っていたけど、あたしの心の奥にちょっと引っかかっていることがあって、あたしはそれを訊いてみた。

「アダム? どうしてあの部屋で何が起きてたか知ったの? あいつらが何をしようとしていたか、どうやって分かったの?」

アダムは何も言わず、ずっと長い間、あたしを見つめるだけだった。

どういうこと?

「あなたはあの連中のことを心配していた。あなたは、何か問題が起きたら店の人たちもクビになってしまうかもと思ったみたいね? あのDJさん? 部屋にカメラかなんかがあって、それで、何が起きようとしていたか分かったの?」

「あの部屋にはカメラはないよ」 とアダムはゆっくりと答えた。

じゃあ、どうして? でもアダムは答えようとしてくれなかった。まあ、しょうがないわ。

あたしは彼の大きな手を取って、心をこめて握った。

「ありがとう」 そう囁いて、あたしは車から降りた。

あたしはそこに立って、彼の車が走り去るのを見届けた。それから自分の車をアンロックした。その時、急に、アダムの車のブレーキランプがともった。車をバックさせて、戻ってくる。

アダムは、あたしの前に車を寄せると、窓を開けた。彼の瞳は青色ではなく、虚ろな目つきになっていた。この瞳の表情は、彼は頭がおかしい状態になっているサインだとあたしは思った。

「可愛い黒い鳥が教えてくれたんだ」 と彼は低い声で言い、笑いながら、また走り去っていった。

どういうこと? 彼はまた正気を失ってるの? 狂気に支配されているの? そして、あたしは、その意味に気づいて、ハッと息を飲んだ。

レイブン…… レイブンが彼に伝えたのね。部屋をすり抜けた後に!

ああ、何ということ! あの美しい支配的なレイブン! てっきりフランクの仲間だとばかり思っていた! フランクたちにあたしが輪姦されるのを見て楽しむのだろうとばかり思ってたレイブン! 本当は、そのレイブンがあたしを助けてくれたのね!

あたしは、思っていたよりあたしの味方だった人がいたのに気づいて、思わずにっこりし、そして車に乗り込んだ。家へ車を走らせながら、レイブンのことを思い続けた。彼女の素敵なカラダ……。そして、そのからだにあたしがした行為……。


[2014/09/12] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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