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デス・バイ・ファッキング 第17章 (4) 

ジェイクは妻たちを見た。

「アンドリューから聞いたけど、君たちこの家では『プレーボーイ』を許さないんだって? これはどうするつもり?」

ドニーがくすくす笑った。「コーヒーテーブルの上に置いておくわよ。主人は有名人ですもの。アメリカは偉大な国でしょ?」

アンドリューが口を挟んだ。「僕は最後に『プレーボーイ』を買ったのは大学の時だった。僕の知り合いに、『プレーボーイ』のビンテージ・コレクションを集めてたヤツがいたけど、10年分は集めてたんじゃないかな。なぜか知らないが、そいつは卒業した時、そのコレクションを持っていこうとしなかった。全部売り払ってしまったよ……」

「……そのコレクションを見て、それを使ってやってみたいと思ったことがあったんだ。グラント・ウッズの『アメリカン・ゴシック』(参考)という絵を見たことがあるかい? 気難しそうな農民の男女の絵。家の前に立っていて、男は熊手を持っていて、女は山奥のおばあちゃんみたいな顔をしているの。僕はあの絵の複製プリントを買って、寮の壁にかけたんだ。それから『プレーボーイ』誌の中開きピンナップ写真を10年分調べて、ちょうど良いサイズでぴったりのポーズをとってる写真を見つけた。で、その女の子の顔の部分は切り取って、ボディ部分だけを取り出し、絵のおばあちゃんの顔の下に張りつけた。どうしてか理由は分からないけど、そうしたら隣に立つ農夫が前よりハッピーそうな顔になったように思ったよ」

アンドリューがこの意見を述べている間、誰もが彼を驚きと憐れみが混じった顔をして見ていた。

ジェイクが言った。「おい、アンドリュー、ちょっと僕としては心配なのは、君が、今日チャンスがあったら同じダメダメなことをするんじゃないかってことなんだが」

「もちろんするよ。しないわけないじゃないか」

妻たちが立ち上がった。そのうちのひとりが言った。「もう、あなたったら。日光に当たりすぎだわ。脳に影響が出てきてると思う」

もうひとりの妻も言った。「日光が他のところに影響を与えてない限りは、どうでもいいんじゃない?」

アンドリューはふたりの妻の腕をとり、私たち5人は家の中に戻った。

ドニーが私に「アンドリューを犯す部屋」を見せてくれた。『プレーボーイ』誌に書かれていた通りの部屋だった。それから私は、ディナーの前にちょっとシャワーを浴びる時間をもらい、その後、アドキンズ一家と対面するためにディナールームに行った。


[2014/09/16] デス・バイ・ファッキング 第17章 | トラックバック(-) | CM(0)

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