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淫乱ママ 第10章 (4) 


次の日の朝、あたしはもう一度シャワーを浴びて、すっきりした気分でいつもの家事の仕事を始めた。すぐに息子がキッチンにやってきて、真っ先にコーヒーメーカーのところに進んだ。

息子はいつもの短パンとTシャツ姿。息子があたしのことどう思っているのか、探る気持ちで見ていた。もう何日も息子とはからだの接触をしていない。ジーナと付き合いだしてから、息子はあたしに対する気持ち変わったのかどうか、ちょっと分からなかった。

「ママ? なに作ってるの?」

息子は、キッチンのこっち側に立ってるあたしを見ながら、コーヒーを啜った。すぐに息子の視線があたしのタンクトップへと降りていくのが見えた。ブラをつけていない胸のところへ目をやり、さらに下の腰へと視線が降りていく。下はタイトなパジャマだったから、あたしの腰や脚の線が、息子にははっきり見えてるはず。

「何も? 昨日の夜の映画はどうだった?」 とあたしはくるりと後ろを向いた。息子の視線が今はあたしのお尻に向けられているはず。

ちょっとそわそわしながら息子の返事を待っていた。息子があたしに近づいてくる足音が聞こえた。やっぱり、思った通り! 息子はあたしの後ろにぴったりからだを寄せて立って、あたしの両腕の下に腕を差し込んで胸を触ってきた。息子の手のひらに乳房が包まれる。ああん、気持ちいい……。

「トミー? それって、何か変な映画を見てきたんじゃないの?」 と息子の手のある位置をほのめかして、ふざけて訊いた。

息子はちょっと笑って、あたしの首筋にキスをした。

「そういう映画じゃないよ、ママ」

もう、息子に触られて、首にキスされただけで、あたしのあそこは濡れはじめている。どうしてか分からないけど、首筋は弱いの。そこにキスされるといつも興奮してしまう。

「ジーナは優しくしてくれた?」 と息子に囁いた。

息子はあたしの首筋にキスを続けたまま。片手がタンクトップの中に潜り込んできて、ノーブラの乳房に触れてきた。そして、もう一方の手はパジャマのズボンとパンティの中に滑り込んできて、指先でお豆に触れてくる。そこはすでに興奮して固くなっていた。

「トミー? ママの質問に答えてないわよ」

息子にこんなことをさせているあたし。それを思うといつもすごく興奮してしまう。息子の指はあたしのお豆を優しく擦り続けていた。

「ああ、優しくしてくれたよ。信じて」 と息子はキスをしながら呟いた。

ということは、ジーナはトミーとまたエッチしたのね。息子やジーナのような若いカップルがしょっちゅうエッチするのは普通のこと。それは分かってるつもりだけど、やっぱり、ちょっと焼き餅を感じちゃう。だって、なんだかんだ言ったって、息子にエッチしてもらったのは、あたしでなくて、ジーナなのだから。

あたしはくるりと息子の方に向き直って、息子の青い瞳を覗きこんだ。

「あらそう? それで、ジーナの方が良かった? …ママより?」 そう囁いて。息子の返事をそわそわしながら待った。

息子は何も言わず、ちょっとあたしから離れた。何と答えていいか考えているみたい。あたしも、その時になって、自分が何を言ったか改めて気づいた。あたしって、18歳の女のこと息子を競い合ってるということ? あたしの方がいいって証明できることがあるかしら? 何か誇れるような……?

「ママ、ママとジーナは違うよ。それだけだよ。ジーナは何もかもママとは違うのは本当。だけど、ママよりイイっていうわけじゃないよ。ジーナの匂いとか、味とか……ママにも分かるだろう?」

あたしはからだを強張らせた。ええ確かに。あのお風呂であたしはジーナのあそこを味わった。でも、そんなことを、いま、持ち出さなくてもいいのに! だけど息子に腹を立てる代わりに、あたしは、あの時の記憶で頭の中がいっぱいになってしまった。あの、ジーナが息子とエッチしていたとき、ふたりがつながっているところにお口を寄せて、ジーナを舐めた時のこと。

その後の展開は、あたしにも予想できていなかった。

「ええ、彼女、美味しかったわ……」 と小声で呟いた。こんなことを言って、急に恥ずかしくなって、あたしはうつむいてしまった。

息子はあたしの手を握った。「ママ? 今もジーナを舐めてみたい?」

今って? 何を言ってるの? ちょっと混乱してしまった。でも、すぐに、言ってる意味が分かった。息子はまだシャワーを浴びていないということ。ということは……息子のおちんちんは……ジーナの……!

なんてこと! そんなことをするなんてと、頭の中がぐるぐるしていた。息子を見上げると、期待してるのが分かる。大きく目を開いてあたしを見つめている。してほしいんだわ! ママにしてほしいんだわ!

「トミー? トミーはママに……?」

息子は何も言わなかった。だけど、表情がちょっと自信がなさそうな顔に変わった。

ダメダメ、息子のことをとても愛してるの。息子には、迷いを持たせたくないわ!

あたしは息子の手をギュッと握って、それからゆっくりと腰を沈めて、床にひざまずいた。

短パンを下げると、半立ちのおちんちんがあたしの顔の前に飛び出してきた。ぷーんとセックスの匂いがしてくる。ああ、この匂い、ジーナの匂いだわ。ジーナのあそこの匂いで間違いない! その匂いがゆっくりとあたしの感覚に染み込んできて、同時にあそこが濡れてきた。お口をおちんちんのすぐそばに寄せ、そうして、もう一度だけ息子の顔を見上げた。

自信がなさそうな表情が消えている。その代わりにあたしを見て興奮している顔になっている。


[2014/09/30] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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