出所http://www.imagefap.com/pictures/3142605/The-Omar-Bell-Universe-When-Did-You-Know%3F
気づいたのは、いつ?
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今から振り返ってみると、白人男性が、男らしいと言える存在だったなど思い出すことも難しい。だが、彼らが男性だったのは、それほど昔のことではないのである。たいていの人は自分がボイであることを完全に受け入れてきている。それは正しいことと言える……何だかんだ言っても、彼らはボイに他ならないのであるから。いろいろあれど、知る限り、彼らは今後もボイでいることになるのであるから。
変化は一晩で起きたように思えた。何が起きてるか誰もが理解できぬうちに、まさしく知らぬ間に、彼らは逞しい男性から、小柄で女性的なボイに変身していったから。とは言え、ある特定の瞬間を指摘できる女性も多い。世界が、そして白人男性がどんなふうになるか、その現実に目を開くきっかけになった、ある特別の出来事のことを指摘できる女性が多数いるのである。
そこで私たちは考えた。社会の様々な女性たちに、その時がどんな瞬間だったかを思い出してもらうのはどうだろうか、と。彼女たちが愛した男性は姿を消し、代わりにボイが出現したと気づいた瞬間のことを語ってもらうのはどうだろうか、と。その話は非常に興味深いし、良い情報にもなると思うからである。
続く話しは、そんな女性たちの話である。
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あなたが、彼が元気なボイになってるのに気づいたのは、いつ頃?
「何が起きてるか、知っていたのは確かです。ふたりで話しあったこともありました」とニコルは語った。「でも、彼はダブダブの服を着ていたし、それに……でも、まあ、たぶん、事実の否認の心理だったのだと思うわ」
「でも、とうとう、私、彼にどんなふうに変わったのかカラダを見せてって説得したんです……」
「彼、とってもキュートだった! あの小さなおちんちんに小柄なカラダ。もう二度と男性に間違われることなどあり得ないと思いました。あの時が私が知った時だと思います」
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彼があなたのパンティを履き始めた時が、その時?
「確か、あたしから頼んだんじゃないかしら」 とジェーンは言ってます。「ポールに、彼の下着はサイズが合わないんだから、あたしの持ってるのを着るべきと言ったんです。彼、嫌がったんですが、結局、諦めて、あたしの下着を履いたんです。その時、彼の姿を見て、あたしビックリして開いた口がふさがらなくなったんですよ。だって、彼のお尻、あたしのお尻よりも素敵に見えたんですもの! 彼が以前の彼ではないと分かったのは、その時でしたね」
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おふたりが、もはや、男性と女性という関係でのセックスはできないと分かった時が、その時でしたか?
「本当にいろんなことを試したんです」とアンバーは悲しそうに言った。「でも、どれも上手くいかなかった。どんな体位もしてみたんですよ。言ってみて、全部、試した体位だから! でもジェイクはとても小さくって……勃起してても2センチ足らずなの。最後には、一種、ハサミ合わせみたいな体位をしていたわ。レズビアンのカップルが互いに擦り合うような体位。もう彼にはできないんだわと思ったのはあの時だったわね。もう……私を貫くことはできないんだって」
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彼が伝統的には女性がする仕事に就いた時、その時が、それでしたか?
「ライアンはずっととても……男っぽい人だったわ。彼のどこをとっても、男オトコと叫んでいるような感じだった」とエリンは言っている。「もっと男っぽい仕事を挙げるなら、彼、建築現場の労働者もしてたもの……」
「でもグレートチェンジの後は、そんな仕事はできなくなってしまった。少なくとも、前みたいに上手にはできなくなってしまった。それからすぐだったわね、彼が他の仕事を探すように勧められたのは」
「彼が秘書の仕事に就いた最初の日のことを、昨日のことのように思い出すわ。とてもキュートな可愛い服を着て、ハイヒールとストッキングとミニスカートで決めていたわ。彼がめかしこむのを見た瞬間、私のオトコはどっかに行っちゃったって分かったわ」
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あなたが持っていないモノを彼が必要としてる、それを知った時が、その時でしたか?
「見るよりもずっと前に声は聞いていたのよ」とスザンヌは打ち明けた。「あの喘ぎ声は、聞き間違えようがなかったわ。最初、私は彼が浮気をしてるんじゃないかって思ったの。誰か他の女とやってるんじゃないかって。でも、私、その時まで、どうして彼の声が変わったことに気づかなかったんだろう。今も分からないわ」
「バスルームのドアを開けたら、そこに彼がいたのよ。前屈みになって、何か大人のオモチャみたいなのをお尻に入れていたの。彼がボイになったを知ったのは、あの時ね。あの時こそ、彼には私が持っていないモノが必要なんだと、気づいたんだと思うわ」
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彼が、男というより、あなたに近いと悟った時が、その時でしたか?
「私たちずっと前からかなり進歩的な夫婦だったの」とケイトは言っている。「新しいことを進んで試そうとする夫婦。だからボイたちは新しくあそこが敏感になったと聞いてから、間もなく、私たちも試したわ。私、ストラップ・オンを買ってきて、ふたりでやってみたの。彼、絶頂に達して、あの甲高い声で叫んだの……ホント、女のようないき方をしたのよ。あの時だったわね、私たち、もはや男とその妻の関係ではなくなったと分かったのは……もう永遠に、何か他の関係になったと思ったわ。