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親友 (10) 

マークがモデルになった話しをテレンスとジェニーにしたら、ふたりとも大喜びしていた。予想できたことだが、テレンスは写真撮影の現場に行きたいと言った(彼は、ボイを女の子とまったく同じように思っている)。ジェニーは、自分がモデルの妻になったと興奮していた。

みんなでワインを飲んで祝った後、いつも通りに、ジェニーとマークが早めに切り上げた。

寝室のドアを閉じてすぐ、ジェニーが言った。「マーク? あなたは、とてもオープンな人よね?」

「ええ、そう思うけど。どうして?」

「ちょっと考えていたの。何と言うか、3Pしてみたら楽しいんじゃないかって」

マークはちょっと思案した。「別の女の子を混ぜると言うこと? 分からないわ」

ジェニーは眉を吊り上げて彼を見つめた。「そんなこと言ってないって分かってるでしょ?」

「分かってる」とマークは微笑んだ。

「で、どう思う?」

「分からない。それって……正直、君を他の男と一緒にしたら、自分がどんな気持ちになるか分からないもの」

「他の男?」 とジェニーは聞き返した。「他の」のところを強調して。

「ああ、いいよ。君を他の人と一緒にしたら、と言いかえるよ」

「それであなたが気持ちよくなれるならだけど、私自身、自分がどんな気持ちになるか分かっていないの。死ぬほど嫉妬心を感じるかもしれない。何と言っても、あなたにするのは私なわけなのに、その領域に別の人が割り込んでくるわけだから」

マークは後ろを向いて、お尻を軽く叩いて見せた。「ここ? ここが君の領域? うふふ」

ジェニーはマークに襲いかかり、ベッドに押し倒した。そしてキスをした後、言った。

「そうよ、その通り! そこは私のモノ……だけど、あなたがその気なら、そこを他の人と共有してもいいと思ってるわ」

マークはちょっと黙りこんだ。ジェニーは彼の乳首を何気なくいじり続けた。そして、ようやくマークは口を開いた。

「楽しめるかもしれないわ。でも、誰を?」

「まさにこの家に、できるカラダをした男が一人いるのを知ってるけど?」 とジェニーが言った。

「テレンス? 本気で? いや、それは変だわ。私と彼は、親友なんだし」

「私を信じて。彼にとっては変でも何でもないはず。彼があなたのキュートで素敵なお尻をじっと見つめているのを何回も見てきたわ。それにあなたも知ってる通り、彼はボイだろうがなんだろうが気にしていないでしょ? 私、それができそうなストレートの男性は他に知らないし。加えて、あなたが知ってる人の方が、たぶん、良い結果になると思うの」

ちょっと間をおいてマークが言った。「彼はハンサムよね?」

「ええ」 とジェニーも同意した。

「いいわ」とマークは答えた。「でも、ジェニーから頼んで。私には頼めそうにないから」

「あら、ダメよ。あなたから頼まなくちゃ。それも仕事の一部よ」 とジェニーは柔らかな笑い声をあげた。

「でも……」と言いかけ、「ああ、もう、分かったわ」と答えた。

「じゃあ、こういうふうに運んで」とジェニーが言い、説明を始めた。マークは顔を真っ赤にして聞いた。

*

その時、テレンスは寝室の中、ベッドに横になりながら、テレビでスポーツ番組を見ていた。するとドアをノックする音がし、彼はすぐに「どうぞ」と言った。

ドアが開き、そこにはマークが立っていた。全裸だった。テレンスは、マークが変身を始めてから毎日、彼の姿を見てきていたが、この瞬間まで、あまり注意して見てきたわけではなかった。確かに、ふと気がつくとマークのキュートなお尻を見つめていたことはあったが、ドアの向こうに立つマークの姿と言ったら………テレンスは言葉を失っていた。

マークの裸は完璧だと思った。身長155センチ。57キロ。ほっそりと引き締まった体。だが、あるべき場所にはちゃんと柔らかそうな肉がついていた。メークの小さなペニスすら、テレンスには可愛いと思えた。

「あのね、テレンス……?」 マークはもじもじと女の子のような声で訊いた。「ちょっと寝室で手伝ってほしいことがあるんだけど、お願いできないかしら?」

「あ、ああ、いいよ。どんなこと?」

「あの……私たち… ああ、何て言ったらいいか…… んもう! おちんちんが必要なの。この家では男はあなただけだし……」 マークはためらいがちに言った。そんな恥ずかしそうに言う仕草もテレンスにはキュートに見えた。「だから…何と言うか…」

「オーケー」 とテレンスは先を言おうとするマークを遮った。

マークは興奮を隠しきれず、パッと明るい笑顔になった。テレンスはベッドから立ち上がり、マークは彼の大きな手を握って引いた。マークに導かれて別の寝室へと向かいながら、テレンスはマークの素晴らしいお尻から目を離すことができなかった。

寝室に入ると、そこには素裸のジェニーがいた。大きな乳房が自慢げに胸から盛り上がっている。

「私たちのオトコが来たようね」

ジェニーはそう言って微笑み、テレンスの元に近づいた。そうしてマークに目配せをし、マークはそれを見て頷いた。そして、ふたりは床にひざまずいた。

マークが手を伸ばし、細い指でテレンスのスウェットパンツを降ろした。トランクスが現れ、次に、すでに固くなった20センチのペニスが現れた。最初はジェニーからだった。ロリポップのように舐めはじめる。そのすぐ後に、マークも顔を寄せ、テレンスの睾丸にキスをし、舐めはじめた。

マークはゆっくりと肉茎を舐め上げていき、その間、ジェニーは亀頭を舌で舐めまわした。ふたりともテレンスを見上げた。マークは大きな茶色の目で、ジェニーは青い目で。ふたりは何分かそうやってテレンスを焦らし続けた後、ジェニーが彼の亀頭を口の中に入れた。そして、頭を上下に振って、本格的に吸茎を始めた。マークは睾丸のお世話を続けた。

しばらくして、ふたりは交替した。マークはゆっくりとテレンスのペニスを口の中に入れていき、その味を堪能した。できる限り口の中に入れた後、ゆっくりと吸いながら、出していく。出し入れを続けながら、できる限り舌を使い続けた。

そうしていると、ジェニーがマークの後ろに回ってアナルを舌で探るのを感じた。マークはテレンスのペニスを咥えたまま、よがり声をあげた。だが、その声はくぐもって、「んんんん……」という声にしかならなかった。


[2014/11/10] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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