ジョンは次のステップを自分から仕掛けたいとは思っていなかった。とは言え、レイプされたクリスティの女陰に挿入し、あの男が出した熱いスペルマに汚された中の感触はどんなのだろうと想像すると、ひどく興奮してくるのも感じた。
ジョンは、啜り泣くクリスティをきつく抱き寄せ、それとなく股間を彼女のからだに近づけ、ズボンの中の勃起を押しつけた。
クリスティも彼の勃起に気づかないわけがなく、片手をゆっくりと下方へ移動させ、くっついているふたりのからだの間に滑り込ませた。そしてズボンの盛り上がった部分に触れ、優しく手のひらで覆った。それから、柔らかく細い指を彼のズボンとトランクスの中に滑りこませ、彼の分身を握った。
繊細な指でペニスを握られ、今にも射精しそうになり、ジョンは喘いだ。
「ああ、クリスティ………!」
彼女に分身を揉まれながら、ジョンは心のこもったキスをし、そして尋ねた。
「いいのかい ……………… 大丈夫なのかい? ……………… 愛しあっても …………………… その男のせいで、あそこ、痛くなってない?」
クリスティはジョンの分身を優しくしごき続けたまま、答えた。
「愛して ……………………… 汚されたからだでもいいなら、思いっきり私を愛して! 好きにして欲しいの、ジョン!」
それを聞いてジョンはすぐに服を脱ぎ捨てた。ふたりとも、生れたままの姿になり、肌を寄せあった。ジョンのペニスは固く直立していた。早速ジョンはクリスティに覆いかぶさり、膨らんだ亀頭を、あの男に荒らされた彼女の割れ目に擦りつけた。
「おおぉぉぉぉぉぉ …………………………… あはぁぁぁぁぁぁぁ!」
ちょっと当てただけで、ペニスがヌルリと簡単に入って行き、ジョンはその奇妙な快感にうめき声をあげた。クリスティのあの部分は信じられないほどゆるゆるになっていた。
……くそ! あの男、クリスティの穴をとんでもなく広げてしまったんだな。そいつは確かだ ………………… まるで深い井戸に落ちていくような感じだ …………………… 熱い油壺でもある! うわあ、あいつ、彼女の中に何リットル注ぎこんだんだ? ……………………… くうっ、あいつのスペルマを感じる。とんでもなく熱い!…………
ジョンは上半身を起こし、出し入れの動きを始めた。本気でクリスティの油壺から熱い油を掻きだそうと心に決めたような動きだった。 …………もちろん、その油とは、アーチーが注ぎ込んだ熱く白いドロドロである。
ジョンが入ってきたのを感じ、ふるふるとからだを震わせたクリスティだったが、すぐに恐怖を感じ始めた。いくらあそこを締めつけても、彼の分身がほとんど感じられなかったからである。これまでは、いつも、入れられる時にきつく押し込められる感じがし、その後、馴染んで気持ちよくなるのだったが、今は、まったく正反対なのだった。
どうしても彼の分身を感じたいと必死になったクリスティは両脚を上げ、彼のからだを包みこみ、両足の踵を彼のお尻に押しつけた。こうすることで、さらにあそこで強く彼の分身を締めつけることができるからである。
だが、悲しいことに、このクリスティの行為は、ジョンをいっそう興奮させることにしかならなかった。彼はからだを強張らせ、射精を始めてしまったのだった。この日の度重なる射精で、すでに彼の睾丸はほとんど精液を産出できなくなっていたが。そんなわずかな精液を噴射したのだった。
自分のからだでジョンが達してくれた、そう感じたい思いで、クリスティは彼のからだに両腕、両脚を絡めてしがみついた。できるだけたくさん彼の放つ愛の蜜を出して欲しかった。少なくとも、たくさん注ぎ込んでもらえれば、チリチリ髪の赤ちゃんが生まれる可能性が少なくなるかもしれない。
だが、あの男が持っていた代物に比べると、ジョンの男性自身は、単なるオモチャにすぎないのは事実だった。
……ああ、なんてことなの? …………………… 彼を全然感じられない! それにジョンは出してしまった ................... もう終わりなの? ……………………… こ、こんなに早く?
これから先、ジョンと愛し合っても、いつもこんな感じになってしまうの? ジョンはどうしてこんなに早く出してしまったのかしら? 私がレイプされたということで、ジョンはいつもより興奮してるということ? それって…………
あの時、どうして私はあんなに燃えてしまったの …………………… ケダモノのような男に強引に犯されたというのに …………………… そして、その一方で、愛してる男性からは全然、満足を得られないなんて …………… ああ、クリスティ? ………………あなたはどうして ……………… どうしてあの時、感じてしまったのよ? よくもそんなことができる ………… 強姦されながら感じまくってしまうなんて ……………… 黒いモノで犯され、汚らしい体液を注ぎ込まれたのに、失神するほど感じてしまうなんて。どうしてなの?