するとマークは背後からジェニーが言うのを聞いた。最近のふたりの行為ではいつもそうであるように、この時もジェニーは男言葉を使った。
「お前は、そのおちんちんが好きなんだ。そうだろ、淫乱?」
「んんんっ!」 マークの返事はそれだけだったが、その意味は、ジェニーにもテレンスにも明瞭だった。
その後、再びマークとジェニーは位置を変え、ジェニーが吸茎をした。そして2分ほど続けた後、ジェニーは立ち上がり、テレンスの手を引いて、ベッドに仰向けになるよう導いた。マークはそのテレンスのからだの上にまたがった。
「優しくしてね。彼、バージンだから」 とジェニーが言った。
マークはゆっくりと腰を沈め、自分からテレンスのペニスを中に入れ始めた。ゴムのディルドよりはるかに気持ち良いものだった。いったん、根元までアナルに入れた後、マークはじっと腰かけたままでいる状態になった。そして、その後、おもむろに少しずつからだをくねらせ始めた。テレンスを焦らすような腰の動き。テレンスは低いバリトンの声でうめき声をあげた。
その後、ジェニーもベッドに上がり、マークと向き合う姿勢でテレンスにまたがり、股間を彼の顔へと降ろした。マークとジェニーは見つめあい、やがてマークは腰を上下に振り始めた。
「お前は、そのおちんちんが好きなんだ。そうだろ、淫乱?」 とジェニーは同じ質問を繰り返した。
「あ、そこ……うぅぅぅ。そこよっ!」
「お、お前は、黒ちんぽが好きなんだろ?」
「ああッ、いい……!」
「可愛い淫乱女のように、淫らに動いて、そのおちんちんを喰らうんだ!」
ジェニーはテレンスには女の声で、マークにはわざと乱暴そうな男言葉で話し続けた。
マークはと言うと、激しく動き続け、叫ぶだけ。
「いいッ! 感じるわ! ああ、いい! もっとちょうだい!」
それから間もなく、テレンスは射精をした。マークはアナルの奥に噴射されるのを感じた。とても気持ちいいと思った。
射精が終わり、マークはテレンスのからだから這い降りた。そして、テレンスが回復するのを待ちながら、彼のペニスと睾丸を愛しそうに舐めた。
すぐにテレンスは勃起を取り戻し、今度はジェニーが彼の勃起の上にまたがった。マークはジェニーに背を向けた形でテレンスにまたがり、その小さなペニスと睾丸をテレンスの口に入れた。
ジェニーはからだを上下させながら、目の前のマークの尻頬を何度か平手打ちし、「その調子だぜ、淫乱!」と叫んだ。
テレンスに口唇愛撫されるのは気持ち良かったけれど、マークはまたあそこに入れてほしくてたまらなかった。
テレンスが再び射精した。マークとジェニーは彼が回復するまで、ふたりで楽しみあった。ジェニーが仰向けになり、その上にマークが逆向きに覆いかぶさって、69の形になり、互いに口と唇で愛撫しあった。
やがてテレンスが再び準備完了になった。彼はジェニーに覆いかぶさっているマークの後ろにまたがり、その物欲しそうなアナルに突き入れた。
マークはジェニーの股間を舐め続けたが、太い男根でアナルを犯され、何度も淫らな叫び声をあげた。彼はできる限りの努力を続けてジェニーに口唇愛撫を続けたが、その仕事ぶりはあまり良いとは言えなかった。それでも、ジェニーはマークの小さなペニスを吸い続け、やがて、マークの甘い体液が彼女の喉を下った(男性の塩味のするザーメンに比べ、ボイの精液は甘い味がするのである)。
その夜、3人は、そんな調子で夜遅くまで性行為を続けた。マークとジェニーは変わり番こにテレンスのからだを使って絶頂を味わった。行為が終わり、マークはテレンスの隣に横たわり、彼の逞しい胸板に頭を乗せて眠りについた。その反対側にはジェニーが横たわり、同じような姿で眠っていた。