またも、手をあそこにもってって今度は3本指を入れて、出し入れをした。ちょっと喘ぎ声を出して、あたしの前で娘が同じことをしているのを見ながら、そうしていた。娘が自分の指で若々しいあそこを犯し、そのお汁たっぷりの指を舐めるのを見てると、この自慰行為が10倍は気持ちよくなってくる。どんなにイケナイことだと知ってても、そう。あたしも娘も、飢えた目をしてお互いの手を見ていた。クリスティは顔を赤くして、目もギラギラさせていた。
濡れた指を、またお口に近づけようとしたら、急に、娘が、またあたしの手首を掴んだ。そんなことする必要ないのに。自分でお口に入れて舐めるから、いいのに。そう思って、わけが分からなかった。でも、そのあたしの手をクリスティが自分の方へ引っぱっていくのを感じ、身体が凍りついた。ダメ!
「クリスティ、ダメ……」と小さな声で言った。
でも娘はあたしのことを聞いていなかった。もう、性的に極度に興奮した状態になっていたみたいで、あたしの声が聞こえていたかも怪しい。
もう身体全体が板のように強張った。あたしの指がだんだんと娘のお口に近づいていく。もう2センチも離れていない。
これは、とんでもなく間違っている!
クリスティが視線をあたしの濡れた指から、あたしの目へ向けた。そうしながら、あたしの濡れた指を舌の上に乗せた。
だめ、だめ、だめ。こんなことをしちゃダメ。心が叫んでいた。でも、手に力が入らない。手を引っ込めることができない。あたしは、娘があたしの濡れた指を1本、バラのように赤い唇で包んで、ちゅーっと吸うのを、呆然としながら見た。
「んーん……」 娘は低い声を出した。
クリスティは、その指をお口から出して、別の指に入れ替え、さらにまた別の指を吸って、あたしの指を全部きれいに舐め吸った。そうしてあたしの手首を離し、その後は、また、あそこをいじりながら、あたしをじっと見ていた。
あたしは、こんなことを娘がするとはと、ショック状態。でも、信じられないほど性的に興奮していた。
もう一度、自分のあそこのお汁を味わいたかったけど、また娘が同じことをするかどうか分からなかった。混乱しながら、濡れたあそこに手を置いた。指を中に挿しこまなくても指がびちゃびちゃに濡れる。顔が真っ赤になってるとは思いつつ、クリスティを見ながら、手をあそこから離した。するとやっぱり娘はあたしの手を握って、自分の顔に引っぱっていく。
「ああ、クリスティ、何をしてるの? だめ。そういうことは……」
文句を言ったけど、それは口だけ。娘があたしの濡れた指をお口に入れて、吸うのを、あたしはただ見ていた。ああ、何てこと。どうしてあたしは娘を止めないの? クリスティはあたしのあそこの涎れを舐めている。自分の娘があたしのあそこを味わってる! もう耐えきれなかった。もっとワインを飲まなければ、耐えきれない。
ごくりと大きく飲んだ後、娘を見たら、まだあたしのことを見ていた。何かを待っている。クリスティが何を待っているかは分かっていたけど、どうしてもそうする気にはなれない。
そんなあたしを例のウェイターが助けてくれた。テーブルに料理を持って来てくれたこと。
あたしは素早くドレスを引き降ろして身体を隠したけど、クリスティはまだ腰から下は丸裸のまま。彼に見られるかもしれないと心配した。でも、クリスティは機転を効かして、テーブルクロスを引っぱって身体を隠し、彼に見つからないようにした。彼に見えてるのは、ほとんど露出同然のあたしたちの胸だけ。でも、それだけでも彼の関心は充分、支配されていたみたい。
娘とふたり、黙ったまま食事した。ふたりとも、さっき起きた出来事について物思いにふけっていた。どうして、あたしはこんなことを許してしまったの? どうして娘を止めなかったの? 唯一、説明と言えるのは、あたしがクリスティに欲望を持っていることと、この状況のユニークなセクシーさだと思う。結局のところ、あたしたちは、公の場でこんなことをしているのだ。そこが魅力的。
「ママ……? ママは私に怒っていないわよね?」 クリスティが囁いた。
どうしてあたしが怒るの? 娘のことをこんなに愛しすぎているのに。
「大丈夫、怒っていないわ。このことはお互い心の奥にしまって、ランチを食べましょう。これからお店に行かなくちゃいけないんだから」
このことを話しあって、いっそう事態をこんがらがらせたくなくって、あたしはそう答えた。
「お店に早く行きたいのは分かってる。もうショートパンツを履いた方がよさそうね」
まあ、そうね。でも、もう少し時間があるかも。
「食事の後でしたらどう?」 と囁いた。そうして娘の手を握りながら、ほぼ丸見えのあそこをちらっと覗いた。
クリスティはにっこり笑い、ちょっと身体を起こし、あたしにあそこを見やすくさせてくれた。
「ママは、こういう格好の私が好きなのね? そうでしょ?」
「うーん、ええ、好きよ」
ワインが効いてきたみたいで、よく考えもせず返事してしまった。娘がまた呼吸を乱し始めるのが分かった。
「ママ? ママのためなら私、どんなことでもするわ」
そう言いながら、クリスティは片脚を上げて、膝のところで曲げ、あたしの後ろ、あたしのお尻とシートの背もたれの間に挿しこんだ。この姿勢だと、娘は片脚はあたしの後ろ、もう片脚は床に置いたままで、あそこが丸出しになっている。
本当に若々しいあそこが、あからさまにあたしの方を見つめている感じ。あそこの唇も開いていて、中にお汁を湛えている。実際、新しく分泌が始まってるようで、お汁が溢れてシートに流れ出していた。
腰から下、あそこを露出させてる格好がすごくセクシー! あたしは生唾を飲んで、時々、娘の脚の間に目をやりながらランチを食べた。そのせいで、あたしはずっと極度に興奮して性的に刺激を受けていたし、それはクリスティも同じこと。あそこから、ずっと涎れを垂らし続けていた。
食事を終えた後、娘はショートパンツを履き、ふたりでレストランを後にした。例のウェイターはすごく残念そうな顔をしていたけれど。
目的のショップまでの道はほんの数分足らずだった。気持ちを整えながら店の中に入った。あたしの目的は、夫を興奮させて、もっとヤリたくさせるような、何か特別なモノを買うこと。これまでの夫との愛の営みを振り返ると、夫はあたしに支配的に振舞われることが好き。お店の中を歩いてたら、ストラップや鞭が置いてあるところに来た。これだわ!
クリスティはあたしの後をついていて、目を大きくさせながら商品を見ていた。
「ママ、これ見てみて!」
娘は鞭のひとつを手にして、ふざけ半分に、笑いながら、その鞭であたしのお尻を叩いた。あたしは頭を左右に振った。
「それ、また繰り返すの? ヤメて」
この前、キッチンのキャビネットに挟まって動けなくなった時、クリスティにスパンキングされたけど、その時のことを暗にほのめかして言った。
クリスティは頭にライトが点ったかのように、にっこり笑ってまたあたしを叩いた。
「絶対、これ買って。他にもちょっと買ってもいい?」 と嬉しそうに言う。
「もちろん」
そうは答えたものの、あたしは夫のためのプレゼントのことで頭がいっぱいだった。