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女性化キャプション (2) 

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ちゃんと見てくれ。僕はシシーなんかじゃない。ゲイでもない。たまたまアナルをされるのが好きで、それをしてくれる男たちをたくさん惹きつけられるよう、より女性的になることに決めただけだ。何だって? それこそ、僕がシシーでありゲイであることを意味するって? ああ……まあ、そう言うなら。

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それが何だか分からないけど、ただ、男の中には男になれないようにできてる者もいると思う。例えば、このザック(ザックは、元ガールフレンドふたりが見ている前で、後ろから犯されてる人)。かつて彼は実にマッチョっぽい行動をしていたものだった。ほぼ毎晩、違った女たちと寝て、それについて謝ることもしなかった。彼は男だった……というか、少なくとも、そういうふうに彼は世界から彼のことを見てほしがっていたと言ってよい。

だが、本当に彼は男だったとは思えない。ザックを女性化するのは実に簡単だった。……着服の件で投獄されるかもしれないぞとちょっと脅かしたら、すぐに従順になった。女性化するときも、ほとんど抵抗しようとすらしなかった。俺にフェラをさせた時も、文句すら言わなかった。もっと言えば、彼のアナルを犯した時も、自分から尻を俺に突き上げてきたほどだ。

今やザックは完全にシシーになっている。俺が一言いえば、それだけですぐにパンティを降ろし、尻を突き出してくる。おかしいのは、こいつの元カノたちが、それほど驚いていないことだ。

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彼らふたりは、本当に長い道をたどってきたと言える。

私と私の親友はずっと前からとても親しくしていた。でも、本当に私たちふたりが運命的といえるほど互いに愛しているかを知ったのは、ふたりともそれぞれ結婚した後だった。結婚して2ヶ月ほど経った後、私たちは全面的なレズビアンの行為を行った。もちろん、私たちふたりとも、それぞれの可哀想な夫をだましてることについて罪悪感を感じた。でも私たちの愛はとても固いものだったので、別れることはふたりとも拒絶したのだった。

しばらく経つと、その罪悪感は積み重なって、とうとう、それぞれの夫に隠しておくことができないところまで来てしまった。ふたりとも夫に話さなければならない……でも、どうやって?

とうとうふたりとも夫に告白した。でもどちらの夫も受け入れようとしなかった。私たちに、何度も別れないでくれと懇願してくる。無駄なのに。いくら頼んできても、どうにもならない。彼らは男性だから。そもそも、ジェンダーからして女性が好きな私たちには合わないの。そのことを告げたことは、たぶん間違いだったのかもしれない。でも、まあ……言ってしまったことは仕方がない。

私たちはそれぞれ離婚し、夫の元を離れた。もう二度と会うことはないだろうと思った。でも、それは大きな間違いだった。

1年半ほどした後、ふたりの女性が私たちの玄関先に現れ、元に戻ってほしいと私たちに懇願したのだった。後から分かったことだけど、彼らは、「男である」部分をすべて修復してしまったのだった。手術やホルモンやいろいろ……それこそ、ありとあらゆる手段で。すべて、私たちのためにしたこと。でも、彼らは理解していなかった。私たちが互いに惹かれたのは、単に女性だからというわけではないの。人間として互いに惹かれあったの。

ふたりの元男性は、がっかりした様子で帰って行った(ただ、想像するほど気落ちした感じではなかったけれど)。その半年後、ふたりは自分たち自身で別の関係になっていた。女性化する過程でふたりはかなり親密になっていたのである。ふたりは一緒になったが、それぞれ、非常に女性的な性的欲求を発育させていた。でも、ふたりにとって、そのような欲求を満たすために、逞しい男を見つけるのは、そう難しいことではなかった。まあ、最後にはすべてがうまく行ったと言えるのではないかと思う。


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未来がどうなるか、そのことは、たいていの人には気づきにくいも。でも、私は、今後どうなるか気づいている。大きな変化の波が襲ってきて、その変化によって、ジェンダー役割についての私たちが思うあらゆる概念がことごとくぬぐい去られることになると思う。ものすごく多くの人々が拒むだろうけど。

何を言ってるのかって? まあ、私を見てみて。そう。その通り。私こそが未来の男性を表している。かつて、私は普通の男だった。それまでの仕事を失い、他の仕事につくことができなかったんだけど、それまでは普通の男だった。当時、さらに悪いことに、私のキャリアが暴落する一方、妻の方は、企業内の出世の階段を急速に登り始めたのだった。すぐにはっきりしたことがあって、それは、私には再就職はほぼ不可能だと言うこと。教育の場では、ずいぶん前から女子の方が男子より平均的に優れている状態が続いていた。そのせいで、女性と競争するとなると私にはとても敵わないことになっていた。能力の点で、女性の方が私より仕事にふさわしいということ。そういうわけで、私は家庭の主夫になった。

それから間もなく、妻は私にどういう服装をすべきか指示するようになった。彼女の方はより男性的に服装をし始めた(彼女が最後に化粧をしたり、スカートを履いたり、ドレスを着たのがいつだったか、記憶にない)。その一方で、妻は、私の服装をますます女性的なものにするよう言い張ったのだった。

いま、私は毎日パンティを履いている。トップもピチピチで、おへそのあたりを露出しているのが普通。妻はスカートまで私に買ってくるようになっている。

そして、私たちの性生活の件も……。詳しいことは言いたくないけど、いまは私はストラップオンのディルドにはずいぶん慣れているとだけは言っておきましょう。

でも、私の言葉を額面通りに受け取って、私に同情するのは間違いよ。私の写真を見てみて。……そう。妻のために修飾の支度をしている私の姿。ショッキングだとは思うわ。でも、女性的な男性という風潮は大きくなっているの。その風潮、どんどん力をつけてきてるわ。思うに、男性が全員、パンティとスカートを履く時代が来るまで、そう長くはないんじゃないかしら。


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彼ってとても可愛いと思わない? 私たちのプログラムがうまく行ってるのは確かね。ジュリオ・ジュラレズ(彼の友だちの間ではJJで通ってるけど)、彼は前は最悪と言えるギャングの一員だった。暴力と脅迫を使って、なんでも自分の意思を通す男。そんな彼もとうとう逮捕されて、刑務所に入れられた……でも、刑務所で更生するなどありえなくて、さらに凶悪になったわけ。彼こそ、私たちのプログラムを適用する完璧な候補者だった。

私たちは彼を普通の囚人から隔離して、女性化を始めたの。男性ホルモンが、彼の行動における鍵となってる部分だというのが、私たちの仮説。そこで私たちは男性ホルモンを取り除き、代わりに女性ホルモンを注入した。

そのほぼ1年後がいまの彼。もうすぐ釈放されるわ。もはや暴力的なところは皆無で、自由の身になっても昔のギャングに戻る可能性はなくなっている。

このプログラムの成功を受けて、私たちは、すべての暴力的な犯罪者にこのプログラムを適用することを推奨するつもり。


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このふたり、最近、とても親密になってきている。ほとんどいつも一緒にいて、ふたりのことをカップルと呼んでもいいかもしれないほど。それにちょっと考えてみてほしんだけど、私たちがふたりを捕まえる前は、ふたりは自分たちを男だと思っていたのよ。バカよね。ふたりを見てみてよ。たった1年、ホルモンを与えただけ(それに、小さな手術もあるけど)それだけで、普通、男性と思う人の状態からこんなにもかけ離れた姿になっているの。確かにふたりには(小さいけど)ペニスがついている。でも、それは何の役にも立っていない。ふたりとも今は滅多にそこに触ることもないわ。

どうしてふたりは女性化されたのか、それをお話ししておくべきね。理由はとても簡単。ふたりのうちの片方は、私の夫。もう片方は私の愛人だった男。どっちがどっちだったか。まあ、とにかく、片方がもう片方の男の存在に気づいて、ふたりは喧嘩になったの(その結果、ふたりとも逮捕されちゃったんだけど)。私がふたりとも釈放してもらった後、私は、ふたりともちゃんとさせようと考えたわけね(て言うか、ふたりをすごく屈折させようと考えたと言ってもいいけど)。まずはふたりに、今後も私と付き合ってもいいけど、そうしたかったら、ちゃんと時間を分かち合いなさいと言ったの。それから、ふたりとも互いによく知りあうようにしなきゃダメとも言ったわ。あと、私が言うことも全部しなきゃダメとも。ふたりとも、どんな存在に変えられることになるか気づいていなかったと思う。ふたりが気づいたのは、私がふたりに互いにフェラをさせた時。それを強いられても、ふたりとも私のところから離れなかった。結局、私はふたりにホルモンを摂取させるようになって……。その後はこの通り。でも、変な感じ。ふたりとも、私といるより、ふたりだけでいる方が多くなっているから。


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ちょっと。君が仕事をクビになったとき、僕はふたりの生活を支えられる仕事を探したんだよね。それで何も見つからなかったとなったら、君は、常識の枠を取り払って考えてみたらと言った。というわけで、君は僕に秘書の仕事についてほしいと言った。僕は男が秘書になるなんて変だなとは思ったけど、仕方ないから秘書になったよ。ボスは、僕がそもそも秘書に志願したという点で、僕のことをシシーだと思ったらしい。それに気づいた時も、僕は文句を言わなかった。実際、出勤する時も、ちょっと女っぽい服装になりすらしたんだ。お金が必要だし、その仕事を辞めたら食っていけないしね。

君が髪の毛を伸ばしたらと言った時も、そんな必要はないと思ったけど、言われた通りにしたよ。君の忠告に従って、体毛も剃り始めたし、お化粧も始めた。秘書の職は少ないのは知っているし、君の方もなかなか新しい仕事が見つらなかったからね。

君が豊胸手術を受けたらと言った時には、さすがに僕も抵抗した。でも、君の説得に負けてしまった。理屈が通っていたから。ボスは僕のことをシシーだと思っていたし(ていうか、僕が知ってる人は誰でもそう思っていたし)、いまさら胸ができたからと言って何の問題もないだろうから。

でも、ボスと寝るのに関しては一線を引いた。僕はゲイじゃないんだ。男が好きなわけじゃない。そもそもシシーじゃないんだから。君は僕の妻なんだから、その点に関しては他の誰よりよく分かってるはずじゃないか。


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大学生活は、ラッセルが予想したようには進んでいなかった。確かに、山ほどパーティがあるし、酒盛りもたくさんあるけど、そういうパーティでの彼の立場は、思い描いていたことからは、あまりにもかけ離れていたのだった。

始まりは、まさしく学生生活の初日ことだった。彼と仲間の男子学生たちは、女子寮の学生たちが着替えをするところを覗き見してみようとたくらんだのである。当然、彼らは見つかってしまった。だが、どういう運のめぐりあわせか、捕まえられたのはラッセルだけだったのである。

女子学生たちはカンカンに怒った。そして、彼女たちは考えられるうちで最悪の懲罰を彼に課したのである。すなわち、ラッセルを自分たちと同じ女子学生にすること。

最初は、服装だけだった。だが、そのすぐ後にホルモン注入やダイエットやエアロビと続き、豊胸手術と続いた。そして、とうとう、(男性との)デートまで!

2年のハロウィーンの時までには、彼はほぼ完全に女性になっていた(今は小さなおちんちんは除いて)。この写真は、スーパーガールのコスチュームを着た彼の姿である。


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あなたが興奮してるのも理解できる。自分の息子に会うのが、ほぼ1年ぶりのことなのだから。息子が大学に進み実家を離れて以来のことだから。さらに、彼は付き合ってる女の子をあなたに合わせるために連れてくると言うのだから。とうとう自分の息子もガールフレンドをもつほど成長したかと、感無量になるのも当然だ。

それにしても、息子に彼女ができるとは。それは予想していなかったのは確かだ。青天の霹靂だった。もっと言えば、息子は前からちょっと女っぽいところがあると思っていて、そもそも息子に彼女ができるなんて、あまり期待していなかったのも事実だったのだ。

しかし、息子が大学に進み、毎週のように電話で話しをしていたのであるが、息子は新しくできた彼女に実に興奮している様子だったのだ。「彼女が僕をゲットした」と、そんなことを息子は何度も言っていた。それを聞いてあなたも嬉しかった。

仕事帰りの車の中、あなたは息子が家で帰りを待っているのを知っている。車から降り、家の玄関に近づくと、中から女性の情熱的な喘ぎ声が聞こえてくる。はっきりとアレの時の声と分かる声。父親譲りだな、とあなたは思う。

(中が除ける程度にちょっとだけ)ドアを開ける。あなたを出迎えた光景に、あなたはその場に立ちすくむ。あなたは息子がガールフレンドのストラップオン・ディルドにまたがって上下に動いているのを見たのだ。ドアは大きく開いてしまった。あなたは持っていたブリーフケースを床に落とした。大きな音を立てて床に当たる。だがふたりは行為を止めなかった。

あなたの息子が目を開いた。依然としてディルドにまたがりながら彼は言った。「あ、お父さん! この子がシンシア。僕の彼女だよ!」

そしてあなたは気づく……あのヨガリ声は息子が出していた声だったのだと。


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「ねえ、本当に、男が職場に行く服装としてこの服装が適切だと思ってる? これって、ひどく女性的すぎると思うけど」 とジョンは言った。

「バカなこと言わないで、ジョン。ショートパンツと、ストッキングとハイヒールの姿になったからと言って、何も意味しないわ」とメアリは答えた。

「でも、ブラは?」

「胸が膨らんでるでしょ? それを支えるものが必要だわ。お医者様がそう言ったでしょう?」

「パンティは?」

「その服装に普通の下着じゃダメじゃない。パンツの中、しわくちゃにもつれ上がってしまうのが分かるでしょう?」

「じゃあ、お化粧は?」

「今の時代、お化粧する男の人はたくさんいるのよ。見たことない?」

「でも、本当にいいのかなあ……」

「ただ受け入れればいいの。そうすれば、すごく最高の秘書になれるから。女性的に見えるかどうかなんてことにあなたの小さな頭を悩ませることなんかないの。ボスが気に入るかどうか。大切なのはそれだけなんだから」


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あたしは彼氏のロイと一緒にいるのが大好き。あっ、彼は今はその名前で通っていないんだった。彼はエイミと呼ばれるのが好きなっている。確かにその方が合っているとは思うけど、あたしはまだ彼をロイと思っているから。

本当は彼が変化しなかったというわけじゃない。確かに、彼は変わってしまった。彼に初めて会った時からすれば、事実上、別人になったと言ってもいい。……そして、そうしたのはあたしだと思う(と言うか、責任を取るべき人はあたしかも)。彼が元々あんなに女性的だったというわけでもない。ただ単に、彼は元々、すごく男性的なわけではなかったというだけ。実際、そういうところがあったので、あたしは彼に惹かれたわけだし。あたしは、可愛い男の子が好きだから。

彼が普通のおちんちんの大きさだったら、何の問題もなかったのだと思う。つまり……彼のあの小さなモノが、あたしを気持ちよくしてくれる唯一のモノだとしたら、あたし、これからどうやって暮らしていけと言うの? 完全に勃起しても10センチもないんだもの。それを彼に言ったら、あたし、自分を傷つけちゃうことになるけど、彼には正直になるべきだと思っていた。ロイに、あなたにはあたしを気持ち良くするためのモノが備わっていないのと正直に話した。それを言った時の彼の表情……彼の心を粉々にしてしまったみたい。彼はすぐに、その場であたしと別れるだろうなと思った。でも、彼はそうしなかったの。逆に、僕と別れないでくれって泣きついてきたの。

彼をあたしの(時々の)レズ相手に変えること以外、他にどんな選択肢があったかしら?彼にノーとは言えなかったわ。実際、彼のこと好きだったし。大好きだったし。というわけで、あたしと彼は別れずに同性を続けた。そしてあたしは、ゆっくりだけど、確実に、彼を女性化し始めた。2年とちょっと過ぎた頃には、彼の女性化が完了した。

でも、いま、あたしは心配になり始めている。ふたりで男の2人組を引っかけてプレーする時、彼ったら、あたしに対するよりも情熱的に奉仕しているように見えるんだもの。彼は、とうとう、女になる一線を越えたと言うこと? 彼があたしを必要としないとしたら、どうなるの?


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確かに。「願い事には注意して」という格言は聞いたことがある。でも、私はあまり真剣に考えたことはなかった。それに、その格言を字義通りに解釈したこともなかった。多分、私は、その格言にもっと注意を払うべきだったのだろう。そうすれば、私の夫はいまだに、私の夫のままでい続けたかもしれない。

すべての始まりは、バカな口論からだった……何について口論したかすら、今は覚えていない。当時、私たちはいつも口喧嘩していたから。ともかく、頭がカッとしちゃって、私は頭を冷やそうと家を飛び出した。小さなつまらない意見の違いが何であれ、それについて、プンプン腹を立てながら、私は何時間も外を歩き続けた。そして、最後に、じっくり考えようと、私は公園のベンチに座ったのだった。

そうして2分くらいした時、ある老女が私の隣に座ったのだった。彼女は最初、何も言わなかったけれど、そもそも、彼女には何か話す必要はなかったのかもと思う。それから間もなくして、私は自分の問題について彼女に話していた(たいてい夫のことを中心にした問題)。そして最後に、「彼がもっと私に似てくれればいいのに」と言っていた。

すると老女は、「本当に?」と尋ねた。

もちろん、私は本当にと答えた。老女は微笑み、立ち上がり、去って行った。それから彼女には再び会うことはなかった。私は気持ちが落ち着いた後、家に戻り、夫と仲直りをした。その夜のセックスはすごかった。彼はどこをどうすれば私が燃えるか正確に知っていた……その点に関しては、それまでの彼には滅多にないことだった。そして、その夜が、本当の意味で私に夫がいたと言える最後の夜になった。

翌朝、目が覚め、私たちはいつもように普段の日常生活を始めた。一見して、すべてが普通のように思えた。でも、実際は違ったのだ。今から振り返ると、彼の身のこなしが前と違っていたのを思い出す。……より女性的になっていたのだ。もっと言えば、夫はちょっとナヨナヨしてるように思えた。でも、その時点では、私は何も考えなかった。もっと言えば、ほとんど気づいていなかったと言える。

その夜、夫は全身の体毛を剃ってしまっていたことに気がついた。それについて訊くと、夫はただ肩をすくめ、「君が気に入ると思って」と言った。確かに、いい感じがした。肌がつるつるでセクシーだと思った。

次の日の夜、今度は夫が新しい下着を着てるのに気がついた。女物のような小さな下着。男性向けの下着なのは事実だけど、でも、ちょっと……

それからの半年間をかけて、彼は徐々にどんどん女性的になっていった。薄めの化粧をし始め、ユニセックスの服を着るようになり、髪の毛を伸ばし始めた。眉毛も女性的なアーチ型に剃った。

その1年後、夫は、私と衣類を共有できるほどに体重を落とした(それに応じて筋肉も消えた)。そして、実際、服を共有したのである。その変化はとてもゆっくりと進んで言ったので、真剣に考えた場合を除くと、ほとんどいつも普通のように思えたほどだった。だが、その頃から、彼はホルモン注入を始めたのである。その2年後、彼はほぼ完全に女性として生活するまでに変化してしまった。彼は、私と一緒にフーターズ(参考)で働き始めてもいる。

身のこなしも自然だった。彼は、生れた時からそうしているかのように、男性みんなに愛嬌をふりまいている。ひょっとして、彼は男性客と寝たこともあるのじゃないかとすら疑っている(証明はできないけど)。ベッドでは支配的な立場になることを拒否している。ふたり、ただ抱き合うだけとか、互いに相手にオモチャを使うことが多くなった。

次第に、私は、あの時の老女は私の願いをかなえたのではないかと思うようになった。彼女は夫を私に似た存在に変えたのだ。身体的に変えたわけではない。ただ、夫にもっと女性的になりたいと思わせるようにしただけ。どんな手段で彼女がそうしたのかは分からないし、なぜ私の願いをかなえようと思ったのかも分からない。でも……まあ、今、私は元の状態に戻ってくれたらいいのにと思っている。

今のたったひとつの願いは、そもそも彼を変えたいと思わなければ良かったのにと、それだけになっている。


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簡単に決心してしまうことが時々ある。迷った時、まさに目の前に正しい答えがあるということがあるのだ。僕と親友のデリックの間に起きたことがまさにそれだ。僕たちは一緒に大きくなった……幼稚園から高校までずっと。僕は彼のことを充分よく知っているとばかり思っていた。

ふたり高校を出て、別々の大学に進む直前に、僕は彼の家に遊びに行った。彼は玄関に出てこなかったので、僕は勝手に中に入った。階段を登って彼の部屋の前に行き、ドアを開けた。その時、この画像の光景が僕を出迎えたのである。

僕の親友が、女の子のように化粧し、姉のジュエリーを身につけ、素っ裸でいたのだ。彼の滑らかで無毛の身体は、どう見ても女性の身体としか見えなかったので、思わず二度見しなければ、本当に彼だとは分からなかった。彼は何も言わなかったし、僕も言わなかった。彼はただベッドの上で両膝を突き、お尻を持ち上げ、僕をじっと見つめた。その視線は明らかに、「こっちに来て、僕をみっちりと犯して」と言っていた。

彼が女の子ではないのは当然だったけど、僕は、その当然の事実をずっと自分に言い聞かせなければいけなかった。それほど彼は柔らかく、女の子っぽく見えていたから。どうしても堪えられなかった。デリックが欲しいと思った。そして、僕の身体は僕の理性を裏切ったのだった。デリックは僕のペニスがジーンズの中、痛いほど勃起しているのを見て、にっこりとほほ笑んだ。僕は彼に落とされた。そして彼はそれが分かったのだ。彼はお尻をちょっと振って見せた。その瞬間、僕は虜になってしまった。ほとんど瞬間的と言える速さで、僕はジーンズを脱ぎ、親友のアナルをやみくもに突き続けたのだった。互いに身体を突き出すたびに、ベッドが壁に当たり、鈍くドンドンと音を立てた。そしてデリックはエクスタシーのヨガリ声をあげていた。

ふたり愛しあった後、僕は彼を腕の中に抱いた。これで正しいのだとしか感じられなかった。その翌日、僕は大学に登録した。あの決心は本当に簡単だった。


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私はレズビアン。空の色を変えることができないのと同じで、私はそれを変えることはできない。でも、問題があったの。私の祖父母はとても裕福で、祖父母が亡くなった時、2つの条件が満たされた時に限り、手をつけることができる遺産を残してくれたのだった。ひとつは私が21歳であること。もうひとつは私が結婚してること。何が問題か分かったでしょ? そう、同性同士の結婚はここテキサスでは違法となっている。私に何ができるか? ま、私はちょっと風変わりな解決策を考えついたわけ。女性的だけど(ストレートな)男の子を見つけて、彼と結婚し、その彼を女性になるように仕向けたわけ。完全じゃないのは知っている……いまだに女性の方が好きだから。でも、誰でも、何かは犠牲にしなければいけないものよね。そして、彼も、とても従順に計画に合わせてくれた。時々、彼が本当の女性じゃないことを忘れてしまう時もあるのよ。


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趣味が同じ兄弟を見るのは楽しい。ええ、確かに、そろって女装が好きで、適当に男を見つけてフェラをするのを楽しんでいる兄弟というのはちょっと変わっているけど、でも、そんなことがあってもおかしくないわよね?


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時に変化は徐々に生じるものだ。じわじわと這うように変化は私たちに襲いかかり、気づかぬうちに別の人間になってしまう。私にとって、それは当てはまらない。私はごく普通の男から、女っぽいパーティ好きに変わってしまったが、その変化が正確にいつ始まったか、知っている。

始まりは、ある薬品のテストからだった。私は大学院生で、お金が必要だった。皮肉なことに、その薬品は勃起障害を直すものになるものだった。最初、何も変わったことはなかった。でも3週間後、身体がかすかにだけど、とても特殊な点で変化していたことに気がついた。アナルが超敏感になっていたのである。

別に、自分でそれに気づいたとかではない。アナルをいじっていたとか、そういうことでもない。ただシャワーを浴びていただけだった。そこを洗っていた時に、感じたのだった。それまで経験したことがない種類の感覚だった。身体にビリっと電流が走ったような。でも、気持ちいいと言う意味で。

そのうち、アナルをいじっただけでオーガズムを得られることに気がついた。もちろん、私はその研究を行っていた科学者たちにそのことを伝えたが、彼らはただ、それを記入するだけで、後はバイト代を払ってくれてお終いだった。

その2日後、私は生れて初めてディルドを買った。そして……これはぜひ言いたいけど、本当に夢のような快感だった。初めての時だったというのに、半日ディルドを出し入れし続け、ちょっと休んだ後、その日が終わるまで同じく続けたと思う。ヤリっぱなし。実際、アナルに入れたまま眠ってしまったのだ。

しかし、それを2週間ほど続けているうちに、本物のペニスだったらどんな感じになるか気になり始めたのだった。そして、その1か月後、私は初めてゲイ・バーに行った。だが、そこで、私は何とも無礼な形で実態を思い知らされたのである。誰一人として私に誘いをかける人がいなかったし、私も自分から恐れから誰にもアプローチできなかったのである。ひとりとして私を欲する男がいなかった。私はわけが分からなかった。

私には依然としてディルドがあったから、別にいいやと、この出来事をちょっとジョークっぽく書いたけど、でも、心の奥では、何かもっと欲しいと思っていた。オトコが欲しいと。もう一度トライするまで半年近くかかった。でも、その時も運に見放された。私のどこが悪いのだろう?

1か月後、突然、あることにひらめいた。ゲイの男が私を好きじゃないとしたら、ストレートの男を求めてみたらどうだろうかと。私は身体が小さく、顔の特徴も、男らしいというわけではなかった。女の子のような姿になったらどうだろう? 普通の男はそれが好きなものだ。

と言うわけで、私は自分を変える旅に乗りだした。ダイエットをし、女性ホルモンを注入し始め、手術のための貯金を始めた。1年半後、私はこの写真のような姿に変わっていた。まだペニスはつけたままだが、今は小さくなって役に立たない。

自分はちょっと淫乱ぽいところがあるのは自覚している。でも、少なくとも、欲しいと思ったおちんちんは全部ゲットできている。


[2016/01/15] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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