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女性化キャプション (3) 

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ここにいるふたりの可愛いエロ娘は警官だった。ともあれ、このふたりの正体を知った時、俺は、どうやってこいつらに償いをさせるか、長くそして真剣に考えなければならなかった。このふたりは俺たちの仲間だと偽って、組織に潜入した。だが、その間ずっと俺たちを裏切ることを計画していたのだ。それを思いだしながら、俺は、こいつらの行為にふさわしい仕置きを練り始めた。

おっと、その前に、このふたりは婦人警官ではなかったことをバラしておこう。れっきとした男だったのだ。この角度からだと、ふたりの小さなちんぽは見えないだろうが、実際にはちゃんとついている。もっとも、今は役立たずになっているが。

どうやってふたりをこんなに従順にさせたか? まあ、このふたりには家族があった。右側のベンには妻と娘がひとり、左側のトニーには妹と従妹がいた。俺は、ふたりに、協力しなければ、お前たちが大切に思ってるすべての人が「消え去る」ことになるだろうと言っただけだ。その様子が生で見られるように、お前たちは生かしておく、とな。

何十万ドルもかかったが、豊胸手術とホルモン治療の結果、ふたりは完璧に女性化した。ふたりをパーティに連れて行き、ちょっとした見世物をさせるのが俺の好みだ……毎回、それを観る者たちの行列ができている。


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変な感じだ。オレはこれをしながら、ちゃんと自分で何をやっているか自覚していた。ゆっくりとだが、確実に、オレはオレのルームメイトを女性化していた。ちゃんと自覚していた。それがオレの目標だったからな。そんなことをする理由も自覚していた。彼はオレの親友で、オレは彼が好きだったのだ。心の奥では、彼の方もオレのことを愛してくれていると思っていた。……だが、ロマンティックな関係とは違う。彼が女の子だったら、あるいは、女の子に近い存在だったら、オレのそばに近寄ってきて、オレを愛してくれるだろうと思っていた。実際、女性化は、それほど難しいことじゃなかった。ちょっと(いや、たくさんか)催眠術をかけたら、後の大半は彼が自分でやったようなものだ。自分からホルモンを取り始めたし、自分から女物の服を着始めた。それらすべて、彼には自然なことのように思えている様子だった。

だが今は……今は、オレは自分で分からなくなっている。オレの手で作り上げたこの生き物を見ているところだが、今の今まで……今になって初めて、彼がとてつもなく女性化していたことにオレは気づいたのだ。オレは、彼がちょっとだけ女性的になったら、オレが彼を思っているように、彼の方もオレのことを思ってくれるんじゃないかと、そう自分に言い聞かせ続けたのだ。

多分、オレは間違ってしまったのかもしれない。多分、愛しあう状態になることは、常に一歩先にあり、永遠に手が届かないのかもしれない。彼とオレの間に立ちふさがっているのは、ジェンダーの問題じゃないのかもしれない。そうじゃなくて、単に、オレと彼は結ばれる関係にはないということなのかも。

愛する彼を元に戻したいと思ったら、人はオレのことを極悪人と思うだろうか? ひょっとすると、本当にオレは極悪人なのかもしれない。時々、その冷酷な可能性がオレの頭をよぎり、どうしようもなくなる。


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恥ずかしがらないで。ここでスカートをめくりあげるの。お姉さんも手伝ってあげるから。あんたがここまでやるとは信じられないわ……

あんたは、あたしたちのパジャマパーティにまざりたかったみたいだったじゃない?
 だから、まぜてあげたわ。あんた、あたしたちの真実か挑戦か(参考)のゲームに加わりたいと言うから、まぜてあげた。あんたの番が来た時、あんたは挑戦を選んだわね。あたしたちは、あんたに女の子の服装をするように命令。そしたら、あんた、その通りにしたじゃない! その次にあんたの番が来た時、あんた、また挑戦を選んだ。……ところでさあ、真実を選んでいたら、あたしたち、どんな質問をしたと思う? まあ、それはどうでもいいけど。でも、あんたがその挑戦を受けて、本当に実行するつもりになっるなんて、あたしたちの誰も考えていなかったわよ。女の子の服装で公の場に出かける……しかもパンティを履かずに……。そしてスカートをめくりあげて周りの人にあんたのちっちゃなアレを見せる。それを本当にヤルつもりになるなんて!

でも、これだけ女の子っぽくあんたがなったところを見ると、お姉さんもちょっと不思議に思ってきたわ。あんた、これ、やったことがあるんじゃない? あんた、最初から、こうなることを計画していたんじゃないの?


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毎年、何千人もの男子が大学に進む。そして、男子学生の社交クラブに入って、一生続く人脈を作りたいと思っている。大きなパーティが楽しみで社交クラブに加わる者や、自由奔放で他人に自慢できるルックスの女子学生と知り合いになるのが楽しみで加わる者、新しい友達を得る目的で加わる者も多い。そして、そういう男子学生の大半は、まさにその目的の通りのものを得る。こういう学生は、事実上、ステレオタイプの学生生活を送っていると言ってよい。

だが、社交クラブに加わっても、期待したこととはまったく異なることになる男子学生も多いのである。確かにパーティはたくさんある。他人に自慢できるような女子学生たちもいる。それに、人脈ができるのも確実だ……ただ、彼らが思い描いていたような種類ではない。

どんなふうに始まったか、はっきり知っている人は誰もいないが、社交クラブでシシーが確実に勢力を伸ばしてきているというトレンドを意識することが多くなってきた。アメリカの学生社交クラブで、シシーがいないクラブはほとんどない。そのようなシシーの男子学生は、クラブ加入をどうしても切り捨てられなくて、メンバーになるためなら何でもするような非公認会員の学生である。普通、彼らは、女性的な特徴を有した小柄な体格をしており、社交クラブの他の男子学生たちに性的に身体を使われることになる。

彼らシシーの学生たちは、他の男子学生のオモチャになることに同意する時、自分たちがどんな世界に入ることになるのか分かっていないのが大半だ。彼らは、女性ホルモンの注入や手術を受けさせられ、始終、可能な限り女性的であるように求められる。社交クラブの会場内では、衣類を着ることすら許されない者もいる。

そして、パーティ……まあ、彼らシシーはクラブの他の男子学生の快楽のために存在しているようなものだから、当然、ありとあらゆる変態的で屈辱的な行為に晒されることになる。パーティに来ているメンバー全員が見ている前で(男子学生であれ、女の子であれ、他のシシーであれ)誰かとセックスするシシーを目にすることも珍しくはない。

あるシシーが言った。

「僕は自分より大きなモノに加わりたかっただけなんだ。もし、それが、口とかアナルに一発、撃ち込まれることを意味するとしても、それはそれで構わない。ここで得られるビジネス上の人脈は、将来的に、充分見合ったものになるだろうから」

このようなシシーが広範に出現したことを受けて、政府は、他人より有利になるためだけとはいえ、屈辱的なことに屈する必要はないことを知らせるキャンペーンを開始することになった。このキャンペーンはまだ名前がないが、そんなことは税金の無駄使いだと感じている人も多い。

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右「この写真、見せちゃいましょう! あたしたち、ふたりともシシーよって書き添えて……どうってことないわ」
左「分かるわ、あたしたちのパパがこの写真を見たら、その言葉を真に受けるわよ」
右「パパたち、あたしたちが女子学生の社交クラブに加入したら、それによってあたしたちが変わってしまうみたいな感じだったものね」
左「そうよねえ。あたしは前と同じ、男なのにね。それに、あたしたち、今は人気抜群になっているのよ」
右「あたし、これまで一度もこんな人気者になったことなかったわ。でも今は、どの男子学生もあたしと付き合いたがってる。ところで、あんたのおっぱい、だんだん良くなってきてるじゃない」

左「ありがと! まだあなたのほどいい感じになっていないけど、もう2ヶ月くらい待っててね。その頃には、あたしたち、すべての最高クラスのパーティに招待を受けることになるわ」
右「そうね。それに、そういうパーティはすごくワイルドになるから。上手に押し込められてる。このやり方を教えてくれた女の子たちに感謝してるの……これだとパンティ姿もずっと良く見える」
左「ええ。あたしのちっちゃなアレも見えないもの。彼女たち、本当に協力的だったわ。あたしたちに、こういう新しいトレンドを教えてくれたんですもの」

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「ねえ、これって本当に男性用の水着? ちょっと女性的に見えるけど」とサミーが訊いた。

「もちろん男性用よ」とタニヤが答えた。「それを買う時、あたしと一緒だったじゃない? それ、紳士服の売り場に置いてあったわ」

「ええ……でも、君が僕を連れて行ってくれたあの店……どの紳士服も婦人服のようだったなあ。男性向けに売られてるスカートとかドレスとかがあったし」

「もちろん、あのスカートとかはそういうものとして売られてたのよ。アレが、男性ファッションの未来の姿。あなたは流行に乗っていたいでしょ? そうじゃないなら、あのみっともないトランクスの水着に戻ってもいいけど。あなたが望むなら……」
「いや、僕はこの水着が気に入ってるんだ。ただ、人に、僕が何かシシーみたいな人だと思われたくないだけ」
「あら、あなた、誰もそんなこと思わないわ。可愛い男が可愛い水着を着てると、そうとしか見ないって。さあ、そろそろ、その可愛いお尻を車に乗せて」とタニヤは彼のお尻をふざけまじりに叩いた。

サミーはにっこり微笑んだ。「それとも、ストラップオンを出して、ビーチのことは忘れるっていうのは?」


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あなたは可愛くなるのが好き。あなたは胸があるのが好き。初めはあなたが決めたことじゃないかもしれない。でもあなたは今の姿が大好きになっている。

恥ずかしがらないで。

世界にはあなたと同じような男の子が何百万人といるの。あなたはひとりじゃない。自分の姿を隠そうとしないで。

『シシー・アンド・プラウド』社


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本当に嬉しい気持ちになったのは何年ぶりかしら。

見ての通り、あたしはとうとう彼を崩壊させた。ようやく、彼を四つん這いにさせて、パンティを降ろさせ、そしてお尻におちんちんを咥えこませてる。そうよ。あなたは読み間違えをしてないわ。彼なの。名前はジェームズ。彼にデートに誘われたのは一度だけ。でもそれであたしの人生は永遠に変わったの。ディナーの時、彼、あたしの飲み物に何かを入れたのよ。そして……まあ、その後の話しは分かるわよね。手短に話せば、あたしが訴えても、警察は何もしなかったわ。ただ、充分な証拠がないとそれしか言わなかった。ジェームズはその場で自由の身に……でも、自由になれたのは少しの間だけだけどね。

あたしは、ほぼ2年間、ぼろぼろ状態だった。あたしが悪かったのかどうか、そもそも、本当に起きた出来事だったのかと自分に問い続けたわ。結局、あたしはセラピストのとことに行った。その女性セラピストはあたしに催眠術をかけて、事実を明らかにしてくれた。つまり、あたしは本当にレ○プされていたという事実。すぐに計画ができたわけじゃない。そのセラピーから計画を立て、とうとう、実行に移すまで、ほぼ1年かかった。最終的に、あたしはジェームズに同じ目に合わせることに決めたの。

まずは、催眠術について、できる限りの知識を得た。サブリミナルのメッセージとか催眠による誘導とか……その手のこと全部。そして、お楽しみの開始。

ジェームズのアパートに忍び込んで、彼のiPodを盗んだ。それに、歌をたくさん入れた。全部、同じ催眠誘導メッセージをともなった歌。あなたは女性的になりたい、女の子のように生活したい、男に抱かれたいと、そういうセリフを吹き込んだ。

その催眠が効力を発揮するまでほぼ7カ月かかった。始まりは、彼が髪を伸ばし始めたこと。そのゆっくり、ほぼ1年半かけて、彼はシシーに変身していった。長い髪。女性服。脱毛。お化粧。成果がでてきた。そうなってから、あたしは彼と再び付き合い始め、ホルモンや顔の手術をうけるように導いた。ただの催眠術では到達できないようなレベルに彼を押し上げたわけ。

そして、今のコレ……彼が生れて初めて本物の男性に犯されるのを手伝っている。明日、あたしがしたことを彼に話すつもり。だって、今のこの瞬間の彼は、喜びすぎてるから。あたしは、彼に、この姿になることを望むようにしたいのだけど、同時に、この姿を悔やむようにもさせたいから。

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アーロン・ターナーとフランク・ターナーは兄弟で、それぞれ18歳と19歳の時までに、自分の力で百万長者になった。ふたりには何でもある。カネもオンナも権力も。ふたりがそんなカネを得たやり方に関してはかなり手厳しい批判があり、ふたりがさんざん批判されたのは確かだ。だが、ふたりは適当な理屈をつけて自己満足していた。分かると思うが、このふたり、最悪のタイプの強欲主義者なのだ。ふたりは、若く、見栄えのいい(そして普通は酔った)女を利用し、その女が(というか少女にちかいのだが)カメラの前で裸になるビデオを作ったのである。実際、それは、そう難しいことではなかった。単に、パーティを開いて、アルコールをたくさん用意すれば、女の子たちは集まったのである。そして、その女の子たちが酔っぱらうと、服を脱がせていく。それらすべて、ほぼ2年間、完璧に問題なく進行した。

だが、2年たったころ、ターナー兄弟が、女の子が18歳以下と知りながらビデオに撮ったということが暴露されたのだった。ふたりは逮捕され、即刻、裁判にかけられた。もちろん、陪審員はふたりを有罪とし、3年の拘置と判決した。ふたりが不当に稼いだ財産は政府に没収された。

広く知られていることではないが、このような犯罪は、刑務所では決して好意的に見られない。加えて、この若者たちが、女性的な、ほとんど可愛いと言ってよい外見をしていたこともあいまって、ふたりはすぐに、より逞しく、より男性的な囚人たちの相手をするムショ男娼になったのだった。ふたりが釈放された時、彼らは入所した時の若者とはほとんど認識できない姿に変わっていた。入所期間のほぼ全期間を通して女性ホルモンを注入され続け、その効果がはっきり出ていたのである。胸が膨らみ、腰が広がり、お尻も丸くなっていた。そればかりではない。精神的にもふたりは以前とは変わっていた。誰であろうが、毎日欠かすことなくアナルにペニスを入れられ続けて、心が変化しないことなどありえないものだ。ふたりは、入所の間に、徐々に、その行為を喜ぶようになっていたのである。

ふたりは釈放されたものの、何をしてよいか途方に暮れた。無一文の前科者など、容易に人生をやり直せる可能性は少ない。だが、ふたりにはそのカラダがあった。ふたりとも、男たちがどんなことを好むかよく知っていた。そんなわけで、ふたりはそのカラダを使うことに決めたのである。

結局、ふたりは何をすることになったのか? まあ、皆さんも、インターネットで「パーティー」を映した動画を観たことがないだろうか? わずかな衣類しか身にまとっていない酔った女性たちが素っ裸になるような動画だが、どうだろうか? たいてい、そういう動画では、女性たちは最後にクラブの中で男たちに犯されることになる。そういう動画で、女性ふたりが出ていて、その脚の間に小さな役立たずのペニスがついているのを観たことがないだろうか?……まあ、もし、皆さんがそのような動画を見たことがあるとしたら、あなたはターナー兄弟がお仕事をしているところを観たのだなと考えてよい。

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「ちょっとこいつを見てみろよ。俺たちがこいつを変え始める前から、俺には分かってたんだ。こいつはシシーだってな」

アレンはビデオを見ながら、そう言った。

「それに考えてみろよ。この可愛いエロ娘、昔はうちの二塁手だったんだぜ」 そう言って彼は信じられないと言わんばかりに頭を振った。

「ああ、ハロウィーンの時から、こいつ、ずいぶん変わったもんだよな。えぇ?」 とピートが言った。「何と言うか、当時から、見栄えは良かったが、今は……」

「ああ、その通り。あん時、こいつチアリーダーの仮装をしたんだが、そこにいた男たちの半分は、こいつが女じゃないって分からなかったもんな。そして、こいつが酔っぱらって、あの男とやり始めた時……そう言えば、あの男、何て名前だったっけ?」

「カート」

「そうだ、あいつだ……アレを観た瞬間、俺たちは何をすべきか、俺にははっきり分かったんだ」

ピートがアレンの方に顔を向けた。「じゃあ、今は? こいつを完全に女に変えた今は、俺たちこいつに何をするんだ?」

アレンは肩をすくめた。「いい質問だ」


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女性化した男の子にとって、生れて初めての男とのセックスは輝かしい出来事である。実際の身体的変化ではなく、まさにこの体験こそが、ほとんど残っていないかもしれないわずかな男性性から彼を解き放つ出来事である。そう考える専門家が多い。

最初は痛みがある。彼をアナルセックスに馴染ませようと、様々なディルドやオモチャで慣らしてからするのを好む男もいるだろう。だが、私は、生れて初めての挿入の痛みは、アナルの処女を生身の男に捧げる時の必然的な痛みと一緒に体験すべきだと思っている。たいていの男の子は、この痛みはあまりにキツク、耐えがたいと感じるものだ。

だが、その後に快感がやってくる。これこそ、女性化したばかりの男の子にとって、最も「ちくしょう!」と感じる瞬間なのだ。彼は、自分は気持ちよくなるべきじゃないと知っている。もっと言えば、感じてしまうことを恥ずべきことと考えている。なのに、心の中では、もっと欲しいと思ってしまうのだ。快感に屈服してしまう瞬間なのである。そして、彼が理性に負けて、それをして欲しいと思うようになれば、あなたは勝ちを収めたと言ってよい。彼がそれをして欲しくてたまらないと感じるようになったら、あなたは、彼から本当の意味で男性性をはく奪できたと言ってよい。そして、彼が他の方法でのセックスなどありえないと思うようになったら、あなたは、彼の女性化は完了し、彼に女性としての新しい人生を歩ませることができたと言ってよい。


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あなたは、こんなことをしてはダメ

高校時代、ダレンは何でも思いのままだった。みんなの人気を集め、成績もよく、非常に有能な野球選手だった。もっと言えば、その才能ゆえに、少なからぬメジャーリーグの球団からスカウトされてもいたのである。

しかし、よくあることではあるが、彼は積み重なるプレッシャーに負けて、ステロイドの誘惑に屈してしまったのだ。彼の思惑では、ミラクル・ドラッグを飲めば、高校卒業と同時にドラフトしてもらえると。そうしたら、カネは溢れるほど手に入るだろうと。

まあ、確かにクスリの効果はあった。彼はドラフトされた。だが、プロのスポーツリーグには必ずステロイドの検査があるのだとは、誰も彼に教えていなかったのだった。彼は1年近くステロイドを使い続けていたので、検査結果に疑いの余地はなかった。彼は1年間、採用停止になったのだった。

この写真は、その1年後の彼の姿である。ステロイドを服用していた時、その服用していたステロイドのせいで、彼の肉体は、過剰なテストステロンを分泌することを強いられたのである。やがて、時間と共に、彼の肉体は、みずからテストステロンを分泌するのを止めてしまったのだった。彼がステロイドの服用を止めても、彼の身体は、非常に大切なホルモンを再度、分泌し始めることはなかった。その代わり、彼の身体はエストロゲンを分泌し始めたのである。思春期のたいていの女性の肉体が分泌するのと、ほぼ同量のエストロゲンだった。

そのことが彼の身体にもたらした効果は、極めて大きかった。彼はそもそも身体が非常に大きかったわけではない(まさに、それゆえに彼はステロイドの服用を始めたのである)。だが、そんな小柄な身体であるにも関わらず、筋肉自体が劇的に縮小してしまったのだった。その後、彼は女性として生活を始めた。それゆえ、変な目で見られることはない。

今の彼にプロ野球をプレーしてほしがる人がいると思うだろうか?

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小さなことが重要

パンティのことはどうでもいいの。髪の毛やお化粧も気にしなくていい。ホルモンの効果すら、よいモノサシとは言えないわ。違うの。あなたの彼が充分に、そして本当に女の子になる道を進んでいることが分かるのは、彼が小便をするとき、無意識的に、便座に座ったら。

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カレンへ。

この手紙を書いているのは、あんたの催眠関係のあれこれはゴミ屑だということを知らせるため。あたし、前にも、そう言ったわよね? あたしが、その生き証人。

ええ、あたし、1年くらい前にあんたの小さなCDを盗んだわ。あれ、どこに行ったんだろうって思ってるんじゃない? まあ、謎が解けたってわけね。あのCDを丸1週間、聞き続けた。あんたが間違ってると証明するためにね。でも、あたし、諦めた。何も悪い効果が出なかったから。あたしは、依然として、前のあたしでしょ?

そうそう、あんたは仮説を立てていたわね。普通のヘテロの男をシシーに変えることができるって。普通の男に催眠術をかけて、自分から積極的に女性的で女の子っぽい可愛い存在にどんどん段階を追って変身しているのに、自分自身はすべてがノーマルだと信じ込ませることができるって、あんた、そんなことを考えていたわよね。

はあ? ありえない! そうよ、あたしはあんたの研究成果も盗んだわ。どうしてかって? あんたが高飛車のイヤな女だからよ。あんたはいつも、自分があたしより優れていると思っていた。自分の方が賢いって。はてさて、今はどっちが賢いでしょうか? は? それに、誰もが知ってるわよ。あんたが研究助手の仕事を得られたのは、教授と寝たからだって。

ま、あたしがあたし自身の研究成果を発表して、催眠の力についてのあんたのバカ理論を反証したら、誰もが、どっちが賢いか分かることでしょうね。あたしは、前と変わらずノーマルのままなわけだし、何にも変化がなかったわけ。あたしは依然として、隅からずみまで男のまま。それを証明する写真も同封したわ。

そう。あんたの時代は、もう過去なの。今はあたしの時代。

敬具

あんたの元研究室仲間のジョッシュより


[2016/01/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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