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女性化キャプション2 (2) 

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私は、私のキュートで可愛い夫が大好き。夫は専業主夫をしている。どうして彼が主夫になっているかなんて、私には全然わからない。彼は料理も掃除もする。どんな家事も全部やってくれる。それに、家事を全部こなしながらも、いつもすっごくセクシーな格好でいてくれる。私は、毎晩、仕事から家に帰ると、すぐにスーツを脱ぎ棄て、ストラップオンをつけ、その場のキッチンで彼の身体を奪いたくなってしまう。

私たちの夫婦生活が正統的でないことは知っている。たいていの夫はスカートを履いたり、パンティを履いたりはしないことも、よく分かっている。男が妻のために身綺麗にして、着飾ったりしないことも知っている。そして、こんなに綺麗な夫を持てて、私が運がいいことも充分に知っている。

そんな私たちも、かつてはあんなふうだった。ずいぶん前のことのように思える。私たちがノーマルな夫婦だったこと。私たちは共働きだったのだけど、でも、彼はこの家の主だった。料理も掃除も私の仕事だった。全部、私がしていた(もっとも、今の彼ほど完璧ではなかったし、家事をしていた時も、今の彼のようにセクシーな格好ではなかったけれど)。でも、彼が職を失ってから、すべてが変わった。彼が家事を行うのが理屈に合っていたし、彼もとても上手に家事をしてくれた。

そして服装……まあ、この件はまったく違う話し。彼は……何と言うか……ちょっと、お粗末なカラダをしている。私が何を言っているか分かると思うけど。完全勃起で7センチ半。そうなのよ。彼が中に入れようとしても、何も感じなかった。それで、私は、それにうんざりしてしまったわけ。特に、私が家計を支えるようになってからは、私はより支配的になった。

ストラップオンを使った最初の夜、彼は、ウブな女の子みたいに怖がっていた。でも、私は優しくしてあげた。彼に気持ちよくなってほしいと思ったから。だからとてもゆっくりと行った。でも、その後は、それをするたびに、彼はどんどん喜ぶようになっていった。すぐに私たちは、セックスと言えば、ストラップオンを使うセックスだけになった。

私自身は、彼の服装とか身のこなしを変えるように頼んだことは一切ない。彼が自分で変えたわけ。彼は、私のために可愛く見えていたいって言ったの。容姿を完璧に変えるまで、多少時間がかかったけれど、とうとう、完璧にこなせるようになったら……わーお、すごい美人!

さっきも言ったように、私たちはノーマルな夫婦ではない。だけど、私たちにはこれが一番。私たちが良いと思うこと、それこそが私たちにとって大切なことだし。

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「これ、気に入った?」 とジムは妻の前でポーズを取った。

「な、なに?……ジム、どうしてそんな格好を?」 とタミーが訊いた。

「バレンタイン・デーのプレゼントとして、これを僕のために買ったって言ったよね? 君は僕にこれを着てほしいと思ってたんじゃ?」 とジムは少しムッとして言った。

「た、確かにあなたのために買ったわ。でも、それを着るのは私なのよ、ジム」

「え? と言うことは僕は全部、無駄なことをしたと言うこと? 身体の毛を全部剃ったし、化粧もしたし、美容院にも行ったのに……」

「でも、とても可愛いわよ。あっ、そう言えば……。あなたが私に買ってくれたプレゼントを開けるわね……」

「あ、いや、あの……ああ、いいよ」 

ジムは口ごもった。そして彼が先を言う前に、タミーは包み紙を破いていた。ジムは、中にあるモノを知っているので、顔を赤らめた。

タミーは中身をしばらく見つめ、それから顔を上げてジムを見た。

「ストラップオン?……あなた、まさか……」

「それは……ジョークだよ。僕は……」 ジムは見るからに落胆した顔をしていた。

「ああ、可哀想に。もちろん、私はこのストラップオンをつけてあなたを犯してあげるわ。それがあなたが望むことなら」 タミーはなだめるような声でそう言い、彼の肩を撫でた。

「本当?」 ジムはタミーに抱きついた。「今日はこれまでで最高のバレンタイン・デーになりそうだよ!」

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ダニーはずっと前からハロウィーンが大好きな休日となっていた。どうしてなのか、その理由は複雑ではない。ハロウィーンの日には、女性たちはフリーパスを得るからだ。その日は、女性たちは好きなだけエロい服を着ることができ、誰にも文句を言われない。どんなに肌を露わにした服であろうと問題ない。それはただのコスチュームなのだから。普通の日や、普通のパーティでは、とてもそんな服装になる気は起きないのだ。

したがって、ハロウィーンは、ダニー(と他の無数の男たち)に、女性の知り合いや同僚たちの、いつもと違った側面を見る機会を与えてくれるのである。さらに加えて、ハロウィーンは、ダニーに賢いコスチュームを案出する機会を与えてくれる。上述の露出度の高い服を着た女の子たちと打ち解け合うきっかけとなるようなコスチュームだ。それが上手く嵌ると、ダニーにとってはセックスをする機会が嵐のように押し寄せてくることになるのだ。

ダニーは、伝統的には女性の仕事とされている図書館員をしていたのであるが、そのため、彼にはたくさん女性の友だちがいた。ハロウィーンが近づいてきた時、そんな女友だちのひとりが彼に言った。女装してみたらどうかと。彼女が言うには、女装した男はみんなとても可笑しい。それゆえ、女装男は、女性たちに、男性性を剥き出しにしない完全な安全パイだというメッセージを送ることになるのだと。最初、ダニーは半信半疑だったが、ハロウィーンが近づき、彼自身、良いアイデアがなかったこともあって、その提案がだんだんと良いものに思えてきたのであった。そして、とうとう、彼は観念して、やってみることにしたのである。もちろん、女の子たちはチョー大喜びした。でも、どんなタイプの女装をしたらよいのだろう? 普通の一般的な女の子の格好をする? あるいは、何かテーマに沿った女装をする? 女友だちは皆、後者を強力に支持したので、ダニーはそれに従った。女の子のひとりが、秘書の格好をしたらどうかと提案したが、それは即座に却下された。別の女の子が、フーターズ(参考)の女の子になったらと言い、他の女の子たちも、いいわねと言った。ダニー自身は確信していたわけじゃなかったのだが、まあ、その時の彼はみんなの流れに合わせておこうと思ったのである。だが、その時、さらに別の女の子が、プレーボーイのバニーガールになったらどうかと提案したのだった。その瞬間、女の子たちはいっせいに悲鳴を上げ、それ以外の選択はありえないと、賛成した。是非、その格好してみて。それ以外はダメよと、皆が言った。そんなわけで、ダニーはしぶしぶ同意したのだった。

ハロウィーン当日になり、女の子たちは彼の身支度を手伝った。彼女たちはすべての面倒をみた。お化粧から毛剃りから、何からなにまで。すべてが終わり、ダニーは鏡を覗きこんだ。鏡の中の自分の姿が信じられなかった。女装した男には全然見えないし、可笑しいところもなかった。肌を露わにした服を着た、セクシーな女の子そのものにしか見えなかったのである。その時、ダニーはためらい始めた。女の子たちがそばにいて、自分の背中を押してくれなかったら、たぶん、ここまではしなかっただろう。たまたま、彼女たちがそばにいたから、ここまでするほか道がなくなってしまっただけじゃないか?

パーティに行くと、文字通り、男たちの視線が次々と身体に突き刺さるのを感じた。男性とすれ違うたびに、自分の女性的なお尻にその男が視線を釘づけにしているのを感じた。それに、彼に言い寄ってきた男性の数と言ったら、本当に信じられないほど。ダニーのこれまでの人生で、これほど人から求められたことは一度もなかった。夜が更けるにつれて、彼は次第に気を緩め始めた。言い寄ってきた男とダンスをするようになった。男とダンスしたって、何も害はないじゃないか。どうせ、彼の正体を知っている人は、(彼を観察し続けている女の子たちを除いて)誰もいないのだから。

夜の終わりにかけて、ダニーは、とある大きな黒人男性と(かなり淫らな)ダンスをしていた。

その男がダニーの耳元に囁いた。「場所を変えないか?」 

ダニーは頭を左右に振った。「明日、早起きしなければいけないの」 

「なあ、いいだろう? ちょっと俺の家に立ち寄って、何かお酒を飲むだけだよ。少しくらい夜更かししてもいいだろ?」

ダニーはどうしてよいか分からなかった。心では行きたくなかったが、ちょっと、付き合ってみたいと思う自分もいた。男たちにちやほやされたのが楽しかったし、この男性は特にハンサムで、逞しかった。

ダニー自身、なにが起きたか分からぬうちに、気がつくと、彼はその男と一緒に車の中にいた。後でわかったことだが、男の名はブライアンと言った。車に乗っていたのはほんのわずかで、すぐにふたりはブライアンのアパートに来ていた。ブライアンは成功者であるのは明らかだった。アパートの中は、ちょっとけばけばしいとは言え、高価そうな家具が揃えられていたからである。アパートに来て1分後、ふたりはカウチに座り、おしゃべりをしていた。そのさらに1分後、ふたりは抱き合っていた。何がどうなっているのか、ダニーが分かったのは、男の舌が彼の口の中に滑り込んできて、両手で身体じゅうをまさぐられているのに気づいた時だった。この熱情に溢れたひと時に彼は我を忘れていた。そんなふうな気持ちになったことは一度もなかったし、ましてや、他の男とこんなふうになったことなど一度もなかったのである。だが、ダニーは、自分が欲しているモノははっきり分かっていた。彼はブライアンのスラックスのチャックを降ろし、中から太い分身を手繰り出した。ダニーのそれよりはるかに巨大な代物だった。両手で握っても握りきるのがやっと。それに、この重量感。しごくのに合わせてみるみる固くなってくる。

ダニーがバニーガールの衣装を(耳とカラーを除いて、すべて)脱ぎ去ったのはそれから間もなくのことだった。ブライアンは興奮しきっていて、ダニーの小さなペニスのことなど気にならなかった。ダニーは四つん這いになり、ブライアンのペニスの先端を口に含んだ。そして大きな美しい目でブライアンを見上げた。その目はありがとうと言っているようだった。そして、おしゃぶりを始める。とてもいい感触だった。こうすることが、あまりに当然であるように思えた。だが、そんな快感は、ブライアンに後ろから奪われた時の強烈な感覚に比べたら、すっかりかすんでしまう。その瞬間から、ダニーは自分が長年、間違った生き方をしていたことを悟った。自分は女性と一緒にいるべきなのではない。男性と一緒になるべきなのだと。

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どうしてよいか分からない。前からパパは少し女々しいというのは知ってたけど……少しと言うか、すごく女性的だと思っていたのはホント。でも、パパが実際にオトコに興味があるなんて、全然、思ったこともなかった。そして、先週、冬休みで大学から実家に戻ったら、パパが以前とは全然違った感じになっていたのだった。髪の毛を長くして、お化粧をしているように見えた。それに服装も。ユニセックスどころでなくなっていた。ドレスやスカートとかを着ているという感じじゃなくって、完璧に婦人服を着ていた。洗濯物入れにパパが履いていたパンティがあったのも見た。

そんなことは全部、何とかできる。パパは、自分が着たいような服を着ればよいと思っている。でも、その後、パパのスマホの待ち受け画面を見たんだ。パパはお尻を高々と持ち上げて、後ろには大きなペニスが来ていて、挿入のために位置を取っていた。でも、それも本当は問題じゃない。パパが誰と寝ようが僕は気にしない。パパは依然として僕のパパだし、なにが起きようと、僕はパパを愛し続けるから。

でも、その待ち受け画面についてパパに問いただしたら、パパは、これは1回きりのことだと、実際は、こんな人間じゃないんだと言ったんだ。パパの上司からの命令でしたんだと、そんなことを言った。でも、僕はそれは真に受けていない。僕があの画面を見た後では信じられない。パパのあの表情を見た後では、信じることなどできない。

パパは何もしなくていいから、最低でも、僕に正直になってほしいだけ。


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「うちの息子はすごくシシー……そして私は、このこと以上、誇りを持てることはない」
メアリ・フィリップス上院議員

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キャメロンはずっと前から小さくて女性的だった。他の男の子たちと馴染みあったことは一度もなかった。男たちはとても乱暴だ。それに対して、彼は柔和さと繊細さの権化のような存在。

でも、キャメロンは頑固でもあった。他の人が彼にどういう服装をしろとか、どんな態度をしろとか言っても、彼はそれに従うことを頑として拒否した。彼は可愛い服装が好きなのだ。彼はラブコメを見るのが好きなのだ。そして、彼は女の子たちとつるんで遊ぶのが好きなのだ。女の子たちとは趣味が合うことがすごく多かったし、女の子たちは彼のことを理解してくれた。言うまでもなく、彼には男の友達は少なかった。

友達グループの間で時々起きることではあるが、キャメロンの派閥も均質的になっていった。誰かがある流行に乗ると、キャメロンも含むグループの他のメンバーも同じ流行に乗るのである。それが意味することは、彼は女の子の服装をすることが多くなったということである。

しかしながら、キャメロンは自分はゲイではないことは維持し続けた。彼は女の子が好きであった。仲間の女の子たちが、あの男の子がキュートだとか、あの子がセクシーだとか噂話に花を咲かせている時、彼は彼女たちの話しを無視しようとした。時々、彼は、魅力的と感じる女優やモデルについて会話を始めようとしたが、女の子たちは、そんな彼を笑い飛ばすのが普通で、すぐに別の話題に移ってしまうのだった。

キャメロンの19歳の誕生日、女の子たちは彼にビックリ・パーティを開いてあげた。彼がケーキのろうそくを吹き消すと、(彼の一番の友人だった)レベッカが言った。「キャミイ? 私たち、あなたが高校時代、辛かったのを知ってるわ。男子が全員、あなたの服装とかについてからかっていたもの。それに私たち、あなたがゲイでないことも知っている。でもね、私たち、あなたにプレゼントを用意したの」

その瞬間、ドアが開き、外から、カウボーイの服を着た非常にハンサムで体格の良い男が入ってきた。女の子たちはいっせいに歓声を上げた。誰かが音楽を流し、彼はダンスを始めた。カウボーイはゆっくりとキャメロンのところに近づいてくる。キャメロンはショックで唖然としたまま座っていた。男は引き千切るようにして着ているシャツを脱ぎ、筋肉が波打つ胸板を見せた。そしてズボンも降りて行く。

男はキャメロンの真正面に立ち、Gストリングのビキニひとつでダンスをし、腰をうねらせた。盛り上がった股間がキャメロンの目の前、数センチのところでうねっている。キャメロンは目を背けようとしたが、時々、視線が男の股間に迷い戻ってしまう。そして、男はGストリングも引き千切った。女の子たちが歓声を上げる。

キャメロンは、そのペニスに催眠術に掛けられたようになった。彼が口を開け、顔を寄せ、口に含むまで、数秒もかからなかった。どうしても、そうしたくてたまらなくなったから。そうすることが……自然なことにしか思えなかったから。


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2011年、全米プロバスケット協会(NBA)は深刻な危機に直面していた。選手たちが、オーナーによる報酬カットに不満を持ち、ストライキをすることに決めたのである。無数の会議と何百時間にもわたる交渉をしても、オーナーと選手たちは、いまだ合意に至らなかった。その結果、2011-2012年のシーズンは中止となったのである。

しかしながら、ファンたちはそれでもプロのバスケットボールの試合を見たがった。結果、彼らは残された唯一の選択肢に目を向けたのだった。すなわち、女子プロリーグ(WNBA)である。2012-2013年のシーズンも中止となったが、ファンたちは意にも止めなかった。ファンたちは、女性選手のプレーに非常に魅せられ、その結果、男子選手のことはほぼ忘れ去られてしまったのである。オーナーと選手たちがようやく合意に達した時までには、すでに、人気の点でWNBAの方がNBAを上回っていた。もっと言えば、人気の点で言えば、男子バスケットボールは、ストライキ前の女子バスケットボールに匹敵する存在になっていたのである(評論家の中には、女子バスケよりも人気がないと言う者もいた)。

2016年までには、NBAは以前の人気に復帰するのは不可能であることが明らかになっていた。一方、WNBAはその正反対であった。ファンたちは、女子バスケットボールの試合をいくら見ても見あきることがない状態になっていたのである。

その人気(および、それにともなう収入増)に応じて、選手たちの報酬もうなぎ上りになっていた。新しく得た富と権力に従って、女子選手たちは、次第により支配的に振舞い始めた。

2018年までには、新しいトレンドが生まれていた。彼女たち女子選手が、非常に女性的な男性とデートしたり結婚し始めたのである。そういった男性たち(普通は、小柄で、線が細く、可愛い男性たち)は妻や従順なガールフレンドの役割を演じ、一方、女性の方は、夫や情熱的なボーイフレンドの役割を演じた。

アーロン・グレース(WNBAのスーパースター選手のワンダ。グレースの妻)は、そのような、いわゆるボーイ妻のひとりである。皆さんにも左の写真を見れば分かる通り、彼には男性性のひとかけらも残っていない。

スポーツ選手たちが行うことすべてについてと同様に、この状況は私たちの文化に、広範囲にわたる多数の影響を与えた。まず第一に、そして最も顕著なこととして、男子バスケットボールは、あらゆるレベルで、女子バスケットボールの後ろの位置に存在することになった(そして他のスポーツも同様にその傾向に従った)。多くの高校で、男子バスケットボール部が不人気であると言う理由で、廃部になった。高校などのスポーツイベントでは、男性のチアリーダたち(伝統的な女性のユニフォームを着た男子チアリーダたち)を見ることが珍しくない。

単なる労働争議だったことが、スポーツ選手たちの運命を永遠に変えてしまったのだろうか? その通りであるし、その変化はまだ終わっていない。2011年以来、フットボール、野球、ラクロスなど、他の多くのスポーツでも、伝統的な男性優位の状態が疑問視されてきているし、いずれのスポーツでも女子チームの人気が着実に高まってきているのである。

これから10年かそこらの時間が経つと、男女のジェンダーの役割とはいったいどうあるべきなのかについて、今とは非常に、非常に異なった考えに直面する可能性があることを想像するのは、そう難しいことではないだろう。

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私はとてもとても悪い女。私にも理由はあるけど、でも……親友の大きなおちんちんの上にまたがって嬉しそうに身体を上下させてる彼の写真を見ると、私はやりすぎたかもと思ってしまう。つまり、彼には奥さんがいたわけだし……。

でも、決断をしたのは彼自身。その帰結がこれだけど。私がやりすぎてしまったかどうかについては、皆さんが判決を下してくれてもいいわ。

5年前、私はとある夏場の大ヒット映画で恋愛物の役を演じ大ブレークを果たした(映画の題名は伏せておきます)。その映画では、(改善の余地はいくらでもあるのだけど)まあまあの仕事ができたし、それに、分かると思うけど、私はアレが好きそうな顔つきをしてるから。そんなわけで、その仕事の後、どんどんオファーが流れ込んできた。3年間で映画が6本。本数を重ねるごとにギャラも上がっていった。私はセクシーで、それでありながら、「隣に住む女の子」っぽいイメージもある。私は世界の頂上に立った気分だった。

でも、3年前、私は間違いを犯してしまった。とあるパーティに出席していて、そこではみんながしていたことだったのだけど。当時、まだ22歳と若く、それにおバカだった私は、誰かにヘロインをやってみたらと誘われ、たった1度だけしてみたのだった。その後、中毒にならなかったのは運が良かったのだと思う。1回でもしたら中毒になると言われているから。でも、私はそうはならなかった……

とにかく、それが問題ではない。本当の問題は、最初から最後まで、トレント・チャンスと言う名の男に関わること。彼はパパラッチで、私がドラッグを注射している写真を撮ったのだ。彼がその写真を売ろうとしているのを知った私は、写真を買い取ろうとしたけど、いくらお金を積んでも、彼は頑として応じなかった。結局、彼は写真を誰かに売り飛ばし、私の女優生活は事実上、終わりになった。オファーは途絶え、私は大衆の前から姿を消したのだった。

幸い、私はお金については賢い使い方をしていて、かなり長い間、経済的に困ることはなかった。とは言え、私は幼いころから女優になることを夢見てきたわけで、その夢をあの男に奪い取られてしまったのである。私は彼を破滅させようと思った。

できるだけ大きな復讐の効果が得られるようにと、私立探偵を雇い、彼を尾行させた。だが、残念なことに、トレントはクリーンな人間だった……ただひとつ、彼は極端なホモ嫌いだった。彼は、あらゆる機会を捉えては、ホモセクシュアルの人々をあざけり、罵倒していた。

でも、そのことをどうやって彼への復讐に利用したらいいだろう? その方法を考えつくのに、結構、時間がかかった。でも、ついに、私は催眠術に関するウェブサイトを見つけたのだった。ちょっと胡散臭い感じもしたのだが、私はその催眠術師に会うことに決めた。その催眠術師に会うと、彼は、本当に効くと請け合ったし、その証拠としてビデオも見せてくれた。それでもまだ疑い深かった私は、ある取引を申し出た。つまり、その場では、彼が要求する金額の4分の1しか払わないということ。ただし、本当に成功した場合は、要求額の2倍を払うという取引である。

それでだけど、結果として、その催眠術は、まさに催眠術師が言った通り、あるいは、それ以上の効果を出したのだった。私は、例の私立探偵に、彼の家に侵入させ、すべてのDVD、CD、およびパソコンやiPodに入っているデジタル・オーディオや動画ファイルを、サブリミナル・メッセージを加えたファイルで置き換えさせたのである。

実際、実に賢いやり方だった。彼を、彼が憎む存在になりたいと思わせるのである。催眠術師は、その変化はゆっくり進むだろうと言っていた。他の男性の股間に少し長く視線を向けてしまうようになるとか、自慰をする時に頭の中に大きなペニスが浮かんでくるとか。そういう、些細なことから徐々に効果が積み重なっていくだろうと。それから2ヶ月ほどのうちに、彼は明らかにバイセクシュアルになるだろうし、1年以内に、女性を性的なことをする相手とは見なくなるだろうと。

でも、奇妙と言えば奇妙だった。確かに催眠術師の言う通りに進行したが、彼は、トレントがどんなふうに男性を惹きつけようとするかまでは予測していなかった。トレントが自分から女性化し始めるとは、誰も想像できなかったことだろう。多分、トレントが考えた論理は、こういうことなのだろう。男は女が好きなものだ。ゆえに、自分をできる限り女に見えるようにしたら希望が叶うと。

それから1年以上が過ぎた。いま私は、彼のホモ嫌いを封じ込めていた催眠を解こうかと考えている。そうすれば、もっと適切な懲らしめになると思う。自分が自分自身が嫌う存在になっているという恥辱と同時に、燃えるような抑えきれない欲情が混ざり合えば、かなり強力な精神的葛藤を生むだろう。あるいは、彼を今のままにしておき、かつての自分のことを知らないままにしておくというのもアリかもしれない。その方が良い世界になるだろうと。

どちらかに決めなくては。

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「単に私が男だからと言って、私が可愛くなれないことにはならない」
トミー・エドワーズ
世界初のプレイボイー誌の男性のバニー

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かつてジェイソンは大スターだった。若い10代のファンが山のようにいた(大半が女の子)。彼が13歳から16歳になる頃まで、すべてが彼のモノになるように思えた。

歌が歌えるし、しかも上手だ。しかし、そんなことができる人はたくさんいる。ジェイソンには、歌う能力と、ある種の両性具有的な(極めて愛らしい)ルックスのふたつを兼ね備えていたのである。そこに多くの女の子たちが夢中になった。

もっと言えば、インターネットで流行っていたジョークとして、彼は男の子と言うより女の子に見えるというジョークがあった。だが、彼は好都合なからかいの対象であり、自分からも笑い者になるのを喜んでいた。

そんなとき、あれが起きた。彼が17歳の時、ある若い女性が前に現れ、彼の子を身ごもったと言ったのである。そういうこと自体は、それほど珍しいことではない。有名人にはよくあることである。しかし、その時のジェイソンの反応は、普通、人が予想することとは非常に異なっていた。

最初、彼は普通に否定しただけだった。それでも問題は消え去らなかったが、少なくとも、少し鎮静化した。それから2ヶ月ほどにわたり、彼はほぼ常時、その話題に関する質問を受け付けなかった。

だが、その後、ビデオが表ざたになったのである。荒い画面のビデオで、明らかに携帯電話のカメラで撮ったものと分かる。ジェイソンは、おそらく私的なパーティで撮ったビデオだと思った。そのビデオでは、彼はある男の膝の上に乗っていた(一方、彼のガールフレンドとされている芸能人の女性は、無視され、近くのカウチにつまらなさそうに座っていた)。それでも不十分なのか、ジェイソンとその男との会話も録音されていた。

「こんなこと全部、終わってしまえばいいのに。何で……何であたしが? 子供の父親? まるで、一度でもアレをしたことがあるみたいじゃない」

そのジェイソンのイントネーションと(片手を「男友だち」の胸板に乗せ、もう一方の腕を男の首に巻きつけている、という)振舞いを見ると、ほぼ間違いなく、彼は女性とのセックスを嫌悪していると察することができる。

そのビデオが登場すると、途端に彼の人気が急落した。10代の女の子というものは、女性を好まない男の子を憧れのアイドルとはしないのである。時間が経つにつれて、彼は表舞台から消え去った。

だが、昨年、落ち目の有名人ではよくあることだが、18歳になったばかりのジェイソンが映っているセックス・ビデオが流出した。その中では、ジェイソンは明らかに仮面を脱ぎ棄て、自分がシシーであることを自慢していた(長い髪の毛、滑らかで無毛の肌、化粧、そして女性服)。そして彼の相手は、予想するに、有名な(ストレートの)男優と思われる。これにより、ジェイソンは再び芸能界に復帰することになるのだろうか? 多分、そうなるかもしれない。あるいは、彼はこれを利用して、別のまったく新しい仕事に就こうとしてるのかもしれない。


[2016/02/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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