ウェンディは両手をあたしの脚の両脇に突いたまま、ゆっくりと這いあがってきた。そして、左右の膝をあたしの脚の左右の外側に突いた。つまり、あたしの脚のところに四つん這いになって覆いかぶさっている形。お尻を向こう側の壁の方に向け、高く掲げてる。完璧な丸みの素敵なお尻。
乳房が張りを保ったまま、あたしの向こうずねの上5センチくらいのところに垂れている。そして、目はあたしの目をしっかり見つめてる。
その姿勢のまま、また這い上がってきた。彼女の肉体が、あたしの身体の近くを動いてるのは感じられるけど、実際はまだ、どこにも触れていない。
彼女の右の膝があたしの右の太腿のそばに来た。そして左の膝も右の太腿のそばに。そして、ピッタリとふたりの肌が触れた。彼女の柔らかい膝のあたりの肌があたしの太腿の肌に触れる。
そして今度は彼女の両手が触れてきた。あたしの胴体の側面をスーッと撫で上げてきて、脇の下に着た。そして、そのまま身体を下げてくる。それと同時にお尻をいっそう高く掲げた。猫が背伸びをするような身体の動き。それから流れるような動きで、ウェンディは滑るようにあたしの身体に身体を押しつけてきた。
最初は、彼女の胸があたしの太腿の付け根に触れるのを感じた。乳首だけが触れるような、本当にライトな接触。
次に彼女の身体全体が這い上がってくるのを感じた。彼女の乳房の谷間のところをあたしのおちんちんに押し付けてくるのを感じる。思わず、「ああーん」と声を上げてしまった。
ウェンディはそのまま前のめりになって、すぐに彼女のおっぱいがあたしのおっぱいに押しつけられるのを感じた。そこで彼女は動きを止めた。
ウェンディのおっぱいがあたしのおっぱいの上に載っている。重量感と熱がたまらない。乳首が固く立っていて、あたしの乳房の肌に食い込んでるし、あたしの固くなった乳首も彼女の乳房に食い込んでる。
そして、彼女の顔があたしのすぐ前に来てる。ぷっくり膨らんだ唇がとても素敵で綺麗。しかも、その唇にはあたしが出した精液の滴がついていて、糸を引いて垂れそうになっている。
ウェンディは注意深く、再び両膝を前に動かした。そして腰を上げ、そこで動きを止めた。彼女のあそこが熱を帯びてるのが感じられる。まだ触れていないけど、熱が放射されてあたしの下半身を照らしてる。彼女のあそこはあたしのおちんちんの上、3センチも離れていない。すごく近くて、その湿り気が感じられるほど。でもウェンディはそのまま腰を沈めてはこなかった。あたしはこんなに入れたい気持ちになっているのに、それに、彼女もあそこに入れてほしくて飢えているはずなのに、彼女はそうさせてくれなかった。
その代わりウェンディは前のめりになって、唇をあたしの唇に押しつけてきた。あたしは、これにちょっと驚いてしまった。どうして驚いたか分からないけど、驚いたのは事実。
そして、キス。彼女のキスにあたしはとろけていくような気持ちだった。ウェンディの唇はとても柔らかくて、まるで、あたしの唇をあやすためだけにできてるように感じられた。
彼女の顔面にも唇にもあたしの白濁がついていて、それがあたしの顔にも塗りつけられたけど、この、ほとんど天使のように美しいキスをされていて、全然気にならない。
心臓がドキドキ高鳴っていた。自然と身体が反ってくる。何だか、とても……彼女にキスされてることが、とても正しいことのように感じられてくる。
それに何より気持ちがいいの。どうしても声が出てしまいそう。
あたしは口を開いた。そして、ああーんと小さく、泣くようなよがり声を上げた。それと同時に、ウェンディも口を開いた。
ウェンディが、あたしが出した白濁を飲み下していなかったのは、たぶん、あたしも知っていたはずなんだけど、でも、その時に起きたことの心構えはできていなかった。
あたし自身の精液とウェンディの唾液が混じった生温かいものが、どろりと彼女の口から出てきたのだった。ああーんとヨガリ声を上げたのと同時に、どろりと流しこまれた。
あたしの出したちょっと塩辛い精液。それとウェンディの甘い唾液。それが混ざって、何と言っていいか分からない。
それを流しこまれて、あたしはさらに大きなヨガリ声を上げた。うがいをする時のように、喉のところでゴロゴロと鳴る。
その混じったものを、口の中に溜めこんで味を確かめたかったけど、お腹の中に入れてしまいたいという気持ちの方が上回った。ごくりと喉を鳴らして飲みこんだ。温かいものが喉を下っていく感覚。それに、こんな下品でイヤラシイことをしてるという感覚。そのふたつに全身が包まれる感じだった。
ウェンディは口に溜めていたものをあたしに飲ませた後、再び、あたしにキスをした。今度は前よりも情熱的に。
彼女の舌があたしの口に入ってくる。そして、あたしの舌や歯、歯茎の裏から頬の内側まで探ってきた。
彼女の舌を捕えたかったけど、そうしなかった。それよりも、彼女にされるがままになっていたかった。あたしに好きなことをしてほしいと。
ウェンディはあたしの口の中に残っていたあたしの精液や彼女自身の唾液をチューっと吸って、ごくりと音を立てて飲んだ。そうしながらも、あたしの口の中を舌で軽く叩くような動きを続け、ぴちゃぴちゃ、くちゃくちゃとリズミカルにイヤラシイ音を立てていた。そのリズムにあたしの方も反応し始め、あたしも彼女の誘うような温かい口の中に舌を挿し入れた。ウェンディの口の味がどんな味なのか確かめるために。それに、彼女がしてくれてることのお返しをしてあげるために。そうやってくちゃくちゃ音を立てながらキスを続けた。
そして、ようやくウェンディはキスを解いた。そしてあたしを見おろした。
「私、これまで、エッチした人は何十人もいるの」 ほとんど驚いているような口調だった。「……でも、こんな気持ちになったことは初めてよ、ラリッサ。してほしいの。お願い、私をヤッテ!」
ウェンディの言葉のひとつひとつに背筋がぞくぞくした。
「お願い……。私のあそこに、あなたのおちんちんを突っ込んで。できるだけ激しく。あたしを犯して。さっき、あなたをイカセてあげたでしょう? だから、今度は私を助けて。どうしてもヤッテほしいの!」
おねだりするような声であたしの耳元に囁きかけてくる。その瞬間、まさに彼女が言ったことをしようかと思った。だって、ウェンディと同じくらいあたしもそうしたかったから。でも、あたしは別の道を進むことにした。
「してあげてもいいかも……」
あたしは落ちついた声で言った。腰を突き上げたけど、それほど高くは突き上げなかった。おちんちんの先が彼女のびしょ濡れになってる陰唇に触れた。その途端に、「うーん……!」と彼女は声を上げた。でも、あたしは突き上げるのはそこまでにした。
その気になればウェンディは、そのまま腰を沈めれば、挿入していたと思う。でも、彼女もこのゲームを気に入ったようだった。
ウェンディはあたしに微笑みかけながら、腰を回転させ始めた。あたしのおちんちんは、彼女のあそこの唇に擦りつけるようにされながら、ぐるぐる回されていた。でも、中には入らない。
「ラリッサ! ああ、ひどい人!」 あたしのおちんちんでクリトリスを擦りながら、彼女は喘ぎながら、そう言った。「ああ、どうすればいいの? 教えて? どうすれば入れてくれるの? 欲しいもの、何でもいいのよ。あなたに上げるから。だから、入れて、お願い!」
あたしは何も考えていなかったと思う。ただ口から言葉が出ていた。
「ウェンディ、あなたの魂が欲しいわ」
そう小さな声で言い、同時に、おちんちんで彼女のクリトリスを強く突いた。
「ああっ! ああーん、ラリッサ……。あなたのものよ!」
その言葉を聞くと同時に、あたしは両手を出し、ウェンディの見事な腰をがっちりと掴んで、あたしのおちんちんへとぐいっと引き寄せた。
「す、すごい!」
彼女を引き寄せながら、思わず、唸り声が出ていた。ウェンディの濡れた口が信じられないほど気持ちいいと思ったけど、それも、彼女の濡れたあそこに比べたら、全然、比較にならなかった。
文字通り、あたしの勃起を吸いこんで離そうとしない感じ。暖かいと同時に柔らかい。ねっとりと濡れていて、心が安らぐ感じ。
自分のあそこを自慰でいじって感じる気持ちよさは知ってるけど、でも、ウェンディのあそこにおちんちんを入れる方が、もっと気持ちいいように思えた。