美しきジョディには分からないことだったが、デリックは受話器にひそひそ声でチームメートにこのアパートの部屋に来るように話していたのである。この部屋でこそ、じきに本当のパーティが始まるだろうと。デリックは電話を終えた。そしてジョディはパニックに陥った。デリックが椅子に座ったまま、彼女をいやらしいにやけた顔で見ていたからである。
「ジョディ、ビールはねえのか?」
「ごめんなさい。ビールはないわ。だけど、もう私は今夜は終わりにして、休みたいと思ってるの」 ジョディはデリックに部屋から出ていってもらおうと、できるだけ丁寧に伝えようとしていた。「お願い、もう、私は眠る時間なの!」
デリックは、その分厚い唇を舐めた。
「そうだな、その通り。お前はもうベッドに入る時間だ!」
「お願い。もう帰ってちょうだい!」 怖がるジョディ。
「いや、そうはいかねえな。俺はどうしてもここにいたいんだ」
その返事にジョディは震え始めた。すぐに寮の管理人に電話をしなければと、気があせる。管理人は通りの向こう、1ブロック先の自宅に住んでいる。だが、ジョディがデリックの横をすり抜けようとするのと同時に、彼は素早く行動に移った。さっと彼女の口を手で押さえ、容易く彼女をベッドへと引きずり倒したのだった。ジョディは両腕を振り回してあらがったが、この巨体の黒いけだものに敵うはずはなかった。デリックはジョディをベッドに仰向けにさせ、その上から覆い被さり、体重をかけて身動きできなくさせた。恐怖におののきながら自分の下に横たわるジョディの美しい顔を見下ろす。叫び声を出させないように大きな手で彼女の口を覆っている。緑の瞳は恐怖で大きく見開いている。
胸元がVラインになっているサマードレス。その首もとに大きな黒い手が伸びた。そこを一気に強く引っ張り、ドレス前のボタンがすべてちぎれ飛んだ。ジョディの体を守るものはレースの白ブラジャーとそれにマッチしたパンティ、そしてヒールの低い靴だけになってしまった。デリックは、引き続きブラにも手をかけ、それもあっという間に引き剥がされた。デリックは覆い被さりつつも、顔を下げ、彼女の敏感なピンク色の乳首を舐めた。ジョディは左右に頭を振って、どうにかして逃れようともがいていた。だが、デリックに執拗に乳首を吸われ、乳首は次第に固さを増していた。次にパンティにも手を掛けられ、丸められ、細く白い脚に沿って引き降ろされていく。そしてとうとう、パンティは彼女のヒールから離されてしまったのだった。
デリックは、顔をジョディの胸から徐々に下方へ移動し、清楚な股間へと移った。いまだ男に触れられていない花園である。デリックの長い舌が縮れ毛の中を這い回り、やがて未踏の割れ目の中へと入って行った。探りまわる舌から逃れようと、ジョディは狂ったように体をくねらせた。だが、探り這い回る舌の動きに反応して、彼女の女陰は体液を分泌し始める。デリックは、一時、そこを離れ、細い脚に沿って舐め降り、足先へと向かった。そして、彼女の足からヒールを脱がす。とうとう、彼女の神々しい白い足を崇める時が来たのだ。デリックは彼女の足を愛撫し、柔らかい足裏を舐めまくり、可愛らしいピンク色にマニキュアした足指を口に含んだ。ジョディは必死にもがいてはいたが、逃れられるような隙はまったくなかった。その間、ひたすら懇願し続ける。
「お願い・・・ああ、やめて・・・・やめてください・・・だめ・・・こんなこと、しないで・・・ああ、お願い・・・私、バージンなの!」