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Bad Girl (Feminization Caption) 

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多分、最初からお母さんの計画通りだったんだ。お母さんがケイティ叔母さんのところに住むようにと言った時から、お母さんはどういうことになるか知っていたに違いないんだ。僕の男らしさはそう長続きしないと知っていたに違いないんだ。ケイティなら、決して放っておかないと。

ケイティは旧派のフェミニストだ。そして、その旧派フェミニストって呼び名が示す典型例のうち、最悪のタイプと言える生き方をしている人間だ。完璧に、純粋に男性を憎んでいて、あらゆる点で男は女に完全に劣っていると思っていた。だから、僕が悪さをしたり、警察に捕まったり、授業をさぼったりするようになったとき、お母さんは、素早く僕をまっとうな人間にできる人間はケイティ以外にいないと思ったんだろう。

もちろん、僕は文句を言った。引っ越しなんか嫌だった。それに、ケイティ叔母さんが大嫌いだったし。でも、僕には選択の余地はなくて、従わざるを得なかった。

ケイティのところに着いたとき、なんか変だなと思った。というのも、ケイティは、いきなり僕の荷物をクローゼットに仕舞って、もう、あんたにはこんなもの不必要になるわと言ったから。そして僕の新しい部屋というところに連れて行かれたんだけど、その部屋を見てびっくりした。すごく女の子っぽい装飾の部屋だった。さらに、これから僕は女の子のように生きて、女の子のように振る舞うようにと言われて、さらにびっくりしたんだ。

「この家にはね、男の居場所はないの。特にあんたの卑劣な父親がたどったのと同じ道を進もうとしている男はいらないの。はい、それじゃあ、そのみっともない服を脱いで、ちゃんとした服に着替えましょう」

僕は抵抗したけど、ケイティは僕より体が大きかった。力も強かったし。それに、僕は、この家を追い出されたら、他に行く場所もなかった。僕はあきらめた。そして、気が付くと、素っ裸にされ、体毛をすっかり剃られていた。すごく弱々しくなった気持ちだった。その気持ち、生まれて初めて女物の服を着せられたけど、いっそう強まるばかりだった。

今でも思うけど、パンティが一番辛かった気がする。女物の服を着せられたけど、それはすぐに慣れた。でも、パンティは違う。初めてそれを履いたとき、あまりに女っぽくてすごく嫌な感じがした。ただの下着じゃないかと自分を納得させようとしたけどできなかった。ともあれ、パンティを履かされた時こそ、僕が屈服した時だったと思う。僕は抵抗を止めた。ケイティの言うとおりにする以外、道はないとあきらめたのだった。

それから2ヶ月ほどして、僕は服装でも下着でも、女の子の服に完全に慣れた状態になっていた。自分でも驚いたけど、自分がそれを楽しんでいるところもあった。でも、楽しんでいても、その陰では反抗的な心が隠れていた。ケイティ叔母さんが僕を良い女の子にしたがっているのは知っていた。だから、それゆえに、僕は悪い女の子になることだけを思っていた。

その反抗心の疼きをいやすため、僕は男と寝るようになった。でも、実際は、その行為が好きだったから続けていたとも思う。僕が本物の女でないことを気にする男もいたけど、気にしない男もいた。どっちの男にせよ、男たちは結局みんな僕のカラダを楽しんでいくのだけど。

時々、お母さんは、この道こそ僕に進んでほしかったのではないかと思うことがある。お母さんは、僕をケイティ叔母さんのところに寄こしたとき、僕がこうなることを想像していたのじゃないかと。ケイティのところに来たら、男の子として生活することは許されないだろうという点は、お母さんはちゃんと知っていたのは確かだ。でも、お母さんは、単にジェンダーを変えれば、僕の性格まで変える
ことができると、本当に思っていたんだろうか? 僕は以前は反抗していたけれど、今も反抗しているのは変わらない。その反抗の形は変わったのは確かだけれど、でも、反抗的なのは同じなのだ。

今も僕は悪い子だ。今は、女の子になっている。それだけだ。

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[2017/10/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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