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A tight spot 

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「どうして家にじっとしていられなかったのよ。私がちゃんとカバーしていたのに!」

「カバーしてたって? 本気で言ってるの? 姉さんは捕まっていたんだよ! 僕は姉さんを助けようとしたんだ!」

「その結果、どうなったのよ!」

「少なくとも、頑張ったよ。姉さんは、ただ、ぶらぶら遊んでいるだけだった。事情を知らなかったら、姉さんは、あいつらのセックス・スレイブになって喜んでいるだけだと思っただろうね」

「それに、私も事情を知らなかったら、あんたは女性化されるのを喜んでいると思ったことでしょうね。あの、あんたが懇願する様子ったらなかったわ。私たちを売り飛ばさないなら、何でもしますって言うときのあんたの様子ったら」

「そんなこと言ってズルいよ。どうしようもなかったって分かってるじゃないか」

「ええ、分かってるわよ。あんたの言葉もズルかったというのと同じくらいにね。でもね、違いは何かと言うと、私はちゃんと仕切っていたということ。自分がしていることをちゃんと把握していたのよ。もう2週間もすれば、手に入れていたはず。この仕事を終えることができていたはずなのよ。なのに、今は、何? 弟は完全に女性化されてしまったし、ふたりしてこうして森の中、縛られている。さらに悪いことに、連中は、もう私のことを信用しなくなってしまった」

「連中は最初っから姉さんのことを信用していなかったよ。それ、分かっていたんじゃないの? 何もかも、ゲームだったんだ。それに……」

「あいつらを捕まえるのに必要な情報に、あともう少しってところまで来ていたのに。アダム、そういうことを私はしていたの! 自分でちゃんとわかってやっていたことなのよ!」

「分かるよ」

「ちょっと黙って。考えさせて」

「早く頼むよ。あと何分もしないうちに連中が戻ってくるから。あいつらが戻ってきたら、新しいご主人様をあてがわれることになってしまうんだから」

「分かってる。だから、ちょっと黙ってて。お願いだから、黙ってて」

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[2017/11/26] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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