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Creative punishment 

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「おや、おや、おや! これは、これは!」とジェレミーは偉そうに椅子に座り、言った。「まさか、巨根のリックじゃねえよな」

「いらっしゃいませ」と裸のウェイトレスが答えた。「私の名前はリッキーです。今夜は私がこのテーブルのお世話をいたします」

「リッキー? はぁ? お前、俺たちのことを覚えていねえのか? お前、ずいぶん変わったが、俺には分かるぜ」

リッキーは周りを見回した。「今はやめて。あの人たち私のことを見張っているから。マニュアル通りにしないと、罰を受けるのよ。ここでは、できないの」

「何だよ。俺のことを誤解しているようだな。俺はリックに会いに来たわけじゃねえぜ。俺はリッキーに会いに来たんだ。連中がお前をどんなふうに変えたか、見たくなってな。で、実際見てみたら、どうしても言わずにいられねえぜ、連中、お前にとんでもねえ、いい仕事をしたんだなって、よ」

「な、何ですって?」

「俺は、やるなって言ったはずだぜ? 覚えているよな? えぇ? 俺はお前に、あの件はほっとけって言ったよな。だが、お前はタフガイ様にならずにいられなかったってわけだ。喧嘩してカタをつけずにはいられないと。その結果が、このザマだ。自分を見てみろよ」

リッキーは目を背けた。彼はかつては、普通と言ってよい男だった。確かに、怒りを抑える点に関して問題はあったが、そういう男は他にもたくさんいた。彼は、怒りを抑え続けた。それが重要な点だったからだ。少なくとも、彼は怒りを手なずけようとしていたが、その時、あの男たちが彼の弟をバカにし始めたのであった。その瞬間、彼はキレてしまった。その結果、男たちのうち3人が病院送りになり、リックは留置所送りになったのである。

リックは罪を認めた。どう頑張っても、罪状を否定することはできなかった。そして、判決が下されるとき、その時の判事(女性判事)は、彼が新しい更生方法の最初の適用例になるだろうと言ったのであった。「良い話は、あなたは最小の期間だけ刑務所にいればよいということ。悪い話は、あなたは遺伝子操作により男らしさを失うことになるということ」 女性判事はそう告げた。

「退治すべき敵は男性ホルモンなの。あなたのような男性には、そのせいで暴力に駆られてしまう。暴力の触媒となる男性ホルモンを取り除けば、暴力衝動も消えるわ。単純なアイデアでしょ?」

もちろん、リックは反対した。誰だって男なら反対するだろう。だが、彼には選択肢がなかった。彼は、法を犯した瞬間に、自分の権利をすべて放棄したようなものなのだ。そして、それからおおよそ6ヶ月をかけて、彼はしっかりと変身させられたのだった。すべての処置が終わったときには、彼は、他の若く可愛い女性たちとほとんど変わらない姿になっていた。ただ1点、過去の自分を思い出させる脚の間の小さなモノを除いては。当局の人たちは、彼が自分の犯罪を否定しないようにと、それを残すことにしたのだった。

彼は釈放後、保護観察の対象となった。その期間では、ある特殊なレストランに勤務することが条件となっていた。そこでは、リッキーと同じような女性化した男たちが働いており、みな裸でウェイトレスをしている。その姿を彼らの昔の仲間たちに見せることが目的である。犯罪を犯すとどうなるかの見せしめでもあり、刑罰の一部となってもいた。気まずく屈辱的に感じるよう意図されていた。まさにその通りのことだと言える。

「ご、ご注文は? 今日のスペシャルは……」 とリッキーは説明し始めた。

「いや、今はビールのお替りでいい」とジェレミーは言った。「あと、それから。厨房に戻るときは、ちゃんと、その可愛いお尻を振って歩くのを忘れるなよ!」

「か、かしこまりました。すぐにお持ちします」とリッキーは言った。


[2017/12/07] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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