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損害賠償 (6) 

ラブが、メアリの両肩に大きな手をかけ、下に押した。心がここにはなかったメアリだが、肩に強く圧力をかけられたのを感じ、小さくうめいた。硬い床に両膝をつき、痛みを感じる。

「なあ、奥さん、もうちょっと俺たちに協力してくんねえか? 何から何までやらなくちゃいけなくて、俺もうんざりしてきたぜ。あんたは、今夜はずっと俺たちの物になってるんだ。もっと自分でできるだろう? 分かったか?」

メアリは答えなかった。ただ反抗的な目つきでラブを見上げるだけだった。

ラブはメアリの目つきに気づき、すぐさま鋭い目つきで睨みつけ、部屋中に響き渡る声で怒鳴った。

「分かったかって言ってるんだ、こらぁ!」

メアリはすぐに頷いた。「・・・はい」

「そう、それでいいんだよ。じゃあ、俺のズボンを脱がして、ちんぽを出してくれるか?」

メアリは嫌悪感を露わにしつつも、命令に従った。目の前のズボンのベルトを緩め、チャックを降ろし、ボタンを外す。ズボンを膝まで降ろした。ラブの下腹部が彼女の視界のほとんどを塞いだ。目の前に、ブリーフに収まった巨大な盛り上がりがあった。メアリは、赤いマニキュアを塗った長い爪で肌に傷をつけないよう、注意しながら、指をブリーフのゴムバンドに指し入れ、引き降ろした。

メアリは、ラブのペニスの長さがどれだけのものか、何も考えていなかった。警戒することなくブリーフを下げていったが、太ももの中ごろまで降ろしたところで、ラブの25センチが飛び出し、押さえつけられていた反動でメアリの顔をピシャリと叩いたのだった。メアリは突然のことに驚いて、身を引いた。呆気に取られ巨大なペニスを見つめるしかできない。

ラブは、そのメアリの反応を見て、笑った。まるで魔法にかけられたみたいに見ているじゃねえか。ラブは、その湿って光沢のある赤い唇を見ながら、一刻も早く自分の肉茎を咥えさせたくなった。ペニスを見つめるメアリの耳にラブの冷徹な声が響いた。

「咥えな!」 

ハッと我に返ったメアリは、改めて巨大な肉棒を見、そしてケビンに視線を向けた。必死に救済を訴えるまなざしだった。だが、ケビンは肩をすくめるだけだった。

「ごめんよ、メアリ・・・でも、早く済ましてしまえば、それだけ早く解放してもらえるんだ」

メアリは顔を真っ赤にさせた。怒りからだった。夫は助けになってくれないのだ。いや、それどころじゃない、ここにいる男たちの下劣な要求に従ってやれと勧めてすらいる。メアリは、この男たちが求めていることを、むしろ自分から少し情熱を込めてしてやろうと思った。そうやってケビンに思い知らせてやりたいと。ケビンは自分を裏切ったし、助けてもくれなかった。だから、多少、屈辱的な目にあっても当然なのだ。

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