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バースデイ・プレゼント 5 (4) 

ドナは僕の前に進み出て、下腹部を僕の勃起に押し付けながら、一緒に体を揺らし始めた。両腕を伸ばして僕を包むようにしている。多分、後ろにいるジェニーの脇の下へ両腕を差し込み、僕たち2人を一緒に抱き寄せているように感じられた。

3人で一緒に前後に揺れていると、ジェニーが少し背を反らすのを感じた。その位置関係だと、ドナの両手がジェニーの胸を触る位置に来ているように思った。なぜか後ろからジェニーの甘い溜息が聞こえた。それにドナの腕の筋肉が動いている。僕はハッと気づいた。ジェニーが体の位置をずらし、妻のドナがジェニーの乳房を触っているのだ。

今度は、ジェニーが僕の背中に覆いかぶさるようになった。ドナの手を彼女の胸と僕の背中の間に挟みつける形になる。そして顔を僕の肩に擦り付けるようにした。ドナは、そのジェニーの目を見つめながら、ゆっくりと顔を近づけた。瞳に雲がかかって、口が半開きになっている。息づかいも荒い。妻は顔を傾けた。僕の肩のところで、ドナとジェニーの唇が触れ合った。

ドナは、先に車の中で僕にキスしたときと同じように、ジェニーにねっとりとしたディープキスをした。その間、恥丘を僕の勃起に押し付けている。僕は腰を前に突き出し、次にお尻を後ろのジェニーに突き返す動きをしていた。ドナの恥丘でペニスを擦り、ジェニーのうねる恥丘でアヌスのところを押してもらう動きである。

この状況に、僕は非常に興奮していた。すでに、膝ががくがくになっていたのだが、さらに力が抜け、立っていられなくなりそうだった。それを感じてか、ドナとジェニーはキスを解き、僕の体を支えた。なんとか立っていられるように回復するまで、3人とも、何も言わず、その場に立っていた。口紅を塗った唇を半開きにして、ハァハァと息を荒げ、霧がかかったような瞳で互いの顔を見ていた。

最初に、平静を取り戻したのはジェニーだった。

「アハハ、どうやら、彼女、コツを覚えたんじゃないかしら。どう思う?」

ドナも息づかいを平静にしつつ、同意した。どこかしら、物足りなそうな顔をしている。
「ええ、そのくらい体を揺すった方が良さそうね。もう一度、歩いてみせてはどう? ミス・ビッキー?」

僕は、まずは勃起の位置を調節した。あまりにも位置の具合が悪くなっていたから。そして、ゆっくりと滑るように店の奥まで歩き始めた。たった今、行っていたように腰を揺らし、背中をまっすぐにして、胸を高く突き出すようにして歩く。

店の奥の壁に着き、戻るためにくるりと向きを変えた。僕を見ていたドナとジェニーの顔に、すっかり驚いている表情が浮かんでいるのが見えた。たった数分前までは、ハイヒールを履いて歩くのは、ほとんど不可能に思えていたのに、今は、それほど大変だとは感じられなくなっていることに気づいた。ドナとジェニーが駆け寄ってきて、僕に抱きついた。僕は、凄い勢いで抱きつかれ、まっすぐに立っているのが大変だった。

「ホント、びっくり!」 ジェニーは、僕の肩に両手でつかみながら腕を伸ばした。少し離れて僕を見て、言う。 「一度もハイヒールを履いたことがないって、嘘じゃないの? アハハ」

「昨日の夜までは、ほんとに」 少し照れながら答えた。今は、勃起が収まってきている。

「まあ、ホント?!」 ジェニーは驚き、ドナの方に顔を向けた。 「それ、ホントなの?」

ドナはにっこりと笑いながら、頷いた。昨夜、2人でちょっと遊びをしてみたばかりなの、と説明する。

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