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The betterment of men 「男性の改善」 

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56_The betterment of men 「男性の改善」

あたしたちは男性を嫌ってるわけではない。恐れているわけでもない。世界中の問題について男性を責めているわけでもないし、女性が優れていると思ってるわけでも決してない。端的に言って、男ナシの世界を夢見ているわけではない。そんな世界は極値レベルで危険だし愚かだ。そうじゃなくて、あたしたちはより良き男性がいる世界を望んでいる。それって、高すぎる望み?

伝統的に女性的とされている性質とは? それは絵にかいたような男の中の男、極度に自己主張が激しく、際限がないほど攻撃的な性質とはとても違っている。けど、そういう性質が、今や、どの社会でも進歩のために必要になっている。そういった性質が、共感、相互理解、そして究極的には和解をはぐくむ。現代世界ではこういう性質が必須になっている。

男性の肉体的形態は、性質上、硬直的で変化せず、非常に攻撃的だ。そして、それは解剖学的形質としては劣った形質であると以前から広く学者の間では認められてきている。それとは対照的に、女性は柔らかく柔軟性に富む。年月が経るにしたがって、女性を「より美しい性」と名付けるようになったのも当然と言える。美しさという性質は、誰にでも獲得可能な性質であるから。

ペニスは、勃起すると支配のシンボルとなり、敵意を引き起こすことしかできない。でも、萎えている状態ならば、従順や受容を表す印となる。これらは望ましい性質であることは間違いない。

だから、そう、私たちは現代の男性を、より許容できる形へと変えてきた。より容認できる性質を持つよう導いてきた。そして、その結果、私たちが変えてきた分、この世界はより良き世界になっている。

男性の絶滅を求めているわけではない。私たちは、人類の進歩のために努力している。そういう進歩観の元では、男性は進化しているとみなせる。男性は、本来の立場を担うようになっているし、生来の体の形を持つようになっているし、最も良い意識を持つ存在になっている。そして、それこそ、みなさん、私たちの目的なのです。


[2018/01/24] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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