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65_Seduction 「誘惑」
フランクは門の横に立ち、1分近く、見つめていた。ヘイデンがプールで泳ぐ姿を見ていたのだった。フランクは目をそらしたかった。でも、彼は自分の息子の親友であるヘイデンの裸体に目を奪われていたのだった。彼はやっとの思いで、勇気を絞り出して咳ばらいをした。そうして、その若者の注意を惹きつけた。
ヘイデンはまったく恥ずかしそうなそぶりを見せなかった。「あ、ケネディさん。このプールで泳いでもいいですよね? ちょっと暑くて。腰のあたりまでプールに入れたかったの」
「こ、腰のあたり?」 フランクは呆然とした様子で子k\賭場を繰り返した。「ああ、いいよ」
「でも、もうプールはいいわ」とヘイデンは言い、プールから上がり始めた。フランクは、彼のほっそりとして女性的な体をしっかり見た後、目をそらせた。ちょっと間が開いた後、ヘイデンが言った。「フランクさん? あたしといるとき恥ずかしそうにすることないのよ」
「私は別に恥ずかしそうにしてはいないよ。ただ、キミは……何と言うか……」
「裸だから? 別に見たかったら見てもいいの。というか、あなたに見てほしいの」
「そういうことを言ってはいけない……」
「あたしのこと欲しくないみたいな振る舞いはヤメテ。あなたがあたしを欲しがってるのは分かってるの。あたしを見る目つきで分かる。ハロウィーンの時、チアリーダーのコスチュームを着たあたしを、あなたが涎れを流しそうにしてたのを覚えているわ。それに、あたしがシャワーを浴びてるとき『間違って』入ってきた時のことも。他にも……」
フランクは振りむいた。「やめなさい、ヘイデン。こんなことは良くない。キミは私の年齢の半分にもなっていないじゃないか。それに男の子だし、私の息子の親友だ」
「あたし、もう18歳よ」ヘイデンはそう指摘して、前に進んだ。フランクにとって居心地が悪くなる近さまで近寄った。「それに、フランクさんは、あたしのような男の子のことが好きなように見えるし。それとも、あなたのズボンの中のモノは嘘をついてるの? ジョーイがあなたの性生活についてどう思うかなんて、気にしてないでしょ? それはあなたもあたしも知ってるわ。ジョーイは自分のことで精いっぱいだから。それに加えて、そもそも、ジョーイにはバレっこないから」
「何か服を着なさい」 フランクは必死の思いでこの裸の若者の目から視線を外すまいと努めていた。視線が下の方へ行ってしまうのだけは避けたかった。
「また、あの時のチアリーダーのコスチュームを着てもいいわよ?」 とヘイデンはフランクから少しだけ体を離した。「してほしかったら、ちょっとあなたのために踊ってあげてもいいわ」 何が起きたか分からない間に、フランクは最大限に固くなった自分の勃起をヘイデンが握ってるのに気づいた。「それとも、今ここであたしを犯してもいいのよ? やりたいんでしょ? 違う?」
「き、キミはもう帰りなさい」 フランクの声には力が入っていなかった。
「そんなこと思っていないくせに」 ヘイデンは囁き続けた。「本当は、あたしにここにいてほしい。そうじゃない?」 フランクは頷いた。「じゃあ、ちゃんと言葉に出して言って」
「キミにはここいてほしい」
「で、あなたは何をしたいの?」
「キミを犯したい」 フランクは、そう答え、ヘイデンの両肩をつかみ、彼の体を反転させた。そして、後ろ向きになったヘイデンの丸い腰をがっちりとつかんだ。「ああ、キミを犯したい」
「じゃあ、犯したら? おしゃべりはいいから、あなたがやりたいことをやって!」