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feminization 03-25 

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かつて彼はちんけなイジメ野郎だった。いや、普通の意味で言ってるのではない。あんな小さな体で? あんな体であいつが肉体的に誰かをイジメるなどありえないだろう。

彼はハッカーだった。個人情報の泥棒。しかも彼はその能力に優れていた。何百人もの人々が汗水流して稼いだ貯蓄をこっそりかすめ取っていた。にもかかわらず、彼は捕まらなかった……国には。

どんなケースでもそうだが、いかに能力が優れていようとも、いかにうまく逃げ道を隠しても、どこか、誰かが見つけてしまうものなのである。そして、私は2百万ドル近く失った後、このギャレットを見つけ出すことを人生の仕事に決めたのだった。

彼を見つけたとき、彼が18歳そこそこなのを知って私は驚いた。ちょっとした天才なのだろうと思った。ともあれ、彼は小柄で、やせっぽちで、全然、人を脅かすような雰囲気がない人間だった。身を隠す信頼がおけるコンピュータがなければ、彼は単なるやせっぽちの子供にすぎなかった。

最初、私は彼を警察に受け渡すつもりでいた。本当にそう思っていた。だが、そうはしなかった。できなかったと言ってもよい。こんなルックスの若い子を刑務所に送ったら、恐らく最後には刑務所から死体で出てくることになるだろう。確かに彼は大変な犯罪を犯したが、それほどの仕打ちを受けるほどのことはしていない。とは言え、彼は処罰を受ける必要はあった。そういうわけで、私が彼の身元を引き受けることにしたのだった。特に何かを考えていたわけではない。単に、彼の頭部をぶん殴り、気を失ったのを見て、車のトランクに入れ、運び去っただけだ。自分がしたことを理解したのは、それから何時間も経ってからだった。誘拐は、厳しい処罰を受ける。私はパニックになった。いったいこれからどうしたらいいのだろう?

それから3時間もしてからだろうか、ようやくあることを思いついたのだった。あまりにもありえない状況を作り上げたら、誰も彼のことを信じなくなるのではないかと。

計画は単純だった。彼を女性化する。本人の意思もないのにそれを行うことなんてありえない。そう思い込むのが普通の人だ。そこで私は彼を車のトランクから出し、自分の家に連れ込んだ。そして、彼に2つの選択肢を説明した。女性化に従うか、さもなければ、牢獄に行くか。刑務所に行けば、確実にレ〇プされ、どのみち、女のように扱われるだろうと。選ぶのは自由だと。彼は恐怖のあまり、私自身も誘拐の罪で刑務所に入れられる可能性を考えもしなかったようだ。

2時間ほど考え続けた後、彼は同意した。

どのようにして彼を女性化したか、その方法は説明しない。だが、この姿が1年ちょっとした後の彼である。彼はほぼ8ヶ月近くコンピュータに触れていない。彼は幸せを感じているのではないかとすら思っている。

彼に誰かボーイフレンドを紹介してあげなくてはと最近思っている私だ。

[2018/04/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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