
03_06
トミー・チャンはソニーをにらみながら、彼のペニスを舐め続けた。彼はかつてはひとかどの人間だった。男だった。だが今は……今は、おしゃぶり好きのありきたりな淫乱にすぎない。
トミーはかつて中国で最も強力な三合会(
参考)のひとつを仕切っていた首領だった……それが、こんな姿に成り下がってしまった。今は暴力団のセックス玩具となっている。逃れることはできない。運命に屈服する他、道はない。
その取引は最初からよくなかった。トミーはそれを知っていた。だが、当時、彼はあまりに自信に溢れていたのである。一体、彼を叩き潰せる者などどこにいようか? それに、たとえ、そういうことがあったとしても、彼は死を恐れていなかった。そして、彼は、その取引を進めたのであった……
おかしかった……トミーは取引の詳細すら思い出せない。普通の麻薬取引だった。そんなことは何百回も経験していたトミーだった。だが、彼は別の暴力団を裏切ろうとしたのであった。そして……まあ、結果として、それはうまくいかなかったと。
トミーの組織と相手の組織は抗争状態に入った。トミーの団員たちは、ひとりひとり、殺されていき、とうとう、トミーだけになってしまった。その時、ソニーが言ったのである。「コイツを見てみろよ……案外、可愛いじゃねえか。見ようによっては、エロ女みたいに見えるぞ。みんなでこいつを犯してやろうぜ」 そして、彼らはトミーをレ〇プしたのだった。
最初は痛かった。だが、しばらくすると、トミーは自分でも知らぬうちに快感の喘ぎ声をあげていたのである。その後は、彼にとってすべて終わったと言える。彼らはトミーを殺さなかった。そして、彼らにシシーのセックス・スレイブにされても、彼は逃げようとすらしなかった。
犯罪は割に合うのか? それは、その人の見方によると言える。