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08 A raise 「昇給」
ある日、目が覚めて、「ボクは秘書になりたい」となったとか、そんな感じではない。何と言うか、ボクは男だし。男は秘書にならないし。そうだよね?
でも、どうしようもなかった。ボクは仕事に就きたかったし、その会社はボクに仕事があると言ったんだから。服装規定に文句を言える立場じゃなかった。他の秘書たちと合わせないなんて出来っこなかった。パンティとかブラジャーとかスカートとか、他のいろいろに慣れるのに時間はかかったけど、その服装に何とか慣れるようになった。
その頃、ボスがボクにちょっと規定以外の仕事をしてほしいとほのめかした時、ボクは何となく上司が何を言ってるのか分かった。他の秘書もみんなしてることだったから。ボクはこの仕事を失う余裕はなく、上司の言いつけに従った。床にひざまずいて、彼のペニスをしゃぶった。その2週間後、ボクは昇給した。
だから、上司がボクのアヌスをやりたいって感じのことをほのめかしてきた時は、ボクも喜んで彼を受け入れた。もう一回、昇給したら、新しいアパートに移れる可能性がすごく大きくなるから。でも、まだ昇給してない。上司に抱かれる度に、今度は昇給してもらえるといいんだけどなあって思ってる。