ドナは僕の靴を脱がそうとしていた。鍵を外し、紐を解き、足から脱がすのに、少し手間取る。靴の次に、ハイソックス(参考)を降ろし、足から脱がした。立ち上がって、アイテムを手にしていると、ジェニーが店内に戻ってきた。
黒革のビスチェ(参考)。非常に小さい黒のシースルー・パンティ。恥丘の上に小さな三角形を張りつけただけのように見える。黒革ガーターベルト。それに吊るされている黒いメッシュのストッキング。脚のふくらはぎの中ごろまで、黒革のブーツが覆っている。そのヒールは、少なくとも12センチはあるスパイク・ヒール。商品を照らすはずのディスプレー用の照明は、むしろ彼女の艶めかしい赤毛を照らしていた。その髪は両肩に広がり、胸の前に掛かっている。手には黒革の乗馬ムチ。自分の手のひらをピシャリと叩いて見せていた。
ジェニーは、僕たちの前に来ると、そこで立ち止まった。僕もドナも、驚きの表情を顔に浮かべ、口をあんぐり開けたまま彼女を見つめていた。
「さあ、お前たち! どうやら、お前たち二人に、私がちゃんと身だしなみを整える手伝いをしなければならないようだね」
ジェニーは笑みを浮かべながら、僕とドナのお尻をムチで軽く叩いた。僕もドナも、驚きのあまり何も言えずに、ハッと跳ね飛び、着替え部屋に急いだ。
着替え部屋に入る時、ジェニーはドナに顔を向けて言った。
「ビクトリアに身仕度をさせるのを手伝ってくれたら、お前の身支度も手伝ってあげよう」
ジェニーは僕には知られていないと思っていたようだったが、その時、ジェニーがドナにウインクして見せるのを僕は見た。
「それは素敵」
ドナはそう言って僕のベルトのバックルを外し、ジェニーはシャツのボタンを外し始めた。ジェニーにシャツを脱がされ、ドナにはジーンズを脱がされる。僕は下げられたジーンズから踏みでた。
「まあ、綺麗なセットね」
ジェニーは、僕のパンティとブラを見て言った。
「・・・でも、これも脱いでもらいましょう」
僕の背中に手を回し、ブラのホックを外す。ドナは僕を見上げながら、黒いサテンのパンティを降ろした。
「まずは、これを履かせることにしましょう」
ジェニーはピンク色のパンティを手にした。
ドナはにっこりと笑った。
「彼女、これで今日、2着目のピンク・パンティになるわね」
ジェニーは、笑いながら、そのパンティを僕の脚に沿って引っ張り上げてくる。
「でも、これは、別のピンク・パンティとは違うはずよ」
そのパンティは股間の部分に生地がないものだった。ジェニーがパンティの生地を伸ばして、僕のお尻の頬肉を覆う。だがアヌスの部分はまったく覆われていないことに気がついた。僕は恥ずかしく感じていたのだが、ジェニーはすぐにガーターベルトとストッキングが入っている箱を開け、そのストッキングを僕の脚に履かせ始めた。その滑らかな肌触りに、僕は全身を震わせた。
「彼女、ストッキングが好きなのね」
ジェニーはそう言って、ドナに微笑みかけた。
「ええ、ほんとにそうなの。昨日の夜も、今のようにぶるぶる震えていたのよ」 ドナは僕に顔を向けた。「そうでしょ?」
僕は昨夜のことを思い出し、また体を震わせた。ドナもジェニーもそれを見て笑い、僕は顔を赤らめた。
ジェニーは、次に、僕の腰の周りにピンクのガーターベルトを巻きつけ、装着し、ストラップの先にあるクリップにストッキングを留めた。
次に、僕に両腕を上げさせ、ファッショナブルなランジェリーを着させた。さらさらとした布が僕の胸と背中を覆う。
「さあ、見て」 ジェニーは僕を鏡に向かわさせた。