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損害賠償 (10) 

ニックが中に出さないと分かって、メアリの顔に安堵の表情が浮かんだ。乳房を使っての行為は、ケビンもよく行うし、メアリも好きな行為であった。メアリは徐々に興奮してきているのを自覚していた。実際、あの大きな黒いペニスが自分の乳房の間を出入りする様子を見るのを待ち望んでさえもいた。頭を起こし、ニックのペニスがじりじりと胸の間に進んでくるのを見る。

ニックは両手をメアリの脇の下に添え、彼女の大きく柔らかい肉丘を両側から挟むようにしてペニスを包んだ。メアリの女陰はすっかり濡れていた。そのため、そこに入っていたニックのペニスもテカテカに濡れており、潤滑はそれで充分だった。

柔らかい乳房を寄せて作った間に合わせの肉筒を、ニックのペニスが繰り返し出入りした。メアリは、自分の、汗で光沢を帯びたミルク色の乳房の隙間から、黒い亀頭が顔を出しては引っ込める様子を見ていた。

何分かそれが続く。ニックは、左右の乳房の側面に手を当てて、寄せていたのだが、その手を移動し、正面から双乳を握る形になった。指の間に乳首を挟み、痛いほどに握る。これを受けて、メアリは頭を後ろのクッションにぐっと押しつけ、目を閉じた。喘ぎ声を漏らすまいとこらえるが、そうもいかない。

「ああっ・・・」

乳首に痛烈な刺激を受け、メアリの女陰はどっと愛液を分泌した。陰唇が充血して膨れ、クリトリスが勃起する。その女陰を、ジムが指でいじっていた。2本の指を出し入れしつつ、親指でクリトリスをぷるぷる震わす。メアリは、無理強いされてこのような状態になっているのは分かっているものの、いつの間にか、この行為を楽しむようになっていた。こんなに感じたことは今まであったかしら? ケビンとする時でも、なかったような気がする。メアリは、これまでも、そして今も、非常に感じやすい女性なのだった。

ニックは、睾丸の中、精液が煮えたぎっているのを感じていた。もうすぐ、いきそうだと感じる。ニックはメアリの愛らしい顔を見て、言った。

「おい、俺はもうすぐいきそうだ。お前の口に出すが、いいか?」

メアリは返事をすることができなかった。暴力的といえるほど強烈なオルガスムに襲われていたからである。ジムが、その様子を見ていた。

「みんな、見ろよ。この女、いってるぜ!」

メアリは、声を出すまいとそれまで必死に押さえていたのだが、ジムの言葉を聞き、とうとう堪えきれなくなった。喉を絞るようにしてよがり声を発した。

「ああああ・・・」

メアリの喘ぎ声にニックはとうとう限界を越えた。メアリの胸から腰を浮かせ、彼女の顔をめがけて撃ち出す。

「ほら、いくぞ!」

1発目が白いロープとなって撃ち出された。メアリの左の耳から、鼻を経由して、唇へとつながる白紐がかかる。

メアリがオルガスムの頂点を過ぎ、ようやく目を開けた。その時になってニックが自分にスペルマのシャワーを浴びせていることに気がつく。熱く濃い白濁が、次から次へと白いロープとなって顔に撃ち出されてくる。メアリには、顔を汚されているという感覚はなくなっていた。むしろ、そうされることが嬉しく、気持ちよい。彼女自身、これが自分に喜びをもたらしていることに驚いた。

メアリはケビンをちらりと見た。相変わらず情けない顔をしながら見ている。

メアリは腕を出して、射精を終えたニックのペニスを握った。その肉棒を使って自分の顔じゅうを擦り回る。長大な竿の面を使い、顔に掛かった精液を集め、口の中へと入れ続けた。メアリは、そうしながらずっと夫の目を見つめていた。情けないウインプ男の顔をして見ている。濃い白濁の塊りを口に入れるたびに、ぴちゃぴちゃと舌鼓を打って味わった。

ようやく顔をきれいに拭い終えたメアリが言った。依然としてケビンを見つめたままだった。

「ニック? あなたのすごく美味しかったわ。今思うと、すごく残念なの。こんなに美味しいなら、私のあそこの中に出してくれた方が良かったのにって」

メアリの言葉を聞き、ケビンの顔にショックの表情が浮かんだ。メアリは、嫌悪感をあらわに、ケビンを見ていた。

ケビン? これはあなたが招いたトラブルなのよ。なのに私があなたの代わりになってこんなことをさせられている。いいわ、私があなたを助けてあげる。だから、そのかわり、私が、この取り引きで気持ちいいことを味わっても文句は言えないはず。

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