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とうとう本物の泥棒が (8) 


「まったくよお、お前の奥さんのイキっぷりったらなかったぜ。汗だくになって、俺にもポタポタ振りかけてたぜ。イッた後は俺の上に倒れ込んでぐったりだ。俺は奥さんをひっくり返して、仰向けにした。そして思う存分突きまくったぜ。奥さんは、俺に突かれながらさらに何回かイッたみたいだったな。奥さん、これまでまともにイッたことがないような感じだったぜ? すげえ興奮してたなあ……

「まあ、旦那さん、あんたには感謝したい気持ちだな。何しろ、あんたは20年間も奥さんを満足してない状態にしてきてて、俺みたいなのが来るのをベッドで待たせてきたわけだからなあ。そうだと分かってたら、もっと早くここに来てやったのになあ」

そう言って男は股間に手をやり、ペニスを握り、ゆっくりとズボンの中にしまい、チャックを閉じた。夫は無言のまま、それを見つめていた。

「奥さん、多分、このちんぽのことを一生忘れないだろうな。そいつは信じていいぜ」

男は何度も「奥さん」ということで、嗜虐的な興奮を覚えていた。

夫は少しだけうなだれ、呟いた。「寝室のふたりの声は聞こえていた。妻は……楽しんでいたような声を出していたよ。認めたくないけど、それは本当だな」

夫はやつれきった顔をしていた。椅子に縛り付けられ、永遠とも思える時間、妻が寝室で知らぬ男に犯されている音を聞かされ続けたのだ。彼はすべてを聞いたわけではない。妻が自分からキスを求めたことや、自分が上になるといったことまでは聞いていなかった。しかし、夫は充分以上のことを聞いていた。その音や声から、男と妻の肉体が互いに求めあって、ぶつけ合っていたことは容易に想像できた。

妻は信じられないほど大きな声を上げていた。「その黒くて大きいので突きまくって!」とか、その後の声とか。それに加えて、言葉ではなかったが、妻のうめき声やヨガリ泣きの声とか喘ぎ声とか、すべて聞こえていた。ふたりとも体をつなげて快楽をむさぼっていたことは明らかだった。

男は、夫がすべてを聞いていたことを知ったうえで言った。「旦那の言うとおりだぜ。あんたの奥さんは、締まりのいいマンコを持ちながら俺みたいな男が来るのを20年も待っていたんだ。健気すぎて泣けてくるぜ。だけど、俺がヤッテやったおかげで、奥さんも、待った甲斐があったと思ってると思うぜ」

男は夫のペニスを指さした。それは小さいながらも今までないほど勃起していた。

「あんた、奥さんが初めて黒人男に抱かれて喜びまくったって話しを聞いて、ちんぽを固くしてるようだな。多分、俺が出て行った後、その哀れなちんぽを奥さん相手に使いたくなるんじゃねえか? でもなあ、多分、奥さんは旦那さんのことを前ほど感じられないかもしれねえぜ。まあ、いずれにせよ、旦那さんも、白いドロドロを俺が出したスペルマにちょっとは混ぜることができるかもしれないだろうけどな」

男は笑いながら、ズボンの前をこすって見せ、何を言いたいかを伝えた。「改めて、いろいろありがとう。感謝するぜ。アハハ」

男は笑いながら玄関へと向かった。


[2019/04/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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