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弱みにつけ込む上司 (9) 


モニカは、リチャードがベッドに行き、枕をひとつ取って、ソファーベッドの方に持ってくるのを、目を丸くして見つめていた。彼が歩くとき、ペニスがまっすぐに立って前を向いていたからだった。

「枕はひとつだけ?」 彼女は彼の股間に目を釘付けにしたまま尋ねた。

「ああ、そうだ。お前のお尻の下に置くのさ」

「まあ……」 その答えにモニカは驚いた。ジェフはそういうことをしたことがなかったからだった。

この少し前、ふたりが裸になる前、モニカはベッドの端に座り、リチャードが下着を脱ぐところを見つめていた。もちろん彼は完全に勃起しており、下着を脱ぐと、中から跳ね飛ぶようにして姿を現したのだった。

リチャードの家に間借りしていた時の、あの夜、彼はモニカの腹部にペニスを擦りつけ、一面に先走りを塗り付けた。そのことがあったからか、モニカは、そんなことをする男性器を見てみたいと好奇心に駆られていた。たいていの人妻は、誘惑され初めて不倫をするとき、たとえ興味があっても、相手の男性の性器をまじまじと見つめたりしないものだろう。だが、モニカは少女時代を終えたばかりの娘だった。純粋な好奇心からリチャードのペニスをあからさまに見つめていた。

部屋の明かりに照らされ、はっきりと姿が見えている。肉茎の太さ自体は夫のソレと同じくらいのように見えたが、頭部も含め、全体としては4センチは長いように見えた。

その先端部は、茎の部分に比べて明らかに幅広だと分かる。ゆえに、その部分を含めれば、ジェフのソレよりも太い印象があった。

まじまじと見つめるモニカを見て、リチャードは邪悪そうな笑みを浮かべた。

「俺のコイツ、気に入ったかな?」 リチャードは、サイズの点でモニカの夫に勝ってると期待し、誉め言葉を誘い出そうとした。

「え……ええ……」

「そろそろ、俺のコイツに触ってくれてもいいと思うんだが。何週間もお前のことを思って、ずっと立ったままになってるんだよ」

モニカはうなづき、右手の指を絡め、それを握った。ゆっくりとしごきつつ、じっくりと観察していると、丸まると太った亀頭が膨らんできて、握る手の先からはみ出てきた。

だがモニカは、まだ、リチャードが聞きたかったことを言っていなかった。

「俺のコイツが好きか? ジェフのと比べて、どうだ?」

リチャードは、常時、自己満足が得られないといられないタイプの男だった。モニカの口から、ちゃんと称賛の言葉を聞かぬうちは満足できないのである。ジェフと比べて自分の方が大きいとは分かっていたが、モニカの口からそれを聞かずにはいられない男なのだった。

「分からないわ。妻は、夫のそういうことについて言うべきじゃないと思うし」

モニカは社交のための言葉遣いを知らなかった。彼女が夫のソレについて何か言うべきではないのはもちろんであるが、それを言うなら、そもそも不倫など、すべきでないのである。

リチャードは、ジェフがモニカと結婚した後、ジェフと一緒に小便をしたことがあった。それは、ジェフの一物と自分のそれとを比べる良い機会になったのだった。

一緒に出張しており、ホテルの1室にふたりで泊まっていた時だった。同時に尿意をもよおし、ほぼ同時にトイレに入ったのだった。ふたりともどうしてもすぐに小便をせずにはいられず、仕方なく、ひとつの便器を間に挟んで、両側から小便をしたのだった。

普通の状態ならば、他の男のペニスをじっくり見るのは不自然であるが、この時は、小便を便器に命中させるため、ふたりとも下を向いていたわけで、リチャードは不自然さを感じさせることなく、ジェフのペニスを観察することができた。そして、勃起していない状態ではあったが、自分の方がジェフのよりも少し長く、亀頭も大きそうだと踏んでいた。だが、彼は、それをモニカ自身の口から聞きたがった。

1950年代の当時、男性はペニスのことを、よく「ピーター」と呼ぶことがあった。女性も私的な環境ではその言葉を使うことがあった。

「どうだ? 両手を添えて、ジェフのピーターとサイズを比べてみろよ」

モニカはためらわなかった。自分の指先からどれだけ超えるか確かめようと、彼女は左手の側面でリチャードの恥丘を押し付けるようにして、握り、さらに右手をその先に添えて、残りの部分を握った。

「こういうふうにしてジェフのを測ったの」

モニカはそんなことを言うべきではなかった。だが、彼女にとっては、こういうことは初めてのことだったし、しっかりと手に握ってる今となっては、夫のプライベートな情報を隠しても意味がないように思ったのだろう。

モニカは、くすくす笑った。

「あなたの…… あなたのピーターの方が彼のより長いわ。この茎のところが。ジェフのだと、握り切ったすぐ先に頭のところが出ていたけど、あなたのだと、まだ3センチくらいは余っている」

モニカは観察に夢中になって気づかなかったが、リチャードはマットレスに座る彼女に向けてゆっくりと近づいていた。ペニスの先がモニカの顔に近づいていく。

「……それに、ここのところが彼のより大きい……長さもあると思う。この頭のところ、ジェフのよりも少し長いし、大きいと思う」

モニカは亀頭を指で触れながら言った。この言葉が、リチャードをどれだけ嬉しがらせたか、彼女には分からない。

「じゃあ、俺のピーターの方が3センチかそれ以上、長いって思うんだな?」

「ええ。全体だと5センチくらい長いかな。それに、ここのところはずっと幅がある」 と、モニカはまたも指先で紫色の頭部を撫でた。

「ということは、俺のコイツはジェフのとは違った感じになるということだな。特に、お前の小さな穴に入っていき、そこを広げると、ジェフとの時とはずいぶん違うふうに感じるはずだ。ジェフが届かなかった奥まで行くし、ジェフよりもそこを広げることになると思うぞ。ジェフのピーターより俺のピーターの方が気持ちいいかもな。まあ、すぐに確かめることになるが」

「気持ちいい」という言葉を聞いて、モニカは心臓が高鳴るのを感じた。「でも、どうして、あたしの……あたしのアソコの穴が小さいと?」

「忘れたのか? 俺はもうそこを触ったことがあるんだよ」

「ああ、ええ。忘れられっこないわ」

モニカは熱く脈動するペニスを、もう一度、軽くしごいた。……ええそうね。これは違う感じがするかも。それは確かだわ。……そう心の中でつぶやき、彼女はぶるっと体を震わせた。

リチャードに諦めさせるための最後のあがきとして、モニカはひとつ真実を伝えた。「本当に、こんなことはしてはいけないわ。あたし、生理が来てないの。遅れているの。だから、多分、あたしは妊娠してると思う」

だが、これはリチャードを喜ばせる結果にしかならなかった。「妊娠してる? そいつはいい。だったら、ゴムをつける必要がないからな」

リチャードは、ペニスをさらに突き出し、彼女の口を犯すことにしようと考えていた。だが、今は、究極のエクスタシーが欲しくて、待ちきれなくなっていた。夢のような女の中に入れるという究極のエクスタシーが。

ある意味、モニカが妊娠したというのは都合がいい。だとしたら、ナマでやれるということだ。だが、都合が悪い点もある。というのも、モニカを自分のモノにしたとしても、じきに、彼女の体の線が変わってしまうからだ。

リチャードはモニカを抱くことを今夜だけのことにする気はさらさらなかった。何週間か、いや、何か月かにわたって、彼女の体をむさぼり続けるつもりでいた。しかし、妊娠したとなると、彼女の体を楽しめる期間は短くなってしまうだろう。

モニカは顔をしかめた。「ゴムをつけない? もし、実際には妊娠していなかったらどうするの?」

リチャードは笑い飛ばした。「お前は妊娠したと思ってるんだろ? だとしたら、ジェフはコンドームを使っていないということになるよな? 違うか?」

「ええ、使ってないわ。どうして使わないのか分からないけど」

「多分、お前といつまでも一緒にいられるように、お前を早く妊娠させたがってるんだろうな。それに、ゴムなしでセックスを続けてきたとすれば、お前が本当に妊娠したのはかなり確かと言える。だとすれば、俺はお前のまんこをナマで楽しめるわけだ。お前のナマまんこで俺のナマ棒がねっとり包み込まれる感じを楽しめるということだ」

リチャードは、なぜか先を急ぎたい衝動に駆られていた。だが、先を急ぐ理由はなかったと言ってよい。ジェフは何キロも遠くの街に出張中である。邪魔をする者は誰もいない。それにもかかわらず、彼は今すぐにでも、モニカの中に入りたがった。それに、この若妻の最も大切な部分に挿入したとき、彼女がどんな表情を見せるかも見てみたい。

リチャードは、ソファベッドの反対側にまわり、そこの小さなランプをつけた。モニカは、何をするのだろうという顔で、彼を目で追っていた。

これで、この小さなアパートの部屋の、ほとんどすべての照明が灯されたことになった。点いてないのは、バスルームの電灯と、一番大きな天井の明かりだけである。明るい電灯に照らされ、ミルク色の肌のモニカはいっそう美しく輝いて見えた。


[2019/06/17] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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