リチャードはゆっくりとだが、本格的に動き始めた。モニカにとって、すでに大きさや形からして、ジェフより気持ちよかったのであるが、リチャードは持続力の点でも上回っていた。
モニカが生まれて初めて男の手によりオーガズムに達するのは、時間の問題だった。そして、実際、さほど時間を経ずして、彼女は体をぶるぶる震わせ、大きなうめき声をあげたのだった。そんなモニカの淫ら姿を見下ろしながら、リチャードは余裕綽綽でゆっくり深く彼女をえぐり続けた。
あの廊下の出来事があった夜、モニカは、リチャードのことを想像しながら自分の手でオーガズムを感じたのだったが、その時よりもはるかに強烈なオーガズムだったのは間違いない。
そして、うぶで未熟なモニカは、リチャードの体にしがみつき、自分からキスを求め、そうすることによって、意識せずに自分の夫をおとしめた。「ああ、今の、あたし初めてだったの」
リチャードは、モニカが盛んに淫らな声を上げるように変わったこと、それに彼女の体からまるで汗のように粘液が噴出してくるのを感じていたが、彼女の言葉を聞いて、いったん出し入れの動きを止めた。
「初めてって、何がだ? イったのが初めてということか?」
「うん、そうなの。愛し合ってる時にイッタことがなかったの。一度だけ、自分の指を使ってなら、経験あったんだけど……」
リチャードは自尊心がむくむくと膨らむのを感じた。「それは、ジェフのが俺のより小さいからかな?」
モニカは肯定できなかった。「多分、彼はあまり長く持たないからだと思う。でも、ええ……あなたのアレの方が気持ちいいわ。多分……あなたの方がアレの動かし方が上手だからだと思うの……」
リチャードは、それまで女性経験は、2人の人妻も含め合計8人だった。だが、彼のペニスの感触やその使い方について、思っていることを、こんなにも隠さず言う女はモニカが初めてだった。
「それは、俺が年上で経験豊かだからだよ」
そして再びふたりは唇を重ねた。モニカはうっとりとした表情でリチャードの舌を受け入れ、同時に両腕、両脚で包みこむように、彼の体にしがみついた。
……モニカは、セックスで初めてオーガズムに達したと言ったが、多分、それは本当なのだろう。しかも強烈なオーガズムだったようだ。それに、この女はセックスについてしゃべるのが嫌ではなさそうだ……
そう思ったリチャードは、余裕のある出し入れをしながら彼女に「悪い言葉」を使わせてみようと思った。
「モニカ? お前、セックスについて話すの好きそうだな。だったら、俺が動いてる時に、言葉に出して言ってみるといいぞ。『あなたの大きなおちんちんであたしのあそこをヤッテ』とか、そういう言葉だ。多分、言ってるうちに、もっと興奮してくるはずだぞ」
本当のセックスに目覚め、好奇心に駆られたモニカにとって、その誘いを断る理由は見当たらなかった。彼女はリチャードの名前も入れた完全な文を使って、言われた通りに言葉に出した。
「ああ、リチャード。あなたの大きなおちんちんがあたしのアソコを突いてるの、とっても感じるわ。大好き。あたしの中に、すごく深いところに入ってるのが分かるわ」
「お前の旦那よりも気持ちいいんだろ? だったら、そう言えよ」
「どうして? 夫のことは言いたくないわ。どうして、あたしにまたそれを言わせるの? 夫のより気持ちいいって、何で言わせるの?」
「それはな、いったん、そういうことを言葉に出して言い始めると、腹の底から、お前の心が俺の心と一緒に堕落できるからだよ。お前は他の男と結婚してるのに、今は俺とセックスしてる。お前は俺と悪いことをやってるんだ。だから、いやらしい言葉を使って話せば話すほど、このセックスは下品になっていくし、そうなればそうなるほど、気持ちよくなっていくもんなんだ。それに、お前が話すのを聞くと、俺の自尊心がくすぐられて、俺のアレがますますそそり立ってくるんだよ」
リチャードは、話しながら、ゆっくり深々と抜き差しをしつつ、微妙に角度を変えながら動いていた。モニカはすでに何のためらいもなくなっていた。簡単に口から言葉が出てきていた。彼女の気持ちを素直に表した言葉だった。
「ああ、いいわ、リチャード。あなたのおちんちん、すごく気持ちいい。ジェフのよりもずっといいの」
「ああ、そうだろ? 分かってきたようだな。今度は、『ジェフとのセックスなんかより、ずっといい』とか、そんなことを言ってみろ。俺の尻を掴んでグイっと引寄せて、叫んでみるんだ」
モニカは、言われた通りにした。両手をリチャードの尻頬にあてる。突きを入れてくるときに、そこの筋肉が収縮するのを感じ、その動物的な動きをむしろ喜んでいた。さらに、そもそも、このような、いやらしい会話が嬉しくもなっていた。
「ああ、リチャード。そうなの、ジェフとのセックスより、ずっと気持ちいいわ。口に出して言えと言われて、そう言ってるのじゃないわ。本当に気持ちいいのよ。あなたのおかげで、あたしの中から本当の気持ちを出して、いろんなことが言えるようになってるみたい。本当のことが。ねえ、大きなおちんちんで、もっと強くやって!」
ここまで言われても、リチャードは完全に満足してはいなかった。もうひとつだけ、モニカに言わせたいことがある。
「じゃあ、今度は、旦那の上司とセックスするの大好きって言ってみな。さあ、言ってみろよ」
「どうして、リチャード? まだ、言わせ足りないの?」
「1回だけだよ、モニカ。お前がそう言うのを聞きたいんだ」 リチャードは、そう言いながら、腰の動きに力を入れ始めた。強く、深く突き始める。
「ああっ! ああんっ! い、いいわっ! あたしの夫の上司さんは、女の扱いが上手!」
「もっとだ、もっと詳しく!」
「ああ、リチャード。本当にセックスが上手だわ。だからこそ、あなたは上司になっているのね!!」
完璧だ! リチャードにとって、これ以上ない言葉だった。「いいぞ、モニカ。お前は最高だな。今度は、お前も腰を使うんだ。俺を愛してると、体を使って表すんだ」
「愛してるふうに? うん……こんなふうに?……」
モニカは言われた通りに、リチャードが強く突き下ろしてくるのに合わせて、自分も腰を突き上げ始めた。さらに、自分からも即興で、両脚を高々と持ち上げ、彼の腰を羽交い絞めするように交差させた。その体形になったことで、リチャードの分身は自由に根元まで挿入を繰り返せるようになった。
脚をその形にしたので、もはや両手で彼の尻頬を掴むことはできない。モニカは、代わりに、両手で彼の頭を掴み、自分に引寄せた。積極的にキスを求める行為だった。
さらに、もっと結合を深くしたいと言わんばかりに、言葉を続ける。「いつになったらお尻の下に枕を入れてくれるの?」
「今だよ!」
リチャードは体を起こし、いったんモニカから抜け出た。彼女を見下ろし、思わず笑みが漏れる。
……今や俺のオンナになったな。可憐で無邪気なモニカを、俺好みの淫乱女に変えてやったぞ! まだ17歳だが、すでに立派なオンナだ!