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弱みにつけ込む上司 (21) 

チャーリーは、何の予告もせずに大胆に手をモニカの股間に持っていき、手のひらで陰部全体を覆うようにして前後に動かした。親指では淡く茂る陰毛の感触を楽しみ、他の指では湿った陰部を上下になぞる。そうした後、いきなり、中指の先端を彼女の中に挿し込んだ。

「あっ!」 モニカは思わず息を飲んだ。

「きついな。本当にキツイ。このキツさ、俺も味わわないわけにはいかないな」

チャーリーもモニカも、興奮で心臓を高鳴らせていた。だが、見ているリチャードも、このふたりに負けず劣らず興奮していた。

彼は、チャーリーがベッドに上がり、モニカの脚の間に割り込み、いよいよ挿入の態勢になるのを、ドキドキしながら見ていた。チャーリーが孟狂うペニスをモニカの小さな割れ目にあてがうのが見える。それを受けてモニカが体を震わせた。未だ挿入してないソレは、入口に頭を寄せても、ビンっと跳ね上がり、入口に留まっていることはできない。跳ね上がると同時に、先走りがトロリと糸を引いてモニカの中心部に垂れ落ちるのが見えた。

今、ふたりが体を接している部分が何か所かある。まずは、入口と先端だけとは言え、性器が触れ合っている。ふたりの脚も接触している。モニカの太ももの内側と、チャーリーの太ももの外側だ。そして、彼の両手は再び彼女の乳房を覆っていた。

モニカは思った。チャーリーがあの大きなモノを本格的に挿入し始めたら、あたしたちは、もっともっと接触の範囲を広げていくことになると。それを恐れる気持ちはあったが、同時に彼女は激しく興奮していた。モニカは、自分でもなぜかは分からなかったけれど、チャーリーには、できることなら、挿入した後、唇を吸ってほしいと思った。キスしてほしいと。

「教えてほしいんだが、君は本当にまだ17歳なのか?」

急に言葉をかけられ、モニカは少し驚いた。「え、ええ……ついこの前、17歳になったばかり」

「そうか、俺には、10代の女とセックスするのは、本当に久しぶりだ。実際、最後に10代の女の子とセックスした時は、俺自身も10代だったが。アハハ」とチャーリーは笑った。

「ともかく、君は結婚してるわけで、法律上は大人と言える。だけど、まだ、こんなに若いわけだから、まだまだ、知っておくべきことがたくさんあるな。どうだ? いくつか技を覚えたいと思わないか? その過程で君を本当の大人のオンナに変えてあげられるかもしれない」

「あ、あたし……よく分からないけど、構わないと思うわ。先週は、リチャードからいろいろ教わったし……」 とモニカはリチャードの方に目をやった。

「ああ、リチャードからは話しを聞いてるよ。君は、本当にハメ甲斐のあるいいオンナだって言ってたよ。まあ、俺にも俺なりに君に教えてあげられることがあるけどな。心の準備はいいかい?」

この時まで、モニカは、リチャードとの間に精神的なつながりがあると思っていた。特に、リチャードに、口唇セックスとアナルセックスをふたりだけの行為にするよう頼まれた時、そういう心の絆ができたものだと思っていた。だけど、リチャードが別の男に、自分のことを「ハメ甲斐のあるオンナ」と言ったと聞いて、そのような気持ちが薄らいでいくのを感じた。

「い、いいわ……して?……」 

そう言いながら、モニカは股間に手を伸ばし、チャーリーのペニスを握った。ふたりがしゃべっている間に、それは中心部から逸れた方向を向いていたのだった。

手の2本の指でソレを握り、その太さを実感する。モニカは心臓が高鳴るのを感じた。モニカは、注意深くその先端を自分自身の穴の入口へと導き、改めて仰向けになり、目を閉じた。

「ヤッテって、言ってくれるか? 自分の口でヤッテって」 前の時も同じだが、チャーリーは、もし、この場にリチャードがいて観ていなかったら、こういうやり方でモニカの体を奪うことはしなかっただろう・

「や……ヤッテ……。お願い。ヤッテほしいの……」 モニカ自身、これを待ち望んでいたように聞こえる声だった。

ゆっくりとチャーリーは挿入を開始した。それを受けてモニカは苦しそうな喘ぎ声や、小さな悲鳴を上げ続けた。リチャードはタバコをゆっくりと吸いながら、彼女の声を聞き続けた。チャーリーは頭部は入れたものの、さらに挿入しようと小さく突きを送るが、なかなか入っていかず、代わりに彼のペニスは中折れを繰り返した。

「ああ、ちくしょう!」 チャーリーは誰に言うともなく悪態をついた。「この女、本当にキツイんだ。デカいちんぽを持ってる者の問題がこれだ。女の中には、なかなか入れられない女がいる。どうやら、まず最初に、ちょっとこの女を広げておかなくちゃいけなそうだぜ」

そう独り言を言うなり、チャーリーは腰を引き戻し、下方へと体をずらし、モニカの陰部に顔を寄せた。そしてあっという間に彼女の股間に顔を埋めた。そこには彼自身が出した先走り液がついていたが、まったく気にしないようだった。

チャーリーはどこをどうすべきか、充分に心得ていた。モニカは、チャーリーの舌が仕事を始めるのを感じ、すぐに片手を彼の後頭部に添えて、それを享受した。

2分もかからぬうちに、モニカは悩ましい声を上げ始めた。腰が上下に波打ちし始め、腰を突きあげるたびに、チャーリーの頭を押さえる手に力が入った。チャーリーは、実に巧みにモニカを焦らし続け、オーガズムの寸前へと追い込んだ。それも一度に限らず何回も。その度、モニカが限界を超える直前で愛撫を止め、彼女は切なそうな声を上げるのだった。

それを繰り返した後、ようやくチャーリーは顔を上げ、激しく波打つミルク色の乳房の向こう、モニカの顔を見た。

「いまのはどうだ? これなら、がっちりハメてもらうカラダになってるんじゃねえか?」

モニカは顔を真っ赤にして、うん、うんと頷いた。そしてチャーリーの耳たぶを掴んで、引っ張り、自分の顔へと近づけた。

男の耳を掴んでセックスの態勢を取らせる。そんな切羽詰まった行動を見て、ふたりの男は、モニカが突然、性欲に火がついたように見えたかもしれない。だが、実際は、モニカの心の中では、チャーリーが挿入を試みた時からすでに体の炎は燃え盛っていたのだった。

ともあれ、モニカの乱暴な行為に笑いながら、チャーリーは再び彼女の上にのしかかった。美しく若々しい女体を見下ろしながら、ペニスを濡れて輝く女陰に注意深くあてがった。そして、その姿勢のまま、一度だけ根元から先端まで、ミルク絞りをするようにしてしごいた。鈴口から粘着性のある先走りが、一筋、とろりとにじみ出て、モニカのバギナに垂れ落ちた。

「俺のこいつが上手くお前のマンコにハマるように、もうちょっとヌルヌルを加えなきゃな。もうこれなら、お前は充分に濡れてるし、準備も良いな」 すでにチャーリーからは紳士的な言葉使いは消えていたが、モニカは全然気にしなかった。

チャーリーは再び挿入を開始したが、急に、気が変わったのか、モニカに指示した。

「お前が握って、自分で入れてみろよ」

モニカは素早く彼のペニスを握った。手は震えていたが、彼女自身はくすくす笑っていた。ちょっと引きつった笑いではあったが、彼女がその準備ができてることは、チャーリーにもリチャードにも明らかだった。

仰向けの姿勢では、それをするのが難しく、モニカは肩ひじをついて体を起こし、自分とチャーリーのつながるべき部分を見た。彼女はいきなり入れようとはせず、握った手を前後に動かし、しばらく愛撫しているように見えた。その一物の大きさ、能力を確かめているかのように、愛しいモノを撫でるような手の動きだった。

「すごく大きい……」 その声は優しく、その声音だけで、ふたりの男には、彼女が畏敬の気持ちを持ってそれを愛撫していることが分かるのだった。


[2019/08/31] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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