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弱みにつけ込む上司 (23) 

リチャードは、言われたとおりに、自ら進んで寝取られ男の立場を取り、チャーリーの巨大な睾丸に手を伸ばし、優しく持ち上げた。

チャーリーは、リチャードが睾丸を持ち上げたのを感じたものの、しばらくじっとしていた。しっかり見せつけたいと思ったからだった。彼は、その後、ゆっくりと動き始めた。一定のリズムでのしっかりした出し入れの動きだった。

モニカの陰唇は、チャーリーの巨根を受け入れてはいたが、挿入の動きに合わせて、一種、グロテスクな姿を見せていた。左右の花びらが中へと引きずられていっては、ヌルヌルと中から出てくる。チャーリーの動きに合わせてそれを繰り返していたのだった。最初、それを見たときは、信じられなかったが、やがて、女の陰部がこのような姿を見せるのは自然なことなのかもしれないと思い始めた。ともあれ、この光景を目にし、リチャードは激しく勃起するのを感じた。

一方のモニカは、ようやくチャーリーが顔を寄せてきてキスをしてくるのを受け、溜まっていたフラストレーションが溶けていくのを感じていた。キスされることにより、局部に広がる痛みも甘美な痛みに変わり、頭の中が真っ白になっていく。

モニカは、飢えていたように反応し、チャーリーの舌を夢中になって吸った。チャーリーは、ためらいつつ、キスをしたのだったが、モニカの予想外の情熱的な反応に驚いた。

その間、リチャードは、ふたりの結合部分を見つめていた。……よし、これでカラダの点では俺の期待した通りになってるぞ!

巨根男に犯されるモニカ……。挿入など無理と思っていたのに、やがて受け入れてしまう若妻。ココロは俺のものなのだが、逞しい男に抱かれてカラダが自然に反応してしまうんだよな、モニカ? ……最高だ。俺が見たかったのは、これだよ、これ……いいぞ、チャーリー! いいぞ、モニカ!……

そう思って浮かれていたリチャードだったが、顔を上げた途端、激しい嫉妬心に襲われた。チャーリーとモニカが、まるで恋人同士のようにキスしてるではないか! ふたりとも、ずっと相手の口を吸いっぱなしだ。モニカは口を吸われたまま、初めてのオーガズムに達した。声や体の緊張から、絶頂に達したのが分かる。だが、それで終わらず、口をくっつけたまま、またも、次のオーガズムに向かっているようだ。

リチャードは、ふたりの様子に驚き、体を起こし、改めてモニカの陰部を観察した。今や、リチャードはチャーリーの睾丸を持ち上げる必要はなくなっていた。モニカは、より深い結合を求めてか、尻を高く持ち上げ体を丸めた姿勢になっていた。この姿勢だと、チャーリーのペニスはまっすぐ垂直方向に打ち下ろす形になっている。

結合部分も見えるが、よりはっきり見えているのは、モニカの肛門だった。モニカの声の様子から2回目のオーガズムに達したのが分かる。そして、そのオーガズムに合わせて、彼女のアヌスが激しく収縮を繰り返すのが見えた。小さなすぼまりが、ヒクヒクと収縮を繰り返す。初めて見るその様子は異様だったし、興奮を誘うものでもあった。

……モニカは、俺とやったときより絶頂に達するのが早かったんじゃないか? 俺の時より、熱がこもってるんじゃないか?……

リチャードはどうしてもそう思ってしまうのだった。

その時、モニカが、切羽詰まって絶叫に近い声で叫んだ。「ちゃ、チャーリー! 今度は、あなた! あなたがイクのを感じたいの!」

モニカは舌を突き出し、乱暴とも言える動きで唇をチャーリーの口へと押しつけた。

チャーリーはいったん唇を重ねたものの、話しをするため、離した。「いいぜ、モニカ。俺の熱いのがお前の中をいっぱいにするから、しっかり味わえよ!……こいつをゴムなしでできて、俺は嬉しいぜ!」

そう言った直後、チャーリーは射精を始めた。激しく締め付けるモニカの女陰にミルク絞りされつつ、この日、最初の射精が始まる。モニカのアソコの部分は、文字通り、ミルク絞りをするとともに、強烈な吸引もしていた。それもあってか、チャーリーの射精の噴射も激しかった。

そして、絶頂感を伴った射精がようやく終わる。ふたりはしっかり抱き合ったまま、しばらくじっとしていた。やがてチャーリーは体を動かし始めたが、終わった後の彼の行為も完璧だった。モニカの献身をねぎらうかのように心を込めて優しく体を抱きしめ、キスをしたのだった。これこそ、モニカが切望していた行為だった。

セックスの後の愛の行為。この点で言えば、リチャードは夫のジェフより優れていた。でも、このチャーリーという人は、そのリチャードよりもはるかに優れた思いやりがある男性だった。硬さを失った後ですら、3分から4分近く留まったままでいて、余韻を味わう時間を十分に保ってくれたのだった。

この男性とふたりきりだったら、そのままでいて余韻に浸っていてもよかったかもしれない。しかし、この部屋にはリチャードもいて、今の自分たちを見ている。体を起こし、股間やシーツに付着したヌルヌルを拭わなくてはいけなかった。

ぐったりと仰向けになったチャーリーの横、モニカは起き上がり、シーツの隅を握って、股間をぬぐい始めた。驚くほどヌルヌルがあって、その量に驚く。

そして、その時。まさに図ったようなタイミングの良さで電話のベルが鳴った。

チリリリリン!

その音の大きさに、部屋にいる3人とも、驚いて跳ね上がった。電話機の底に音量調節のダイアルがあったが、その目盛りは最大に設定されていた。


[2019/09/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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