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弱みにつけ込む上司 (24) 

「イヤッ! ジェフかも知れない。ママに電話のことを話したから」

モニカはパニックになって受話器を取ろうと体を起こした。幸い、チャーリーはすでに彼女の上から降りていた。

チリリリリン!

「ん、もうっ! お願い、静かにしていて!」

モニカはふたりの男たちにそう言い、受話器を取ろうと手を伸ばした。手を滑らせて受話器を取り損なったら大変なことになる。モニカは心配そうな表情を目に浮かべながら、音量レベルのダイアルを確かめた。

「この電話には、出ないとマズいの、本当に」

チリリリリン!

ふたりの男は、ニヤニヤしながら頷いた。セックスを終えたばかりで汗まみれで輝く美しい裸体。その裸体を隠すこともせず、あわててベッドの端に座り、電話をベッド際の小テーブルに置くモニカの姿は、彼らにとっては目の保養以外の何物でもなかった。

「もしもし?」

ついさっきまで彼女が経験していた興奮を考えると、これほど平静を装った声を出すにはよほどの意思のチカラが必要だったことだろう。

「ジェフからのコレクトコールです。通話を受けますか?」

「はい、もちろん」

思った通りジェフからの電話だった。モニカには、ジェフが何をしたがっているか分かっていた。でも、それに応じるとしても、ふたりの男たちに見られながらすることになるだろう。すでに体の関係を持ってしまったふたりの男たちに……。

「もしもし、モニカ? 電話に出るのにずいぶん時間がかかったね?」

「ああ、ジェフ。ごめんなさい。呼び出し音を最大にしていて、すごい音でビックリしてしまって。まずは音量を下げなくちゃいけなかったのよ。電話機の底にあるダイアルで変えるのね?」

リチャードがクスクス笑うのが聞こえた。……ああ、よりによってこんな時に電話してくるなんて。別の時だったらよかったのに……

モニカは困った顔をして、唇の前に指を立てて、男たちに「シーっ!」とするよう合図を送った。そうする間にもジェフはしゃべり続けていた。「僕、もういつでも、アレをシコシコできる状態になってるんだ。モニカが準備ができたらいつでもすぐに始められるよ。通話時間がもったいないからね?」

ジェフが話している内容は、リチャードとチャーリーにも筒抜けになっていた。ふたりともジェフの声を聞き、満面の笑顔になった。どうやら、これから面白そうな見世物を見られるようだ。

「シコシコする」って……モニカはジェフがそういう言葉を使うのを聞いたことがなかった。それに驚いたし、とても下品な言葉だと恥ずかしく思った。自分がついさっきまで何をしていたか、いまどんな格好でいるかなど、彼女の頭からは消えていた。

ともあれ、もう開始のスイッチが入っていた。モニカはふたりの男たちの様子を見て、これから何をするか、ちゃんと口に出して言わなくちゃいけないと思った。

「いいわ、ジェフ。セクシーなことを言うから、ソレをいじりながら聞いてね……」

ジェフとの間では、どういうことを言うか、すでに話し合っていたモニカだった。

「君もあそこを触ってね」

これにはモニカは驚いた、前もって話し合ったことではなかったから。

「あたしもするの?」

「そうだよ。僕と一緒にイッテ欲しいんだ」

こんな状況でオーガズムに達することなどできっこないとモニカは思った。だけど、ジェフが言うことも良さそうだとも思い、彼女はチャーリーたちの顔を見ながら、ベッドに仰向けになった。受話器は耳に当てたまま、枕を背に、ゆったりとくつろぐ姿勢に。

「ジェフ? いいわ。いまはベッドに仰向けになってる。あなたの声を聞きながらアレをするわ。ええ、そう。今は素っ裸になってるの」

チャーリーとリチャードは、実に楽しそうな笑顔になっていた。チャーリーは、これをもっと楽しいことにしようと思ったのか、再びベッドに這い上がり、モニカの脚の間に割り入った。そして、すでに勃起を取り戻してるペニスを彼女の陰部へと向けた。

モニカは恐怖に引きつった顔をした。「ダメよ、ダメ!」と訴える顔だった。だが、チャーリーはシーっと黙る合図を送り、同時に、ペニスの頭部でモニカのバギナをすりすり擦った。

モニカは股間へ目を向けた。ああ、すっかり立ってる! ものすごく固くなって!

……チャーリーは、あたしがジェフと話してる時に、あの大きなおちんちんを入れてくるつもりなのね……

彼女にはチャーリーの意図を理解したし、それに抵抗することもできないことも分かっていた。むしろ、そういう意図を察し興奮していた。

電話に話しかける彼女の声は、声音が変わっていた。

「ああ……ジェフ? これお金かかるから、速くしなくちゃいけないわ。あたし、今、両脚を広げてるわ。あなたの熱いアレがあたしのあそこに触れてるのを感じる。もう、いつ来ても大丈夫。あたしの中に入れて! 好きなように、突いてくれていいの……」

ジェフは耳を疑った。あのモニカがこんなことを言ってる。面と向かい合った時には聞いたことがない言葉だった。電話だからなのか?

「固くなってるよ! すごく固くなってる! 今から入れるよ!」

モニカは顔をあげ、嬉しそうな顔をしながらチャーリーを見つめた。

「ヤッテ! 入れて、ジェフ! あなたの大きなおちんちんをあたしの中に入れて! 大丈夫だから! あああ、そう、いい……。いいわ、ジェフ……あなたの大きなのがあたしの中に入ってくる……すごく大きくて固い……」

ジェフは、心の奥で思った。……モニカはわざと派手な言葉を使っているみたいだな。でも、大きなちんぽって……それってモニカには大きな意味を持ってるのか? 俺のはそれなりの大きさだけど、人から大きいって言われるような代物じゃないんだけどなあ……もちろん、モニカは俺のしか知らないわけだから、俺のちんぽのことを大きいって言ってるんだろうな……

「モニカ? 僕が中に入ってるの、感じる? 気持ちいい?」

「気持ちいいわ、ジェフ……」モニカは喘いでいた。「あなたのせいで、あそこがすっかり広がってるの。でも、気持ちいいの。感じるの……」

その時、モニカは、チャーリーが突然4本腕になったのかと思った。

一瞬混乱したものの、すぐにチャーリーの方に顔を向け、彼女は理解した。リチャードがチャーリーの後ろについて、彼の後ろから手を伸ばしていたのだった。チャーリーの脇の下から手を伸ばし、今は、自分の左右の乳房をいじっている。

よく見ると、リチャードはすでに裸になっていた。彼のペニスもピンと突っ立っていて、自分の方を向いている。


[2019/09/04] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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