An open relationship 「オープンな関係」
「あなた、こんなに早く彼にパンティを履かせられたのね、すーごい」とグレッチェンはボクの後ろから手を伸ばして乳首をつねった。「彼、とても可愛い娘になると思うよ。本物のおっぱいをつけたら、きっと」
「え、なんだって?」とボクは悲鳴を上げた。グレッチェンが言ったことが理解を超えていて、ボクはガールフレンドのミッシェルを見つめるだけだった。
ミッシェルはボクにオープンな関係になろうと強く言い張り、ボクはしぶしぶ承諾した。オープンな関係についての彼女の話しを聞くと、ボクはとてつもなく居心地が悪く感じていた。ミッシェルは別に他の男をボクたちの関係に加えたいわけじゃないと言ったけれど、それを聞いても、ボクの不安はほとんど変わらなかった。ミッシェルはバイセクシュアルで、他の女性と性的に一緒になることも考えているのだろう。これは最後通牒だと思い、ボクは同意した。そして、それ以来ずっとボクは同意したことを後悔している。
グレッチェンがボクたちの生活に加わってきて以来、すべてが逆転してしまった。グレッチェンは、ボクのガールフレンドの時間を大半占領してしまった。……いつもボクは邪魔者だ。そればかりか、グレッチェンはボクのことをあからさまに毛嫌いした。すべてのことについて、露骨に嫌悪感をあらわにした。だが、それ以上に、彼女は、あらゆることに関してのボクのガールフレンドの見方を変え始めたのだった。
正直言えば、ボクはもともと男っぽい人間ではない。ボクは背が小さく痩せていて、ハンサムというより可愛い方なので、ミッシェルのような彼女を見つけられてとても運が良かったのは自覚している。だから、ミッシェルがボクに容姿を変えるように言い始めた時、ボクはそれに従った。彼女が突然、本当ならもっといい男と付き合えたかもしれないと悟ったらを思うと怖かったからだ。
髪を伸ばすようにさせられた。化粧をするようになった。それに体毛は全部剃られた。パンティを履くように言われた時も不平すら言わなかった。ミッシェルは「パンティ」とは呼ばなかったが、ボクはそうだと分かっていた。
でも、それだけでは済まなかった。ボクはまだまだ彼女が求める人になっていなかったのだ。いつも、ミッシェルは、ボクとグレッチェンのどちらかを選ぶとなると、グレッチェンの方を選ぶ。その度に、ボクはミッシェルに求められていないということを思い知らされた。いつしか、メインのベッドはミッシェルとグレッチェンが使うようになっていた。そんな状況だったので、必死になったボクは、ふたりのベッドに誘われた時も疑問すら発しなかった。
「この娘がまーだこのちっちゃいのをつけてるのって、残念だわ」とこの家を支配したグレッチェンは言い、ボクのパンティの腰バンドの中に手を入れた。自分でもソレが小さいのは認める。彼女はそれをいじりながら、ニヤリと笑った。「でも、これ変えられるんじゃないかしら? ねえ、ミッシェル? あのケージを持ってきてくれる? この娘があたしたちが考えてることを勘違いしないようにしなきゃいけないと思うの」
ボクは反対しようとしたけど、ふたりは聞こうともしなかった。そして、あっという間に、ミッシェルはボクの前にひざまずき、カチッという音と共にボクの性器には拘束具のようなものが嵌められていたのだった。股間に目を落とすと、ボクのペニスは固いプラスチックの小さなケージに閉じ込められていた。金色の小さなロックでしっかりと留められていた。そのケージの小ささから見て、ボクは決して勃起をすることができなくなったと悟った。
「さあ、これであなたは安全。じゃあ、あたしが期待してることについて話しを始めるわね。でも、がっかりする話しかも……多分、あなた、気に入らないんじゃないかしら」とグレッチェンが言った。
「み、ミッシェル……」
「チェイス、ごめんなさい」とミッシェルは伏せ目になった。「これはあなたのためを思ってのことなの」
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