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便利屋 (2) [コロナ禍ストーリー] 


ジョージのパソコンをじっくり調べてみなくちゃいけねえな。他人のパソコンの中を調べるのって、ちょっと気色悪いかもしれないが、まあ、その時の俺は確かに気色悪いことをやっていたわけだ。どうせ、この爺さんは死んでるんだから、調べても誰にもバレることはない。アドビ・プレミア(動画編集ソフト)があった。ここでも最高ランクのを使ってるのかよ、ジョージ! くそっ、更新切れだ。

まあ、でも、再更新するのもそんなに悪くないな。どうせ、俺、ネットが好きだし。さて、何があるか見てみることにしようか。

プログラムを起動させ、編集ページと思われるところを開いた。思った通りだ。ミス312が映ってる。最近のソフトはどのソフトも使い方を似せているのはありがたい。再生ボタンもすぐに分かった。

おっ、すげえ、カメラは3台設置されているようだ。で、ミス312というと、全然、恥ずかしがってるところがない。というか、カメラ目線で自分から動いてプレーしてる。まるで股間を使ってジョージ爺さんをボコボコにしているような激しさだ。なんか信じられないすごいモノを観てるような気分だった。彼女は多分60代だと思うが、ちくしょう、俺にもこんなふうに上に乗って動いてくれる女がいたら最高なのになって思ったな。ジョージ爺さんの方はあまり見たいとは思わなかったし、俺が望んだより少し多めに目に入ってきて困ったが、かなり上手くやっていたようだった。と言うか、俺だったら、ジョージ爺さんよりずっと前にイッてしまってただろうということ。

それにしてもミス312はすごい。いきなり跳ねるようにしてジョージの上から降りたかと思うと、素早くジョージの分身を咥えてた。音声がなかったら、いつジョージが射精したか分からなかったと思う。というのも、彼女は一滴も漏らさず飲み下していたからだ。そして、またカメラ目線だ。俺の方をまっすぐに見て、嬉しそうな笑顔を見せてる。くそっ、この俺が、60過ぎのエロおばさんを見て発射してしまうなんて! その動画ファイルにはヘレンという名前がついていた。

****

「夜に呼び出しが2、3回あったんじゃないか? 問題はなかったか?」

電話の向こうのジョンは、少しおどおど話してるように聞こえた。ジョンに、前からあの女たちとヤッテきたのかと訊くべきか? ジョージのことを知ってるのか? 俺は電話の記録を見ていた。定期的に夜に呼び出しをかけてくるのが、10部屋はある。ジョンのヤツ、人生で最高の時を味わっていたのか?

「問題はない。ただの簡単な修理だけだ」

「おお、そうか。それは良かった」

「でも、みんな、あんたに会えなくて寂しがっていたようだ」 おっと、俺はナイフを出してしまったかな?

「まあな。俺たち、しょっちゅう、お茶を飲んでおしゃべりするんだよ。フレンドリーになることは良いことだからな……ちょっとした勤務外のサービスってところだ」

電話の向こうでジョンがそわそわしてるのが分かる。もう話しを切り上げるべきかな?

「で、電話してきたのはなんでだ?」

「俺はジャニスの本棚を修理していたんだよ。一度、立ち寄って、修理の仕上げをしようかなと思ってさ」

「ジャニス?」

「あ、すまん。ルーム135だ」

ルーム135……ああ、あの女か。彼女もよく夜に呼び出してくる。こう言うとジョンは嫌がるだろうが、言わなくちゃいけない。

「すまないが、ジョン。それをさせるわけにはいかないんだ。噂によると、2週間、隔離される後まで、仕事に戻されないらしいぜ」

電話の向こう、溜息をつく声がはっきりと聞こえた。おい、ジョン、ジャニスって女はそんなにいい女なのか? それとも、すでに2回分「呼び出し」があったのに応えられなかったことを残念がっているのか? ともかく、そのジャニスのことをチェックしなくちゃいけないな。あれ? 俺は何を考えているんだ? 俺は28歳だっていうのに、50、60のおばさんたちのことをチェックするのを考えてるなんて。ジョンがヤッてるのは分かる。ジョンは50過ぎのはずだからな。事情が事情なら、俺はジョンの娘とデートしてもおかしくない年齢なのに。いや、孫娘でもおかしくない歳なんだが。娘や孫がいるか知らないが。

「検査を受けたらどうなるかな?」

「ジャックに訊いてくれ。ジャックが俺に緊急事態の場合を除いて誰も入れるなと言ったんだ。レクリエーションセンターに行くといいんじゃねえか? あの、スタッフの若者たちのための施設だけど」

ここで働いてる若者たちはみなリクリエーションセンターを利用している。俺にとっての問題はというと、あそこに集まる若者たちにとっては俺は年寄りだということ。あいつらは結局は自分たちで楽しいことをやり始めるもんなんだよ。若者を10人集めて、一緒に寝泊まりさせるといいよ。何か厄介なことが起きるから。俺としては、おこぼれが出てくるのを期待するだけかな。そうなったら、ひとりかふたり、若い女の子を気持ちよくさせてやりたいなと思ってるんだけど。

「オーケー、ダーク。俺のためにも、みんなの世話を頼むぞ」

「頑張るよ。あんたが打ち立てた仕事の規範に泥を塗らないように頑張るよ」

なんだかジョンが可哀想な気分になっていた。確かにジョンは奥さんに隠れて浮気をしてるし、それは悪いことだけど、なんてったって、あの女たちはエロすぎるもんな。

で、例のジャニスだが、見事にエロかった! ジョージは彼女の動画も持っていた。というか、少なくとも、「ジャニス」と名前を付けたファイルを持っていたので、彼女のものなのだろうと。この動画を撮った場所はカウチで、ジョージが座っている。そこに彼女が現れ、ジョージにキスをする。キスと同時に早速、片手がジョージのちんぽに。その2分後には、彼女は彼の股間に向けて頭を上下に振っていた。

彼女の口元のクローズアップもあって、まさにプロ並みの口唇使いを見せる。ペニスの頭部をグリグリ舐めて焦らしつつ興奮を高めるピンクの舌。ジョージがどんだけ気持ちよくなっているか、彼の声だけで分かる。彼女の唇が根元を捕らえ、鼻先がジョージの陰毛に埋まり見えなくなった。この状態でも彼女は口の中で舌を使ってさっきのグリグリ舐めを続けている。しかも、さっきより激しさを増しているに違いない。ジョージが両脚をビーンと伸ばして体をこわばらせた。ちくしょう、俺もその感覚を味わいてえよ! 俺だってフェラをしてもらったことはあるけど、俺がいま見ている行為に比べたら、そんなの、ちんぽにチュッチュッ程度にしか思えない。

ジャニスは頭を引いて、ジョージのアレを口から出し、それからおもむろに自分の人差し指を口に入れ、それを湿らせた。なんってこった、今度はその指をジョージの尻穴に突っ込んだぞ! そしてまたペニスを咥えた。あの指で何をやってるのか俺には分からないが、指と口の同時攻撃で、ジョージは今にも噴射しそうな声を出している。

「うおおっ!」

ジョージは唸ると同時に恍惚となって腰をぐんぐん突き上げた。ジャニスを跳ね飛ばしそうな勢いだったが、彼女はしっかりペニスを咥えたまま、射精を口で受け止めていた。噴射が終わるまでずっとだ。それにしても、この部屋には、ふたりの他に誰かもうひとりいるのかよ、まったく。どう考えても、こんなカメラワークをジョージがするのは不可能だ。

カメラが動いて、今は明らかにジョージがカメラを持っている。ジャニスはジョージのちんぽを舐めてきれいにしているところだ。だが、ショックだったのは、そこにジョンが出てきたことだった。四つん這いで尻を高く上げてる姿勢でジョージを舐めるジャニスの後ろにジョンが現れ、手で彼女のあそこをいじり始めた。それを受けてジャニスは腰をくねらせている。さすが熟女だ、その腰のくねらせ方がめちゃくちゃ色っぽい。

「そのちんぽ、あたしに入れてちょうだい。欲しいの、今すぐ!」 俺はこういう女を尊敬する。自分が欲しいものをちゃんと知ってて、堂々とそれを要求する女だ。

ジョンが前に出てきて彼女の中に滑り込んだ。俺の仕事仲間が色気むんむんの熟女にググっと突き入れてる。しかも、その女がそれを歓迎して叫び声をあげてる。ジャニスが喜んでいるのは間違いなかった。50、60の熟年男女って、こんなふうにヤッてるのか? 信じられない。俺はすでに1発済ましていたんだが、今は2発目に向けて腰がうねり始めている。

2発目に向けて再起していたのは俺だけではなかったようだ。このジョージ爺さんは絶倫なのか? そうじゃなければ、バイアグラのセールスマンのお得意さんなのか? ジャニスは後ろからジョンに突かれながら、ジョージのペニスをロリポップみたいに舐めしゃぶっていたが、そのペニス、全然、萎える様子がなかった。

ひとしきり動きが続いた後、ジャニスは体を起こし、手を伸ばして何かボトルを取った。潤滑剤だ。なんと、それを自分のアヌスに塗り込み始めてる。しかも、なんてこった、仰向けになったままのジョージに尻を向けて、またがり、ジョージの一物をアヌスの入り口にあてがったまま、ゆっくりとしゃがみ始めたじゃないか! 

彼女は、その穴での連結に慣れるのに多少時間がかかっていたが、連結を深める時のあの腰のくねらせ方からすると、すごい感覚を味わってるに違いない。ジャニスはアヌスでジョージとつながって、2、3回スクワットをした後、ジョンの方を見て、人差し指で「こっちに来て」と合図を送った。この3人、こういうロデオをやったのはこれが初めてではないな。

仰向けになってるジョージの上に、アヌスでつながったまま同じく仰向けになったジャニス。ジョンがその上に体を並べるようにして覆いかぶさり、彼女のもうひとつの穴に挿入した。熟年男女の二穴同時挿入かよ! しかも彼女は喜びまくってる。ジョージは後ろから両手を出して、彼女の乳首をコリコリいじり、ジョンは力強いが割とゆっくりのペースで出し入れを続けた。その動きのおかげでジャニスのカラダも上下に揺さぶられ、その揺れのおかげでジョージも気持ちよくなると。ジャニスは、ヨーデルで喜びの声を上げるまであと一歩だ。そしてとうとう、その時が来た。すごい。俺はこんなに派手に達する女を見たことがなかった。ポルノは人並み以上に観てきた俺なのに。

その夜、俺はぐっすりと眠った。その夜に見た夢は普段とはちょっと違っていたかもしれない。


[2020/06/04] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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