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Wイェックス:妊娠 (11) 


手が勝手に出て、彼女のペニスの根元を握っていた。小さくなった僕の手では全部を握りきることができなかった。優しく引っ張り、彼女を、僕の開いた太ももの間に立つところまで近づけた。顔をかしげ、あの先端に垂れていたプレカムのしずくを舐めた。すこし粘っこく、甘い味がした。

カレンはすぐに片手を僕の後頭部に添えた。「ああ、すごい。すごく感じる! どうして、あなたはあたしに一度もこれをさせなかったの?」

僕は彼女のペニスの底辺部を舐めてから返事した。「同時に君も感じてくれないなら、一方的に奉仕されても僕は気持ちよくなれないからだよ。僕はそういう人間なんだ」

そう言ってから、彼女の王冠の部分だけを唇で包んだ。そしてゆっくりと吸いながら、顔を引き、ぷるんと唇からはじき出してみた。

「もう! あたしにはムリ……あなたはいつも今あたしにしてくれてるように献身的だった。あたしにはできないの。ごめんなさい。でも、これって、気持ちよすぎる」

僕は微笑みながら、彼女を見上げた。セクシーなふたつの乳房の谷間。その谷間の向こう、僕を見下ろす彼女の顔が見えた。

「好きなだけわがままに振る舞っていい許可をあげるよ。君がペースを仕切って。そして僕には何をすべきかを命令して。いいね?」

どのみち、僕にはどう進めてよいか分からなかった。カレンが気持ちよくなるようにする。それを一番に据えるのが、僕の前からのディフォルトの立場だった。だから、この時も、それでやっていくことにした。

妻はにんまりとした。「ほんとにあなたはあたしにとって嬉しい人。じゃあ、両膝をついて、床にひざまずいて」

僕はベッドから滑り降り、膝立ちになった。彼女の脈打つペニスが僕の胸と同じ高さになった。特に何も意識せずに、両脇から乳房を押さえ、彼女の勃起を挟み、やんわりと包んで揉み始めていた。滑らかにこれをするには潤滑が足りなかったので、唾液を絞り出して、彼女の亀頭に垂らした。かなり唾液を出したけれど、それでも口の中に唾が溢れてくる。出しても出しても、口の中に溜めておかなくてはならなかった。

「うわあ、すごい! これも気持ちいい!」と妻は僕を褒めてくれた。同時に腰を使って、僕の乳房が作る肉肌の筒に出し入れを始めた。

妻のつるつるのペニスが僕の胸に滑らかに出入りする感覚。これは思っていたよりずっと気持ちよい感覚で、僕はその感覚にうっとりとなっていた。それに加えて、彼女のひとつ目の怪物が僕の柔肌に埋もれて消えては、ぬーっと顔を出す光景。これにも催眠術に掛けられたように僕はうっとりとなっていた。

ぼーっとなりつつも、その感覚を楽しんでいたが、突然、カレンがぐっと腰を突き出し、僕の頭を押し下げ、ペニスに近づけた。何を求めているのか、僕にはよく分かる。僕は妻の膨張した亀頭を口に含み、吸い、同時に乳房を左右からぎゅっと押して、彼女の肉茎を強く挟み込んだ。

「あ、ああーんっ!」

カレンは、弱々しく泣き声を上げたと思ったら、その直後に僕の口の中に爆発的に射精を始めた。彼女がオーガズムに達したのが分かる。待ち構える僕の口の中にどっどっと撃ち込んでくる。射精のたびに彼女の肉茎がビクンビクンと痙攣するのも感じる。射精のたびに、その直前に彼女のシャフトの底辺部が太く膨れ上がるのを感じたが、それがとてもエロティックに感じられた。敏感な乳房の肌を通して、彼女の肉茎の動きがびんびんとこっちにも伝わってくる。

何発か撃ち出された後、やがて小さな滴り程度に変わり、ようやく妻の射精が終わった。彼女は僕から離れ、よろけるようにベッドに座った。僕とふたり並んで座る格好。僕は妻が出した精液を口の中で少しくちゅくちゅした後、飲み込んだ。美味しいモノではなかったが、嫌なモノというわけでもなかった。彼女が喜ぶなら、これくらい何でもないと思ったし、別に嫌なことでもないと思った。

妻はベッドに倒れ込むように仰向けになった。片腕で顔を覆い、目を隠している。そして、突然、独り言のように語り始めた。

「……10代のころ、友だちとよく『みこすり半』(参考)のことをバカにして冗談を言い合っていたの。でも、この期に及んでそれがどういうことか自分で体験するなんて……ちょっと屈辱的な気持ちになってる」

僕もベッドに這い上がって、彼女のすぐ隣に横たわった。でも、すぐに体を起こし、いったん乳房を体の下から出して、再び横になった。胸が体の下に入ってしまい痛かったから。これも未経験のことだった。

「それを考えて、落ち着いてもらおうとしたんだよ。さっき、言ったよね? 緊張感を解くって。で、どんな感じだった?」

妻はようやく目を覆っていた腕を降ろした。泣いていたのか、鼻をすすっている。

「すごく良かったわ。良すぎた。あたし、Wイェックスを飲む前から、あなたの胸を見てワクワクしていたの。なのに……」と彼女は頭を左右に振った。「パイズリを1分もしてなかったのに、終わってしまった」

僕はよく分からず、混乱していた。「どうして、そんなに落ち込んでるのか分からないよ。緊張を解いてあげようって僕が言った時、何を考えていたの?」

「分からない。多分、持続力をちょっと増やすこととか?」

僕は彼女の平らなお腹を撫でて、なだめてあげた。「初体験の時は、そんなものだよ、カレン。それが普通なんだよ。いい?」

「うん」と彼女は顔を上げ、目を細めて自分の股間を睨み付けた。そして、新しくできた付属物に向かってつぶやいた。「あたしをがっかりさせて、このバカ!」

僕は笑ってしまった。彼女の言い方が可笑しくて、どうしても笑わずにはいられなかった。僕の手は、彷徨うように下の方へと動いていた。お腹の平地を進み、倒れた塔へと向かう。そして優しくそれを握った。

「包皮がないのには驚いた」

妻は別に嫌がることもなく、僕にそれをいじるらせるままにしてくれた。

「多分、美的な理由だと思う」

「どういうこと?」

「皮かぶりのディルドなんてないでしょう? 多分、意図的に包皮ができないようにできてると思う」

なるほど、理屈が通ると思った。僕はベッドの上、少し体を起こそうと動いたが、その時、重い乳房が揺れて、間違って彼女の顔を叩いてしまった。思ったよりちょっと強く当たってしまったと思う。

「あ、ごめん。……さっき、僕の胸を見てワクワクしてたって言ったよね?」

「胸? ふーん。あなたはこれを胸って呼ぶの?」と彼女は両手で僕の乳房を揉み、その柔肌に顔を擦りつけ始めた。感触がいいのだろうけど、僕の方としても、そうされるととても気持いい。

「胸と呼ぶのは嫌い? おっぱいがいい?」と訊いてみた、「それとも、ちぶさ? にゅうぼう? お乳? パイパイ? ミルク袋? お楽しみバッグ? エアバッグ? 緊急時浮力獲得装置?」と調子に乗って畳みかけた。

カレンは僕の胸に顔を埋めた。笑いをこらえようとしてのことだけど、それはうまくいかないようだった。少なくとも、彼女はもう落ち込んではいない。「あなたがおっぱいって言うときの発音が好きよ」

「本当に?」

「う、うん……。なんとなく子供っぽいけど同時にセクシーな感じがして」

「いいよ。で……お願いがあるんだけど、君が2回戦目の準備ができるまでの間、僕の体とかおっぱいとかをいじってくれる?」

正直、僕自身も何か刺激を与えてもらえないと、何かが体の中に溜まり続けてしまい爆発しそうな気がしていた。


[2020/08/13] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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