僕も、垂れないようにと注意深く股間を押さえながら、バスルームに向かった。バスルームに近づくと、妻がくすくす笑っているのが聞こえた。だが、次の瞬間、「えっ、あっ! ダメ、ダメ、ダメ!」と叫ぶ声が聞こえた。
急いで中に入ると、妻がトイレの前に立っていて、小便を便器に入れようと、妙な角度で体を傾けていた。
そしてトイレの周辺やら、後ろの壁まで、あっちこっちおしっこだらけになっている。うわっ、これじゃあ、明日はベッドシーツの洗濯に加えて、バスルームの掃除もしなくちゃいけない。もうちょっと近づいて、よく調べ、悟った。明日じゃ遅い、今夜にも掃除しなくちゃ。
でも、僕自身、股間の指からドロドロが漏れ出してたので、急いでシャワーに入った。「そっちは大丈夫、カレン?」と声をかけた。
「全然、ダメ! あなた、これ、本当にごめんね。立っておしっこするのって面白そうと思っていたけど、でも、トイレ以外のあっちこっちに出ちゃうの! ずっと前から、男っておしっこするとき全然注意しないものなんだなって思っていたけど、本当は、命中させるのが難しいということなのね?」
僕は笑った。声に出して笑っていた。「おしっこするとき、ちゃんとつかんでた?」 僕は片足をシャワー台の上に乗せて、ドロドロがあそこの穴から出やすくさせた。
「もちろん!」
そう言いながらカレンもシャワールームに入ってきた。後ろから手を伸ばして、僕のおっぱいを軽く揉みながら、シャワーの水しぶきの中に入ってきた。
「本当はどういうふうにすべきなの?」
体の中のドロドロは、出し方を教えてもらうか、手助けしてもらわないとできないと分かり、僕は諦め、体を洗おうと、僕のボディウォッシュを取った。妻はそれを僕から奪い、代わりに彼女の女性用ウォッシュをくれた。ああ、そういうことか。
「君のやり方でいいんだよ。出し始めは、狙うのがちょっと難しいけど、その後は大丈夫。さっきの問題は、セックスした直後におしっこをしようとしたせいだよ。あれの後だと、いつも変な方向に出ちゃうものなんだ」
「ちょっと待って。それって、あの『ふたりの男とひとりの女』(
参考)って映画のシーンにあったこと?」
「アハハ。そうだよ。セックスした後は、座っておしっこをすること。次の日の朝でも同じ。じゃあ、今度は僕にあそこの洗い方を教えてくれる?」
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その日の朝、僕はゆっくりと目が覚めた。温かく、ぬくぬくと気持ちいい目覚めだった。妻は、自分の方が背が高いし、ふたりの関係でペニスを持っているのは自分だけなのだからと、スプーン重ね(
参考)の姿勢で眠るときは、彼女の方が大きいスプーンになると言い張った。
僕の腰には彼女の腕がだらりと巻き付いている。それに僕のお尻の頬の間には、非常に固く勃起した彼女のペニス。彼女はまだ目が覚めていないのだけど、少し荒い息遣いをしてて、わずかに腰を前後に動かしていた。僕は僕で少し濡れてきている。
ベッドサイド・テーブルの時計を見た。目覚ましのベルが鳴るまで、もう20分はある。彼女を起こさないようにと、僕はゆっくり掛け布を剥ぎ、彼女の抱擁からすり抜けた。
僕は唇を噛んでぐっと我慢した。前の僕ならこういうふうにして起こされるのを喜んだだろうけど、彼女は僕ではない。でも、どうでもいいさ、何と言っても、僕をエッチな気持ちにして目覚めさせたのは、他ならぬ妻の方なんだから。
僕は、できるだけ優しく、妻の体を仰向けにさせて、掛け布を下まで全部めくった。
何て美しい姿だろう。髪は原始時代の女性ふう(
参考)にワイルドに乱れ、胸の大きなふたつの乳房は、呼吸に合わせて上下に隆起を繰り返す。そして、彼女の巨大なペニス。それが今は固く勃起し、顔の方を指し、平らなお腹にくっつきそうになっている。
僕は昨夜のセックスでちょっとあそこがヒリヒリしていた。だけど、ちきしょう、もっとヤリたくなってる。彼女を揺らさないよう、ゆっくりと動いて、注意深く妻の腰をまたいだ。脚の間に手を伸ばし、彼女の勃起を握って、まっすぐに立たせ、僕のあそこの口へとあてがった。そして、ゆっくりと腰を沈め、中に入れていく。亀頭部が入ったのを感じ、僕は小さくヨガリ声を漏らした。
カレンは眉をしかめて、口を開いたけれど、眠ったまま。僕はゆっくり上下に動き始め、妻の太い一物を徐々に飲み込んでいく。そして、とうとう、最後まで飲みこみ、僕は妻の下腹部の上に座る姿勢になっていた。